• 2017/10/11

動画メディアの代名詞「NowThis」を傘下にもつグループ・ナイン・メディアとは?

海外で動画メディアが成功している事例はなにか、といわれて真っ先に話にあがる企業の一つが、 分散型動画メディアの代名詞でもあるNowThis(ナウディス)を運営するグループ・ナイン・メディア(Group Nine Media)でしょう。しかし、グループ・ナイン・メディアといわれてもピンと来ない方も多いはず。ソーシャル時代を代表するメディア企業、グループ・ナイン・メディアについて調べてみました。
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4つの巨大ソーシャルメディアが傘下

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グループ・ナイン・メディアは2016年に4つのメディアによって設立された持株会社です。ディスカバリー・コミュニケーションズが運営する「Seeker(シーカー)」、デジタルライフスタイルメディアの「Thrillist(スリリスト)」、「NowThis News(ナウディス ニュース)」、アニマルバイラルメディアの「The dodo(ザ・ドードー)」を傘下にもつ大手デジタルメディアの一つです。また余談ですがナウディス、ザ・ドードー、スリリストの創業者は家族(それぞれ父・姉・弟の構成)というのも注目が集まる理由の一つです。また、米Techcrunchの記事によると2017年5月には月間1.1億のエンゲージメント(いいねやシェアなど何らかの行動が発生したこと)を獲得、Facebookとも提携しているトップパブリッシャーです。
 

それぞれのメディアの特徴

Thrillist(スリリスト)

Thrillist(スリリスト)はデジタルライフスタイルメディアです。自社メディア、Facebook、Twitter、Instagram、Youtube(Youtubeは更新少なめ)でグルメやトラベルなどを中心としたコンテンツを発信しています。
 
Facebook


・動画コンテンツは1日3本程度
・数万再生〜多いものは6000万再生
・コンテンツは主にグルメ、お酒、旅行
・プレイリストがわかりやすくまとめてあるのでオススメ
Instagram
・インスタは写真がメイン
・動画はほぼ加工せずorシネマグラフ的なものが多い
Twitter
・TwitterはFacebookと同じ投稿
 

NowThis(ナウディス)

分散型動画メディアの代名詞でもあるNowThis News(ナウディスニュース)は、自社サイトを持たないニュースメディアです。(正確には自社サイトもありますがコンテンツはありません。ただTOPの動画がめちゃくちゃかっこいいのでぜひ見てください)本家NowThis Newsを軸にお酒に特化したNowThis Boozeなど、切り口を別にFacebookをはじめとしたメディアを展開しており、月間25億再生以上、1日に50万時間以上視聴されています。
Facebook

・1日に11動画投稿
・本家NowThis Newsはその名の通りニュース系が多い
・政治家や著名人との特集コンテンツなども(プレイリストにまとめてあります)
・NowThis Boozeはカクテルレシピを掲載
他SNSもチューニングはありますが同様にコンテンツを発信しています。InstagramTwitterYoutubeSnapchat(Youtubeはオリジナルコンテンツが多め)
 

the dodo(ザ・ドードー)

the dodoはデジタルメディアにおけるNo.1ペット・動物メディアです。月間20億再生Webサイトには月間1,000UU以上のアクセスがあります。
Facebook

・1日10投稿前後
・多くはユーザーから集めた動画
動物動画はついついみちゃいますよね。。コンテンツ的にもシェアされやすい+ユーザーからコンテンツを集める仕組みさえできればコンテンツ作成しやすいこともあり他SNSも活発です。
YoutubeTwitterInstagramSnapchat
 

Seeker(シーカー)

最後に米国メディア大手、ディスカバリー・コミュニケーションズが運営するテック・サイエンス系メディアのSeeker(シーカー)。ディスカバリー・コミュニケーションズはグループ・ナイン・メディアに1億ドル(約100億円)の資金提供も行なっています。月間1億再生、またYoutubeに強くチャンネル登録数は270万人以上の動画メディアです。
Facebook

・動画は1日3,4本程度
・テキストコンテンツも多め
・宇宙や自然科学コンテンツが豊富
YoutubeTwitterInstagramは更新してない)
 

さらなる拡大、TVへの進出も

日本国内ではまだまだ情報が少ないですが、Thrillist(スリリスト)のCEOのベン・レーラーは米DIGIDAYのポッドキャストプログラムでTV広告への進出も示唆しており、動画メディアにおいてますます目が話せない企業の一つですね。
国内ではまだまだ導入が少ないFacebookのミッドロール広告にも対応している企業が多々あり、動画メディアでは数歩先に進んでいるアメリカ。特にデジタルメディア大手であるグループ・ナイン・メディア(Group Nine Media)について研究することは、国内での動画マーケティングの未来を研究することでもあるのではないかと思います。今後も定期的に追いかけていきます。動画マーケティング、メディア運営の参考になれば幸いです。

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