fbpx

marketing

2021年08月19日(公開: 2016年06月02日)

SNSで目にする正方形動画「スクエア動画」って何?活用方法を調べてみた

無料:動画広告攻略100のテクニック集

資料をダウンロードする

皆さん、最近SNSで下のような動画を目にしたことはありませんか?

30秒~1分ほどの尺で、ひと動画の中でHowToやニュースなどを紹介する正方形の動画です。

僕らはこの動画を、「スクエア動画」と呼んでいます。

今、ユーザーの動画視聴の方法は大きく変わり始めてます。少し前までは、YouTubeなどの動画サイトで比較的長い尺の動画を視聴することが主流でした。

しかし、さまざまなメディアで動画広告が流れるようになるにつれ、「尺が短く、内容をコンパクトにまとめた動画」が求められるようになっています。

「スクエア動画」は、そうしたニーズにマッチした新しい形の動画です。しかも、従来の動画よりも安い制作費で、ファンや定期発行している情報のリーチを獲得できる可能性を秘めています。

そこで今回は、「スクエア動画」について、既に効果を見せている事例と、企業の活用方法について考えてみようと思います。

「スクエア動画」とは

「スクエア動画」とは縦横比が1:1の正方形の動画のことを言います。縦型動画はスマホの画面全体に動画が表示されるため没入感が高いと言われている反面、SNSのフィード上で流れる際には全表示に限界がありました。

そこでちょうど良いサイズ感でフィード上でも動画を閲覧できると注目され始めたのが、この「スクエア動画」というフォーマットです。

縦型動画普及の背景と現状

そもそも従来動画は「横型」のものが一般的だったのですが、SnapchatやPeriscopeといった縦型動画専用のSNSが普及して以降、多くのプラットフォームで「縦型動画」が取り入れられることとなりました。

いちいちスマホを横に持ちかえる必要もないため、観ている人が片手で視聴でき、場所を選ばないという点でも多くの人から支持を集めていたのです。

またTwitterやFacebookのフィード上に流れてきた動画をワンクリックでスマホ画面のサイズに切り替えスムーズに再生できるという点でもSNSとの相性は抜群です。

もちろんこの普及により、今や多くのプラットフォーム上で「縦型動画」が採用されるようになり、それに合わせて広告、ECサイト、企業のキャンペーン、MV/PVの分野でも企業も率先して「縦型」フォーマットへシフトしてきました。

スクエア動画の流行と展望

しかしここ数年は、新たに「スクエア(正方形)動画」がメディアにおいて増え始めている様子。もともとはVineやInstagramが先行して導入していました。

この背景には、SNSフィード上での画面占有率が高い「スクエア動画」がより「目立つ」という特質があります。この目に飛び込むインパクトがユーザーを動画に引けつける秘密だと言われています。

またフィード上で視聴を完結することができるため、再生ボタンをわざわざ押して動画を再生する必要もありません。

Facebookが企業向けに「スクエア動画」の採用を勧めていることもあり、SNSで視聴率を獲得したい企業は、今後「スクエア動画」を採用していくでしょう。

スクエア動画の活用事例

「スクエア動画」は今後もっと幅広い業界で活用されていくことが予想されます。

特に、ユーザーの認知やファンの獲得、定期的な情報発信の効率化などを図りたい企業にとっては魅力的なコンテンツかもしれません。

SNSで見かける一般的な「スクエア動画」を見ると、以下が共通点のようです。

・動画視聴の獲得率がとても高い
・動画の尺が短い(長くても1分弱ほど)
・「早回し」や「スライドショー」のような構成
・プレゼンテーションのような結論を先に出す構成

つまり、このSNSフィード上で目に留まりやすい「スクエア動画」をうまく使い分けることで、企業は多くの利益を得られるのです。

ある実験では、企業が「スクエア動画」をFacebookに投稿して得られる一定のエンゲージメントに対するコストは、横型に比べ7.5%少なく、Instagramだと33%少ないという結果が出ています(参照:”Square vs. Landscape Video – $1.5K Worth of Experiments: Here’s How They Compare“, Buffer Social)。

そこで具体的に他にどんな活用方法があるか、考えてみました。

プレスリリース

例えば、定期的にプレスリリースを出している企業の場合、文字ベースでも良いので「スクエア動画」で発信するとより効率的にステークホルダーからの認知を得ることができそうですよね。

プレスリリースは、もともと情報をダイジェスト的に要約していることが殆どなので、「スクエア動画」にしやすいとも言えるでしょう。

商品/サービス紹介

商品やサービスを短い動画にまとめ、SNSのフィード上で目に留まりやすいスクエア型にすることで高いエンゲージメントを獲得することも期待できます。

「スクエア動画」はコンパクトにまとめられていることがほとんどですので、その製品の特徴を文字と写真を用いて動画にすることで、見た人がより利用イメージをしやすいようなコンテンツを配信することも可能になるでしょう。

まとめ

「スクエア動画」は成功事例も出てきているものの、本当に“これから“の動画手法です。実際、メディアではなく企業での活用は、まだまだ目にする機会は少ないですよね?

逆にいえば、今こそ「スクエア動画」を始める絶好の機会かもしれません。その際、まずは低コストで作れる自社情報やプレスリリースの「スクエア動画」から始めるのがオススメです。

他社との差別化も含め、認知やファン獲得、情報発信の効率化に取り組みたい方は検討してみてはいかがでしょうか。

動画は商品やサービスの紹介、企業のPR、採用活動、サイト運営など、さまざまな目的で利用されています。企業で実際に利用されている動画の事例について知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

企業における動画コンテンツの活用事例

リチカ クラウドスタジオはマーケティングに特化した、動画クラウドサービスです。

誰でもかんたんに、動画広告や動画コンテンツをつくれます。 広告・メディア業種で2年連続シェアNo.1を獲得。(*1)大手企業や広告代理店、制作会社を中心に、400社以上に導入されています。

1本あたり数千円、最短数分で動画広告が作り放題
・クリエイティブ動画広告が制作可能
YahooやFacebookの公認パートナー、専門ノウハウがフォーマットに凝縮

まずは、無料トライアルでリチカ クラウドスタジオを体験してみませんか?


3分でわかる資料をダウンロードする

*1「法人向け動画自動生成・配信ソフト市場の現状と展望 2020年度版」2019年度、2020年度見込https://mic-r.co.jp/mr/01930/

この記事をシェア