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「コストを抑え、ユーザーの動画ニーズに応える」ー障がい者向けメディア運営における動画活用戦略とは?

株式会社ゼネラルパートナーズ

佐藤様

障がいのある方に向けたライフスタイルメディア「Media116(メディアイチイチロク)」の記事の要約動画をRICHKAで制作されている、株式会社ゼネラルパートナーズ様。動画導入にあたり課題であった低コストでの動画制作がRICHKA導入で解消されただけでなく、読者層へのメリットも発見されたという。自社サイトへの流入増加を実感している動画配信について、ブランディング統括局 局長の佐藤氏にお話を伺いました。

「社会問題の解決」を起点に事業・サービスを運営する企業。障がい者向けの総合就職・転職サービスは、研修や就労移行支援事業も含む。正しい理解の促進と「知らない」の解消を通して、差別や偏見をなくす事業も展開している。「Media116」に加えて、障がい者に関する調査・研究・レポートを発信する「障がい者総合研究所」、ダイバーシティに関する基礎知識や、企業インタビュー、海外・国内の最新ニュースを発信する「PINGUINC.(ピングインク)」を運営する。

RICHKAは、動画内部制作の限界を解消してくれる

−まずは、RICHKA導入の経緯についてお聞かせください。

RICHKA導入前から、すでに動画広告が注目を集めていることは知っていました。弊社でも動画導入の重要性については認識していましたが、社内リソースがないことや外注のハードルもあり、動画制作には限界があると感じていました。

というのも、私自身が動画コンテンツで費用対効果を出すことの難しさを前職ですでに経験していたからで、コストのかさむ動画広告の外部発注には予算を割きたくありませんでした。それだったら、記事を動画化する方がコストが削減できるとも思っていました。ただ内部では動画を作れないので、その点にジレンマというか限界を感じていました。

ちょうどその時期にFacebook広告でRICHKAの広告を発見し、「なんとか内製で動画を作れないか」というニーズに対してRICHKAが適任だったことが、RICHKA導入のきっかけです。

RICHKA動画導入後、すぐに検索結果1位を獲得

−実際導入してみてどうでしたか?

Media116では、RICHKAで作成した15秒動画を、記事の冒頭に表示しています。記事に関心を持ってもらうための導入として、各記事の主旨をまとめた動画です。「文字だけの記事よりも冒頭に動画を入れた記事の方がSEO的に良い」と言われており、実際にMedia116も、動画を導入したことで動画検索で上位を獲得することができました。

例えば、「ヘルプマーク」についての記事は、導入後数週間で1位と3位になり、「障害者手帳」についても、各記事が1位、4位、5位になりました。

「障がい」というメディアコンテンツの中ではニッチなジャンルを扱っているということにも起因するとは思いますが、「こんなに簡単に結果が目に見えるんだ」と驚いたと同時に、逆に、「他にこういう取り組みがされていなかったんだな」という発見にもつながりました。

−RICHKAの利用シーン運用体制についてお聞かせください。

現状、記事や動画を作っていく体制がまだ整っていないため、修正を何度も繰り返していくことは、大きな負荷になります。その点RICHKAは、ライターが記事の執筆と同じタイミングで動画を作成することを可能にしてくれました。極論、「今日記事ができて、今日動画とともにその記事を公開する」ことも出来るようになるためスピード感があります。

動画を導入したばかりの頃は、とにかく公開済みのよく読まれている記事を動画にしていこうと、RICHKAを使用していました。弊社では法定雇用率にカウントされない範囲でも障がい者を雇用しているため、社内で短時間で働く障がいのある社員4,5人にも業務を依頼して、RICHKAを使ってもらっていたんです。研修期間にRICHKAを使って動画制作してみる取り組みもしました。

佐藤氏

SEOを強めたい記事の動画化作業を終えてからは、新しい記事作成と同時に要約動画も作成するようになりました。記事を作成するライターが、同時にRICHKAで動画を制作しています。例えば、取材の際にスマホで撮った素材を使って高クオリティの動画を制作したことがあり、そのまま取材記事に掲載し配信することができました。

RICHKAでの動画制作作業に特段の大変さを感じることはありません。画像の編集やテロップの挿入についてもライターから再度質問をされたことは一度も無く、経験がなくても簡単に動画が制作できるという証だと思います。

RICHKAの動画を、メディアのSEO施策に

−RICHKAの動画制作で気をつけていることはなんですか。

SEOです。Media116は、障がいのある方に有用な情報を提供することと、同時に事業の潜在顧客を増やす役割も担っています。そうすると、やはりSEOが大切になってきます。

例えば、「障害者手帳」というフレーズは、障がい者やその周りの方々の関心が高いので、積極的に記事に取り入れています。つまり、検索上位をとりたいキーワードとして採用しているということになります。SEOについては細部まで注意を払っているので、RICHKAで作成する動画にもSEOへの高い意識は反映されるように気をつけています。

今後の動画検索ニーズに対する手ごたえを感じた

−継続して利用しようと思った理由はなんですか。

まず、動画の検索順位など、目に見える結果がすぐに出たので、RICHKA継続利用の契約を行いました。ソーシャルからの流入が増えていることは事実で、動画の導入が直接の要因なのかは確認できていませんが、動画採用の影響がプラスに表れているのだと分析しています。

検索結果では、動画導入後すぐに上位表示されるようになりました。ただし、総合検索タブでは広告に負けてしまうワードでも、動画タブでは上位に表示されます。この点からも、Media116はこれまで他に誰もやっていなかった手法に先駆的に取り組んでいると捉えています。そして、それを可能にしてくれているのがRICHKAだと思うので、これからも積極的にRICHKAで動画を作成していきたいと思っています。

−これからRICHKAをどのように活用していきますか。

2018年11月に立ち上げた「PINGUINC.」でも動画導入を始めました。こちらのサイトでは、大学生や転職希望者もターゲットに含めて、ダイバーシティ経営に取り組んでいる企業を紹介しています。

当サイトでもインタビュー記事などを動画にしたところ、取材先に喜ばれるということが分かりました。取材をされる側にとっては、RICHKAの動画に音源が必要ない点もメリットかもしれません。音声がいらないので、(写真や映像を)撮られる側のハードルも下がります

また、動画は視聴者に臨場感を与えると考えています。「本当に行って、聞いて、そして書かれた記事なんだな」と、記事の読者からの信用も獲得できるのではないでしょうか。そして、その効果として、他の記事や他のメディアとの差別化ができると思います。

RICHKAを使うことで、社内だけでなく弊社メディアのユーザーや取材先、クライアントなどの社外にとってもメリットが生まれるので、そうした利点を活用していきたいと思います。

佐藤様ありがとうございました。

:障害者雇用促進法によって義務付けられた、障がい者雇用の割合のこと。週20時間未満の雇用は、障がい者雇用として法定雇用率にカウントされない。

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