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瞬く間に進化するクリエイティブのトレンドをつかみ、お客様への提案の質を最大化する裏側とは?

株式会社プリンシプル

様々な企業のマーケティングDXのパートナーとしてデータに基づいたロジカルな戦略立案を行い、戦略をフェーズ別の具体的な行動に落とし込むことを得意とする株式会社プリンシプル。ですが、その強みを活かすためのクリエイティブの提案体制には課題を抱えていました。この状況下で、どのように体制を構築し、クリエイティブのサービス化を実現できたのでしょうか。

株式会社プリンシプル(https://www.principle-c.com/)は、コンサルティング、テクノロジー、デジタルマーケティング施策実行まで一気通貫で提供するマーケティングDXパートナーです。「データに基づくアクション」と「ビジネス成果の創出」を重視し、お客様の課題解決に取り組んでいます。

プリンシプル社の事業内容、上山様の業務内容

私はWEB広告コンサルタントとして、広告の戦略設計および出稿を担当しております。プリンシプル全体としては、WEB広告に留まらず、デジタルマーケティング課題の解決も支援しています。具体的には、SEOやGA4を活用した解析、またTableauやLooker Studioをクライアントごとにカスタマイズ導入など、データを活用したマーケティング支援を得意とする会社です。

所属部署ではコンサルタントが複数名在籍し、部内にクリエイティブチームも組織しています。広告クリエイティブのノウハウ蓄積や質の向上、事例共有、プリンシプルならではのクリエイティブのサービス化という領域を先駆的に行っております。

プリンシプル様の強みや、お客様から選ばれている理由

  • ・一気通貫した支援体制と専門性の高さ
  • ・高い顧客満足度と信頼性

弊社の最大の強みは、データを活用して具体的なアクションにつなげる一貫した支援を提供できる点にあります。WEB集客から解析、DX推進、効果計測の基盤構築に至るまで、各分野の専門部署が連携し、柔軟な支援体制を実現しています。たとえば、SEOコンサルティングからスタートしたお客様に対して、アナリティクスの実装支援やWEB広告運用支援に至るまで継続的にお手伝いするケースも数多くあります。

また、弊社はデータに基づいた分析と戦略提案に優れており、この点が多くのお客様に選ばれる理由の一つでもあります。さらに、各分野に精通したスペシャリストが揃っており、プロジェクトごとに最適なチームを編成することで、顧客の課題に的確かつ柔軟に対応しています。

この姿勢は、顧客満足度調査の結果にも表れています。「コミュニケーションの満足度」で82%の方から「満足」または「大満足」との評価をいただき、「チームでの対応力」や「課題解決への協力体制」といった点にも高い評価を得ています。信頼されるパートナーとして、お客様との長期的な関係を築いています。

リチカのサービスを検討したきっかけと当時の課題

  • ・外注コスト増
  • ・クリエイティブ制作ニーズの増加による競争の激化

きっかけは、広告運用においてクリエイティブ制作のニーズが増加し、それが必須となるお客様が多くなったことです。弊社は元々データ分析を起源としていたこともあり、変化の早いクリエイティブ領域においては、あまりトレンドに追いついていない状態でした。このような背景からもクリエイティブ制作機能やサービスを整備する必要があり、制作面ではコストの部分が課題でした。

また、お客様のマーケティング活動においても従来のリスティング広告から、ディスプレイやSNSなどのクリエイティブを活用する手法のニーズが拡大し、他代理店でもクリエイティブ専属の部隊を作っていたり、運用料金内に制作費も含めていたりなど、業界の競争がかなり激化していると感じ、対応策として導入を検討しました。

デザイン会社に外注した場合の課題

デザイン会社にバナー制作を依頼すると1枚あたり約2~4万円の費用がかかり、リサイズにも追加費用が発生します。また、デザイン自体は優れていても、訴求軸やCTA配置などのニュアンスがコミュニケーションの中で伝わりにくく、修正回数が増えることでデザイナーさんにも負担がかかったり、場合によっては追加費用となってしまい、品質はとても高い一方で、コスト面が課題でした。

導入の決め手

導入の決め手は、費用を抑えながら大量に制作できる点と、フォーマット化によって制作経験がないメンバーでも簡単に作成できる点です。また、定例会やSlackでの迅速なサポートがあり、相談や質問への対応が非常に助かっています。

導入後の変化

  • ・Editor:クリエイティブを可視化した提案が可能に
  • ・AiDist:ユーザーごとに最適化されたクリエイティブ制作が可能に

Editor*1とAiDist*2を活用し、従来のノウハウと組み合わせることで、プリンシプル独自のクリエイティブサービスを考案いたしました。それらの提案を仕組み化することで、お客様に最適なソリューションを提供しているため、EditorとAiDistは不可欠な存在となっています。

AiDistは、新規のお客様や既存のお客様の中でクリエイティブに課題を持つ方々に提供することが多いです。ユーザーをファネルに合わせて設計し、ターゲット設計からペルソナ作成、コピーの量産、選定、バナー化までを戦略的に支援し、ユーザーごとに最適化されたクリエイティブ制作を可能にしています。

Editorは、動画広告を検討している新規のお客様や、成果が上がらなかった既存のお客様に提供しています。Editorを活用することで、クリエイティブイメージを可視化した提案が可能になりました。

さらに、新規のご提案の際にも活用しており、WEB広告運用、クリエイティブ運用に課題を感じられているお客様のそれぞれのお悩みに寄り添えるよう、ご提案機会を大切にしております。広告クリエイティブを作成するにあたり戦略的なペルソナの作成やコピー案の生成、クリエイティブイメージを初回は無償でご提供しております(実施キャンペーンごとに変動の可能性がございます)。

*1:リチカクラウド内でバナー/企画を担う広告制作機能
*2:リチカクラウド内でリサーチ/企画を担うAIアシスト機能

提案の質が変わった結果、どういう変化があったか

リチカのツールを活用することで、ペルソナの作成やコピー生成、クリエイティブ制作の時間短縮が実現し、アウトプットの品質が格段に上がりました。また、リチカのツールをもとに独自のクリエイティブサービスとしてリリースできたことで、自社のクリエイティブのご提供価値が向上しました。リチカのツールがなければサービス化は困難だったと感じており、時間短縮や効率化以上になくてはならない存在となっています。

既存のお客様への動画提案での変化

リチカのツール導入により、動画制作の時間短縮が実現し、一次成果が不十分でも訴求を変えて迅速に新しいクリエイティブを展開できるようになりました。豊富なフォーマットを活用することで、多様なパターンでの提案が可能になり、制作会社に1本動画を数万円、場合によっては数十万円で制作しても成果が出なかったというお客様の課題も解消できました。成果の良し悪しに関わらず、柔軟に対応できる点が大きな強みとなり、提案の質と効率が向上しました。

今後の展望

今後は、AiDistやEditorを活用し、顧客と密接に連携することで、サービスの質を一層向上させていきたいと考えています。また、マーケティング戦略を基盤としたPDCAフローの確立にも注力します。

具体的には、一度出稿したクリエイティブのペルソナを見直し、再提案を行うことで、効果的な「勝ちパターン」を見つける仕組みを構築することを目指しています。現在は試行錯誤を重ねている段階であり、カスタマーサクセス担当者様の知見を活かしながら、改善を進めております。

 

 

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