2019/06/12
株式会社ベアーズ
倉持様、堀様
家事代行サービスを中心に事業を展開する株式会社ベアーズ。今年で創業20年を迎えます。創業当時のアナログな社風から一転、サービスのIT化を次々に進めています。「家事代行を日本に根付かせたい」そんな想いで活動を行うベアーズが挑む、SNSを軸とした動画活用戦略について伺いました。
結論から言うと、「家事代行」を多くの人に知ってもらうためにSNSで発信力の強化を進めることになったことがきっかけです。これまで日本であまり馴染みのなかった家事代行サービスに対して、行政の介入や働き方改革、女性の社会進出をトピックにしたメディアの影響もあり、ここ最近は注目が高まっています。とはいえ、まだ多くの人々にとって利用障壁が大きいのが実情。そこを打開して、より身近なものとして興味を持ってもらいたい。そこで、SNSの強化を図ることにしたんです。
インターネットもスマホも普及した今の30代は、ネットリテラシーがとても高い。情報はスマホで収集し、サービスの申し込み手続きなども「スマホでできる」ことを重視しています。弊社でもスマホでの利用手続きを可能にするなど、改善を進めてきました。今でこそ、SNS運用担当者を設けてPDCAを回しながら運用していますが、以前までは、誰か手が空いた人に投稿してもらう程度で、戦略的な運用がまったくできていなかったんです。なかでも、SNSに投稿するようなライトな動画作成はやったことがなかったため、新しいチャレンジとして導入することにしました。
まず、何よりも簡単に作れたのがすごくよかったです。導入直後に、エアコンキャンペーンの動画を作ってみたんです。普段、広告を出す際にはA/Bテストをすることがあるのですが、複数のサンプルを作って比較することは静止画でもかなり手間がかかります。しかしRICHKAを使うと動画でのA/Bテストがすぐにできました。
それによって、
「どちらの文章がお客様により刺さったのか?」
「どちらのほうがコンバージョンが高いのか」
そういった調査用のサンプルを簡単に作れたのが非常に良かったですね。しかも、最近では弊社専用のオリジナルフォーマットを作っていただいたことに、とても感謝しています。フォーマットでの作成も比較的簡単だったので、これまでよりも投稿回数を増やすことができました。そして、一番良かったのは広告への反応率が明らかに変わったことです。いつも、キャンペーン前には必ず告知をしているのですが、これまで静止画だったものを動画にしたことでエンゲージメントが上がり、リーチする幅も広がりました。Twitterでのエンゲージメントは静止画と比べて約1.5倍、Facebookではリーチ数が約1.7倍に伸びたんです。
主にFacebook、Twitterと、Instagramのストーリーズ機能でRICHKAの動画を上げています。うちでは基本的にクリエイティブチームのほうで動画制作をするんですが、以前から「自分でも簡単に動画が作れたらいいなぁ」と思っていました。というのも、うちの会社は急な案件が多いんです。たとえば「急遽テレビ決まりました」とか、「提携が始まります」とか。そうすると、「じゃあテレビに出るからキャンペーンをやろう」ということになるんですが、そういった案件が発生するたびに、チームにはすごく負担をかけていました。しかし、RICHKAは制作部門の人じゃなくても動画が作れます。最近では私が制作をしているんです。私は主にキャンペーンの「企画」をする人間なので、セールスもクリエイティブも別なんですが、これはすごく便利だなと思っていますね。
これからですが、ただ動画を制作するだけじゃなく、会社をブランディングするような活用をしなければと思っています。今はキャンペーンのとりあえずのお知らせとして動画制作をしているのですが、動画はブランディングもできます。「ベアーズレディにはこんな人がいるんですよ」とか、「こんな思いで会社をやっています」とか。それこそ、“家事技” を使ってベアーズらしさを発信していくんです。なので、直接な売り上げに関わるコンバージョンを狙ってではなく、魅力を感じてもらえるような動画発信をやっていきたいなと思っています。RICHKAは簡単に作れるので、本当に何でもアリなんだなって思うんですよ。そもそもベアーズの内部はあまり知られていないので、サービスや研修風景、スタッフの紹介、さらにはマンスリーアワードという月次総会なども露出させていくことで、少しずつイメージをつけていきたいです。あとは、お客様から届いた感謝のメッセージで、一番感動的なものを毎月1回表彰しているんですが、そういったものも出していきたいですね。
やっぱり動画に可能性を感じたことです。最初はトライアルだったんですが、動画ではいろいろなことができるので、社内でもキャンペーンだけではなく、もっとコンテンツとして発信することで、ユーザーやファンをつけていきたいと思っています。「ベアーズ」という名前が出ていなくても、ベアーズだとわかってもらえるようにしたい。サイトや看板、独特なキャラクターなど、それらでベアーズの色を完全にすり込む。これは地道な作業なので動画で継続的に行うことが必要なんです。
背中を押すという意味で、一番はやはり、本当に誰でも使えるツールだということです。驚くほど簡単に動画制作ができるので、インターンで来てる学生に作らせようかなと思っているくらいです。社内でも先日、他部署の人事に紹介しました。新しいマーケティングツールを導入するのって、けっこう大変なんですよね。事業会社の場合は、部署異動で新しいツールを使わなければならない場面に出くわすと、「ついていけない」という状況に陥ることがザラにあります。しかし、RICHKAは1時間も触れば、すぐに概要がつかめる。あとは作り始めてしまえばいい。PDCAを回せばさらに良いものが作れます。あとは、本当にカスタマーサクセスが優秀だと感じますね。十分なサポート体制があるおかげで、私たちも継続することができていると思います。こちらが作りたいものなど、要望もちゃんと聞いて、開発を進めてくださっています。そういう深いコミュニケーションがあるのもRICHKAの良いところだと思います。
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