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2021年03月25日(公開: 2019年03月20日)
YouTubeのVSEOとは?検索で動画を上位表示する方法を解説
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youtubeに動画を投稿したのに視聴されない、どうすれば自分の動画を見つけてもらえるのかと悩んではいないでしょうか?youtubeに投稿された動画は、VSEO対策をおこなうことでyoutube内の検索で上位表示される可能性が高くなります。
この記事では、VSEOの目的や重要性、youtube内の検索に影響を与える要素、どうすれば検索順位が上がるのかについて詳しく解説していきます。
目次
VSEOとは
VSEOはVideo Search Engine Optimizationの略で、動画検索エンジン最適化という意味になります。
動画検索においていかに上位に表示させるようにするのか最適化することを指し、動画のSEOと言える言葉になります。
現在、Googleで検索した際に、ホームページなどのコンテンツだけではなくYouTube動画も検索結果として表示されるようになっています。
検索結果は検索エンジンも進化を続け、日々変わってしまうということも少なくありません。そのため、検索エンジンに対しての対策が必要になるのです。
VSEOの目的
VSEOには、以下のような目的があります。
- 動画が埋め込まれたページをテキスト検索で上位表示をさせる
- 動画が埋め込まれたページの動画をテキスト検索で上位表示をさせる
- 動画が埋め込まれたページの動画を動画検索で上位表示させる
- YouTubeに投稿した動画をYouTube内の検索で上位表示をさせる
上位表示させたいものがページなのか動画なのかという違いと、Googleなどの検索エンジンで上位表示させたいのかYouTube内で上位表示させたいのかという違いがあります。
YouTubeに動画を投稿し、投稿した動画を多くの人に見てもらいたいと考える場合は、4番目の「YouTubeに投稿した動画をYouTube内の検索で上位表示をさせる」というVSEOをおこなう必要があります。
VSEOの重要性
なぜSEO対策だけではなく、今VSEO対策が重要視されているのかというと、やはり動画の普及率の高さが理由になります。
当り前のようにパソコンやスマホで動画を視聴する時代になり、企業やサービスは動画を用いた広告を利用するようになりました。
動画広告は、静止画に比べるとユーザーの理解力も高く、コンバージョンが高い広告方法です。
ホームページなどに合わせて動画コンテンツを取り入れることで、SEO対策を更に援護することが可能になります。
今後さらに通信速度も改善されれば、より動画が進化することになりVSEOも求められることになるのです。
YouTubeのVSEOに影響する要素
YouTubeのVSEOに影響する要素には、メタデータと質の2種類があります。
視聴者がYouTube内で検索すると、YouTube側はメタデータの情報によって動画の内容を判断し、検索キーワードと関連の強い動画から順番に動画を表示します。また、メタデータを参考にした関連動画も表示されるようになってきます。
再生回数やコメント数なども検索順位に影響する要素であり、再生されやすい動画なのか、コメントされやすい動画なのかといった点も重要です。
YouTubeのメタデータ
YouTubeのメタデータは、以下のようなものになります。
- 動画タイトル
- 説明文
- タグ
- サムネイル
- 字幕
動画タイトル
動画タイトルは、アップロードした動画のタイトルとして表示されるものであり、動画におけるSEOとしては最も大きく反映される部分です。
ここで注意しなければならない点は、動画の中身に合致したものをタイトルにする必要があるということです。なぜならば、内容とかけ離れたタイトルではスパム行為とみなされる可能性があるからです。
説明文
説明文とは、YouTubeにアップロードした日付の下に表示されているもので、視聴者に動画の内容を説明したり、サイトを埋め込むこともできます。説明の序盤に動画タイトルと似た単語・類語などを1,2語入れると、SEOに効果的と言われています。5000字までの入力が可能です。
タグ
タグは、動画に関連しているキーワードのことです。動画の全体像を明確にまとめた、関連があるキーワードをタグとして追加します。10~20個のタグが良いとされていますが、多すぎるとスパム行為とみなされる可能性があるので注意が必要です。
サムネイル
サムネイルとは、動画が候補で表示された時に見える静止画のことです。どのような動画なのかが一目でわかるサムネイルを設定しなければなりません。
字幕
字幕は動画をアップロードするときに投稿者が選択でき、動画内の言葉に合わせて字幕をつけることができます。また、有志による字幕投稿機能なども充実しており、海外ユーザーが多い場合には非常に効果的です。
YouTubeの質
YouTubeの質とは以下のようなものになります。
- 再生時間
- 再生回数
- 平均再生率
- 視聴維持率
- コメント数
- シェア数
- チャンネル登録数
YouTubeにおけるVSEO対策
YouTubeで動画を見つけてもらいたい、YouTubeが視聴されない場合には、以下のようなVSEO対策をおこなうことで改善される可能性があります。
- 検索されやすいキーワードを考える
- タイトルにキーワードを入れる
- 説明文とタグにキーワードを入れる
- サムネイルを設定する
- CTAを設定する
- 動画コンテンツを整理する
- 新しい情報を知らせる
動画コンテンツの中でも、YouTubeはGoogleに続く世界二位の検索エンジンです。YouTubeのVSEO、つまりYouTube内で動画を上位表示するための対策をおこなうことで、Googleなどの検索エンジンの検索結果の順位も上げることができます。
検索されやすいキーワードを考える
YouTube内で動画を検索する場合には、自分が見たいと思う動画を見つけられそうな文字を入力することになります。YouTubeの利用者がどのようなキーワードで検索するかを想定してキーワードを考えることが重要です。実際に使われている検索キーワードは、AdWordsキーワードプランナーやGoogle トレンドなどのツールを使うことである程度確認できます。
タイトルにキーワードを入れる
動画コンテンツでは、タイトルが非常に重要になります。ユーザーが検索に使用するキーワードがタイトルに入っていることで表示されるようになるため、検索ユーザーに対応できるタイトルをつける必要があるのです。
キーワード選定は、検索キーワードツールなどを利用してしっかりと選定しましょう。
ただし、キーワードを羅列するだけではなく、ユーザーの心を掴むようなタイトルにしなくてはいけません。
気になるタイトルやユーザーの悩みを解決できるようなタイトルであれば、ユーザーもクリックして動画を視聴します。
説明文とタグにキーワードを入れる
YouTubeであれば、説明文を入れることができる項目があります。
この説明文もVSEOの対象となるので、動画コンテンツの説明だけではなく、会社や企業の情報やホームページのURLなどユーザーに有益な情報を記載しましょう。
また、動画はタグでまとめることができるので、タグを利用することで過去の動画を繋いで視聴しやすい環境を作るようにしましょう。
サムネイルを設定する
動画の検索結果には、動画に設定されたサムネイルが表示されます。ほとんどの場合は、サムネイルの画像からどの動画を見るのかを判断しています。サムネイルの画像を見て魅力的な動画だと思ってもらうことが重要です。
CTAを設定する
CTAは、視聴者に動画を視聴したあとに取って欲しい行動を促すことができます。例えば、チャンネル投稿してほしい、特定のサイトに飛んでほしいなどを簡単に動画の終了画面に設置できます。また、「カード」という機能を使えば、再生中の動画の上に画像やテキスト、リンクなどの情報を表示させることができます。
動画コンテンツを整理する
再生リストを制作したりセクション機能を利用したりして、視聴者に自分の作った動画を見てもらえるようにしましょう。
新しい情報を知らせる
コメントに返信をするなどして視聴者とSNSで繋がることで、ファンを増やすことが大切です。
まとめ
動画市場が拡大していく中で、企業やサービスは今後さらに動画コンテンツに力を注ぐことでユーザーを獲得することができる可能性が高まります。
そのためにもVSEO対策を行うことは重要であり、ユーザーにとって有益な動画制作が求められます。
SEOと同様に、ユーザーファーストであることを忘れずに対策を行い、ユーザー目線から動画コンテンツを見直して制作を試みてください。
YouTube動画について詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
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