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2021年04月16日(公開: 2015年10月13日)

【事例】実写とアニメーション、それぞれの特性から見る動画の使い分け

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動画コンテンツが普及してきた昨今、様々なメディアやデバイスで動画コンテンツを目にする機会が増えてきました。特にスマホとSNSの普及が後押しし、移動中にも動画コンテンツを楽しめることが想定される時代となってきています。

最近では様々な企業が動画制作に力を入れており、企業のプロモーション動画をオンライン上で見かけることは、もはや日常茶飯事であるはずです。そのような動画は種類、形式、時間などがそれぞれ異なり、動画の多様化も進んでいることがうかがえます。

動画は、大きく「実写」と「アニメーション」の2つに分けられます。

動画を配信する企業は、この「実写」と「アニメーション」をどのように使い分けているのでしょうか?

この使い分けを理解するためにはそれぞれのメリット、デメリットを知っておく必要があるでしょう。そこで今回は、「実写」動画と「アニメーション」動画それぞれの特性について、事例も合わせてご紹介します。

アニメーションのメリット

エンタメ性が高く、親しみやすい

アニメーション動画には、不思議な親しみやすさにあります。実写の場合、タレントの起用や撮影場所によって与える印象が大きく変わってきますが、アニメーションの場合はもっと手軽です。抽象化されたキャラクターや、ポップな効果音を使えば、親近感のわく動画が手軽に作れます。

また、あなたの会社のターゲットとするペルソナ像にそったキャラクター性をしっかりと持たせることができれば、見てもらいたい人に最適に情報を届けることができますし、キャストに左右されずに万人受けする動画を作ることができます。

キャスティング・撮影が不要なので工程が短縮

ほとんどの場合カメラを使う必要がないので「撮影」という工程自体を省くことができます。手の込んだモーションやCGを使わない限り、実写よりも安価に作ることが可能です。また、いわゆる「出演料」も発生しないので、その分コストを他のところに回すことが可能です。

実写では不可能なこともでき、表現が多彩に

これがアニメーション動画の最大のメリットだと考えますが、実写じゃないからこそ、表現できないことを表現することができます。わかりづらいサービス概要や、今後目指していきたいビジョンなども、アニメーションを使用することで多彩なアプローチが可能です。

アニメーションのデメリット

一つ間違えれば「よくある」感じに

アニメーションで難しいのは、動きやストーリー構成です。最近だとアニメーション動画自体が認知されてきていることあり、ピクトグラムや簡易アニメーションを使ったものはどうしても「よくある」感じになってしまいがちです。動きやストーリー、音楽などの使い方に気をつけましょう。

デザインに大きく起因

実写動画のクオリティががカメラマンやキャストに影響するように、アニメーションの場合はそのクオリティがイラストレーターやアニメーターに大きく起因します。好みのクリエイターを選ぶ、もしくは信頼できる会社に依頼する、ことが大切でもあります。

実写のメリット

リアリティを演出し、より身近に表現できる

キャスティングがはまれば、視聴者にとってより身近な表現をすることが可能です。また、人が出演することによって視聴者の抵抗感をなくし、親近感や信頼性は向上します。また当然ではありますが、アニメーションに比べてリアリティは増します。

「体験」を共有しやすい

「お客様の声」や「開発者の声」、また風景やイベントなど、実写動画は「体験」を共有しやすい性質があります。リアリティさが必要な場合は、断然実写を選んだ方が良いと言えます。

実写のデメリット

撮影までのやりとりが大変

当たり前といえば当たり前なのですが、キャストが増えれば増えるほど、やりとりは大変になってきますし、コストも嵩んできます。また、万が一撮影をし忘れたカットがあれば、もう一度撮影を行う必要が出てきます。

撮影技術に起因する

撮影作業は思っている以上に大変なことが多いです。大規模なロケでなくとも、撮影作業が照明や天候、カメラ、演技に左右されやすいと言えます。クオリティの低い撮影は、帰ってマイナスブランディングになる可能性もあるため注意が必要です。

アニメーション動画の事例

LinkedIn

LinkedInが新機能の紹介をした時のアニメーション動画です。人がキャラクターとして描かれ、カラフルでダイナミックな表現を用いて分かりやすく説明しています。

Denny’s

Denny’sがシリーズ化している3Dキャラクターの動画です。毎回物語になっており、企画するキャンペーンを面白おかしく紹介しています。3Dなので、アニメではあるもののまるで本物のように見せる効果があります。

Uber Hong Kong

Uber Hong Kongの香港でのUber使用率を説明するインフォグラフィック型のアニメーション動画です。軽快な音楽と単調でシンプルなアニメーションで、一見難しそうに思える数字やデータも分かりやすく説明されているのが特徴です。

Evaluations Credit Union

アメリカのメンバー制の生活支援組織のノウハウ紹介動画です。ホワイトボードに実際に絵を描いているかのように見せる動画スタイルで、切り替わっていく一つ一つのシーンが目立ち、見ているだけで自然と内容が入ってきます。

まとめ

最近は「バズり動画」という言葉を聞くこともあるように、とにかくインパクトのある動画を取ることが正しいと思われがちかもしれませんが、動画の種類はそのコンテンツ配信者の意図、目的によって異なります。

それぞれが違う効果を持っているため、一概にどちらの動画形式が良いのかは断定できません。したがって、動画コンテンツの導入を検討する際には、あなたがその動画で「何を達成したいのか」を意識して決めてみると正しい道筋が見分けられるでしょう。

動画は商品やサービスの紹介、企業のPR、採用活動、サイト運営など、さまざまな目的で利用されています。企業で実際に利用されている動画の事例について知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

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