2022/12/09
株式会社アーバンリサーチ
弊社リチカは、ECや広告・SNSなど、株式会社アーバンリサーチ様の動画クリエイティブ制作を全面支援しています。特にECの商品ページに埋め込む動画においては、既存の人員のまま1ヶ月あたりの動画制作本数を150→200本へ押し上げることに成功し、購入率UPに貢献しています。
コロナ禍におけるライブコマースの普及や、SNSにおける縦長ショート動画の広がりを受け、弊社デザインチームも2021年から本格的に動画活用に取り組みはじめています。特にECにおいては「商品ぺージ内の動画を再生したユーザーは購入率が約3倍高い」というデータが既に出ていたこともあり、商品ぺージにどんどん動画を埋め込んでいきたいと考えていました。しかし、商品の種類が多いことから社内の制作体制が追いついていないという課題がありました。
弊社のデザインチームは店舗・EC担当あわせて40名ほど在籍しており、クリエイティブを内製できる環境はもとからありました。しかしそのうち動画担当は5名しかおらず、彼らは洗練されたイメージ動画を作ることに長けたクリエイターだったんです。
商品ページへ埋め込む動画は、いい機材を用いて専任クリエイターががっつり編集して作り込むことよりも、「このスカート、自分の身長だとどういう丈感かな」「このカバン、A4のファイル入るかな」というお客様のニーズに応えるコンテンツかどうかが重要です。そのため理想は、フォトグラファーやささげ(ECの商品ぺージ作成における採寸・撮影・原稿業務)を担うスタッフが、通常業務の合間にサクッと動画編集できる状態を作ることでした。
また、マーケティング用途の動画を作るノウハウも社内にはなかったので、その点もサポートしてもらいたいという思いがありました。
リチカさんのことは「このクラウドサービス、うちのデザインチームにピッタリじゃないですか?」と同僚から紹介されて初めて知りました。まさに弊社が抱えていた課題を解決できるサービスだと思いましたし、なにより実際の管理画面を見せてもらったときに「これならうちのスタッフも間違いなく活用できるだろう」と感じたので、導入を決めました。
新しくツールを導入する際に僕がもっとも重視するのは、管理画面のUIなんですよ。いくらメジャーなツールであったとしても、スタッフが使いこなせるイメージが湧かないものは導入しません。直感的に使えるものが理想です。そのためいつもは4〜5社の管理画面を見比べてじっくり比較検討することが多いんですが、リチカさんの場合、シンプルで迷わせないUIが非常によかったので、他の類似サービスと比較検討することなく即決しましたね。
・ターゲット整理
・KPI設計
・数値分析
・クリエイティブ企画提案
・クリエイティブ制作代行
・他社事例やトレンド情報の提供
・「リチカ クラウドスタジオ」の提供 など
リチカさんにはECの商品ぺージ埋め込み用動画を筆頭に、広告用の動画、SNSのオーガニック投稿用の動画など、動画クリエイティブ全般を支援いただいています。
特にEC用の動画については、リチカさんから「こんな動画がいいと思います」と構成案を提案してもらい、弊社から必要な素材を提供して、リチカさん側で編集してもらう……という制作フローも組んでいます。その結果を定量的に振り返りながら次の構成案を提案してもらう、というPDCAのサイクルを一緒に回していますね。
以下の動画は実際にリチカさんに企画・制作してもらったものです。
・月間動画制作本数が150→200本にUP
・購入数1.5倍のクリエイティブも発生
リチカさんのおかげで、動画クリエイターではないスタッフも動画編集できるようになり、動画制作に20名ほど携われるような状態を作れました。その結果、以前はEC用動画を毎月150本前後しか制作できていませんでしたが、最近は200本近く作れるようになってきています。それにリチカさんが制作してくださった動画はテロップや効果まで丁寧に編集されているため、クオリティを上げながら制作本数を増やすことができていますね。
弊社内で作った動画と、リチカさんに企画・制作いただいた動画を比べてみたところ、後者のほうが購入数が1.5倍前後多いケースがたびたびありました。「このスカートはどれくらいウエストのゴムが伸びるんだろう」といったお客様のニーズに応えるポイントを15〜20秒という短い尺にまとめていただいているところが、お客様にも刺さっているのではないかと思います。
また、社内だけで制作しているとついアイデアが凝り固まってしまいがちですが、リチカさんから「こんな構成がいいのではないか」とさまざまな提案をいただくことによって、とても視野が広がりました。よりよいクリエイティブを目指し、PDCAを回せる状態が作れていると感じています。
弊社のように、EC商品ページやSNSオーガニック投稿におけるクリエイティブの内製化を加速させたい企業、あるいはまだ内製化できていない企業にとって、「リチカ」はうってつけのサービスだと思います。
コロナ禍でよりスピードが求められているECにおいて、クリエイティブの内製化は欠かせません。自社の商品をよく理解しているスタッフが「作りたい」と思ったときにすぐ制作を進められるほうが、クオリティもスピードも担保できますよね。弊社も引き続き「リチカ クラウドスタジオ」を活用しながら、内製化を強化していきたいと考えています。
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