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2021年03月23日(公開: 2019年07月24日)

Instagram広告の出し方を4ステップで徹底解説!注意点もあり

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Instagram(インスタグラム)広告の魅力は、広告のターゲットや掲載場所、種類、課金方法などを自由にえらべること。よりターゲットに合ったアプローチが可能です。その分、設定項目は多岐にわたります。そんなインスタグラム広告の出し方や押さえておきたいポイントをまとめました。アカウントの準備から広告の設定、審査基準などをステップバイステップで解説していきます!

Instagram広告を出す前に確認すべきポイント

3種類

広告の種類

Instagramに出稿できる主な広告は以下の5種類です。

  • 写真広告
  • 動画広告
  • カルーセル広告
  • ストーリーズ広告
  • コレクション広告

写真広告

写真広告はフィードや発見タブで利用することができ、魅力的な写真を配信することができれば、視聴者の注目を集めて成果を上げることができます。インスタグラムは拡散力が高いSNSではないので、1度広告を見た視聴者を取りこぼさずに何らかのアクションを行ってもらう必要があります。

動画広告

動画広告は写真よりも多くの情報を視聴者に届けることができる特徴があります。フィードと発見タブに配信する場合は、スルーされないような動画を作成することがポイントです。視聴者が1つの投稿に注目する時間は数秒だと言われているので、最初の数秒で続きを見たいと思わせるような動画でなければなりません。

カルーセル広告

カルーセル広告は複数の写真や動画を配信することができ、視聴者は横スクロールをすることで、次のコンテンツを表示させることができます。利用するメリットは、単純に複数の写真や動画を掲載することができるので、与えられる情報量が多いことです。

ストーリーズ広告

ストーリーズ広告では先ほど解説した通り、全画面で動画を表示させることができるので、視聴者に多くの情報を届けることができます。つまらない内容だとすぐにスルーされてしまうので、どれだけ注目を集めることができるかが大切です。

コレクション広告

コレクション広告はフィードで活用することができ、視聴者が広告に反応すると全画面で情報を表示させることができます。例えば商品ライナップをコレクション広告で配信すると、商品一覧が全画面で表示されて、そのまま購入することができるようになります。

ターゲティングの種類

Instagram広告で利用できるターゲティングは大きく分けると以下の3種類です。

  • コアオーディエンス
  • カスタムオーディエンス
  • 類似オーディエンス

コアオーディエンス

コアオーディエンスでは視聴者の基本的な情報から大きく絞り込みを行っていきます。コアオーディエンスは2つに分類することができ、ユーザー属性ターゲティングとインタレスト・行動ターゲティングの2つです。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスでは過去に反応を示した視聴者に限定して配信することができたり、反対に購入に至らなかった視聴者を除外して配信することができます。

類似オーディエンス

類似オーディエンスは広告運用を行って、成果が発生したアカウントに似た視聴者に限定して配信することができます。購入見込みの高い視聴者に絞って配信することができれば必然的に成果を上げることができます。

Instagram広告の出し方

特徴

Instagram広告は以下の4ステップで出すことができます。

  1. アカウントの準備
  2. 広告の作成
  3. 審査
  4. 掲載結果を確認する

Instagram広告を出す具体的な手順を解説します。

アカウントの準備

準備

利用するには、下準備が必要なので、簡単に解説していきます。下準備といっても、既にインスタグラムやFacebookアカウントを運用しているという方は、すぐに始めることができます。利用するまでの準備としては以下を行います。

  • インスタグラムアカウントとFacebookページを連携する
  • 広告アカウントを作成する
  • インスタグラムをプロアカウントに切り替える

InstagramアカウントとFacebookページを連携する

連携する

「出典:https://business.facebook.com/

インスタグラム広告はFacebookと連携して、Facebook上で広告の管理を行うので、必ず連携する必要があります。

必須ではありませんが、ユーザーの信頼感を獲得することができたり、コメント返信やその他のコミュニケーションをとることができるので、運用を行う際はアカウントの作成も行うのがおすすめです。

連携を行う方法は以下の流れで行います。

  1. Facebookページで設定を選択
  2. 左側のメニューからInstagramを選択
  3. Instagramにリンクの横のアカウントにリンクを選択
  4. Instagramのログイン情報を入力して設定完了
  5. Instagramにログインして、設定→アカウントを選択
  6. リンク済みのアカウントからFacebookページを選択し完了

連携させるアカウントの両方が既にある場合は、数分で連携させることができるので、参考にしてください。

広告アカウントを作成する

作成する

「出典:https://business.facebook.com/

連携を行ったら、Facebook側の設定を広告アカウントに変更します。広告運用をすることができる設定に変更しないと利用することができないので、必ず設定してください。作成する方法は以下の手順で行います。

  1. Facebookページのビジネス設定を選択
  2. 左側のメニューから広告アカウントを選択
  3. 広告アカウントのオプションを選択し、追加する

オプションは記事中盤で解説していきます。

Instagramをプロアカウント(ビジネスプロフィール)に切り替える

切り替える

次はインスタグラム側の設定を行います。通常の個人用アカウントと、ビジネス用のプロアカウントの2種類があり、広告を運用する場合はプロアカウントを作成するようにしましょう。作成方法は非常に簡単で、既に持っている個人用のアカウントから以下の手順で設定するだけです。

  1. プロフィール右上のメニューから設定を選択する
  2. アカウントからプロアカウントに切り替えるを選択
  3. クリエイターまたはビジネスを選択
  4. ビジネスプロフィールを設定して完了

簡単に切り替えることができます。広告を運用するだけなら、Facebookページと連携させて、ページを広告アカウントにするだけでも行えますが、しっかりと成果を上げる運用を行いたい場合は、プロアカウントが必須です。

プロアカウントを作成することで、ビジネスプロフィールに変更することができたり、インサイトというユーザー分析機能を利用できるようになるので、メリットしかありません。無料で利用することができるので、広告運用を行う方はすぐにでも変更してしまいましょう。

広告の作成

作成

配信する準備が整ったら、広告を作成していきましょう。ここでの広告作成とは、実際に視聴者が見る写真や動画、テキストなどの内容ではなく、運用の形を作成していくことです。

作成するには、Facebookページの広告アカウントから設定していきます。設定する広告は以下のようにまとめられています。

キャンペーン>広告セット>広告

概要を設定するキャンペーンの中に、各広告をまとめる広告セットがあり、最も細部まで設定を行う広告というようになっています。設定する順番もキャンペーン→広告セット→広告という流れで行います。それぞれの設定を具体的に解説していきます。

ビジネスの目的を設定する

目的を設定する

「出典:https://business.facebook.com/

まず最初に広告キャンペーンの設定を行います。キャンペーンでは目的を「認知」「検討」「コンバージョン」の中から該当するものを選んでいきます。目的を選択したら、次に広告キャンペーン名と予算の設定を行います。

キャンペーン名については担当者が分かりやすく共有しやすい名前で設定し、予算については、1日毎の予算や、キャンペーン予算の最適化などを行うことができます。予算があまりなく、なるべく安く抑えたい方は、キャンペーン予算の最適化を選択して、詳細を設定するようにしましょう。

広告キャンペーンは複数作成することもできますが、管理しやすくする為にも、ビジネスの目的は間違えることのないように設定するようにしてください。

オーディエンス(ターゲティング)を設定する

を設定する

「出典:https://business.facebook.com/

次に広告セットを設定していきます。広告セット名とゴールの設定、ターゲティングを行います。ゴールの設定については、選択したビジネスの目的によって変わってくるので、該当するものを選んでください。

インスタグラム広告のメリットである精度の高い絞り込みは、この広告セットの設定で行っていきます。絞り込みは以下の3種類のオーディエンスに分けて行います。

コアオーディエンス

概要の設定

「出典:https://business.facebook.com/

コアオーディエンスはユーザー属性とインタレストに分けることができ、それぞれ以下の要素で絞り込みを行うことができます。

・ユーザー属性=年齢・性別・属性・エリア
・インタレスト=興味関心・行動

ユーザー属性の設定では年齢を1才単位で設定することができ、性別や住んでいるエリアでも絞り込むことができます。他にも学歴や職歴、収入やライフイベントなどの情報から絞りこめます。ユーザー属性の設定を詳細に行うだけで、かなり精度の高い絞り込みを行うことができるのですが、ここから更にインタレストで興味関心、行動から絞り込むことで精度をより高めることができます。

インタレストではユーザーがいいねした内容やフォローしているアカウントなどの情報から興味がある内容や行動を起こす内容で絞り込むことが可能です。コアオーディエンスの設定は商品やサービスのユーザー分析がしっかりとできている方でないと的確な設定を行うことは難しいかもしれませんが、まずは配信してからPDCAをどんどん回していきましょう。

カスタムオーディエンス

この方法では既にコンバージョンしたユーザーや反応があったユーザーに絞って配信を行う設定ができます。1度反応があった視聴者は少なからず商品やサービスを購入する可能性が高いので、より1歩進んだ内容で配信することも効果的です。

反対に反応があったけど成果に繋がらなかった視聴者を除いで配信することも可能です。精度の高い絞り込みを行っても100%完璧な集客を行うことはできないので、この設定で更に視聴者の精査を行っていき、精度を高めるように改善していくようにしましょう。

類似オーディエンス

類似オーディエンスでは既にコンバージョンしたユーザーに類似する方に絞って配信することができます。インスタグラム広告で成果を上げることができる企業が多いのも、この設定による効果が非常に大きいです。

どのくらい類似したユーザーに配信するかを1%〜10%の数字で設定することができ、1%が最も類似性の高いユーザーにだけ配信することができる設定です。効果的な方法としては1%から始めて、成果を得ることができなければ、2%、3%と拡大させていく方法です。

広告の配置(掲載場所)を決める

(掲載場所)を決める

「出典:https://business.facebook.com/

次に配信する掲載場所を設定していきます。 基本的に自動配置を推奨しており、AIが自動で最もパフォーマンスを高めることができる箇所に配置してくれます。

自分で配置を設定する場合は、自動配置ではなく、配置を編集を選択します。するとプラットフォームが選択できるようになるので、インスタグラムを選びます。インスタグラム広告のみ配信したい場合は、自動配置ではなく、配置を編集することを覚えておきましょう。

予算と掲載期間を設定する

掲載期間を設定する

「出典:https://business.facebook.com/

次に予算と掲載期間を設定していきます。予算は自由に変更することができ、予算を超えた費用が発生することはないので、安心して運用することができます。

予算の設定では1日の予算と広告掲載期間での予算をどちらか設定することができ、週末のみ予算を多くしたいなど日によって調節したい場合は1日の予算で設定します。1日の予算は最低100円からでも配信することはできるので、まずは1度試してみて使い方に慣れるようにしていきましょう。

広告を作成する

作成する

最後の広告の作成では、配信形式を設定し、写真や動画を選び、テキスト内容、費用の支払い方法を選択し、最終的に審査を行ってから配信することができます。審査と言っても、違法性のある内容でなければ問題なく通るはずなので、心配する必要はありません。

形式(広告の種類)を設定する

設定する

「出典:https://business.facebook.com/

まずは配信形式を選んでいきます。選択できる形式は以下の3つです。

  • カルーセル広告
  • 1件の画像または動画
  • コレクション

まず、カルーセル広告とは、複数の画像や動画を横スクロールで配信することができる形式で、伝えたい情報が多い場合や、写真と動画を組み合わせて活用したい場合、複数の商品を紹介したい場合などに有効です。

次に1件の画像や動画を配信したい場合に利用する形式があり、最後にコレクション形式があります。コレクション形式とは、視聴者が広告を選択することで、全画面で商品やサービスを表示させることができます。ECサイトの広告であればショップと連携させて、コレクション広告上で商品ラインナップを全画面で表示することができるようになります。

メディア(クリエイティブ)を設定する

(クリエイティブ)を設定する

「出典:https://business.facebook.com/

いよいよ広告の内容を作成していきます。メディアでは画像や動画、スライドショーなどを選ぶことができ、成果を上げる為に非常に重要な部分になるので、慎重に選んでいきましょう。インスタグラムはここまで解説した通り、写真や動画がメインのSNSなので、魅力的なメディアを配信することができれば成果を上げやすくなります。

テキストを設定する

設定する

「出典:https://business.facebook.com/

次にテキストを設定していきます。テキストはあまりメディアより重要ではありませんが、視聴者はファーストインパクトでメディアに注目し、最終的にテキストを読んでから、次の行動を行うので、 テキストで視聴者の行動を促すような内容で設定しましょう。

設定できるテキストはメインテキスト、URLリンク、コールトゥーアクションボタンです。コールトゥーアクションボタンは画像や動画の下部に選択しやすい形式で配置することができるので、視聴者に行って欲しい行動を設定してください。

支払い方法の設定

方法の設定

費用の支払い方法を選択します。支払い方法はFacebookページの広告アカウントからビジネス設定を選択し、支払いを選びます。

  • アメリカンエキスプレス
  • VISA
  • MasterCard
  • JCB

の中からクレジットカード払いを選択することができます。

審査

3.審査

最後に内容の審査を行ってから配信開始になります。審査では不適切な内容ではないか、違法コンテンツを使用していないかなどをチェックし、何も問題がなければ通常24時間以内に審査が完了して、配信を行えます。注意点としては審査終了後や審査中に内容の変更を行った場合は再度審査を行う必要があるので、気をつけましょう。

掲載結果を確認する

4.掲載結果を確認する

審査が終了したら配信を開始することができるので、安心してしまいがちですが、ここからの運用が成果を上げる為に非常に大切です。広告の掲載結果を定期的に確認し、予想通りの成果を得ることができているか、ターゲティングは正しかったのかなどをチェックすることを忘れてはいけません。

掲載結果を確認するにはFacebook広告タグマネージャーを利用し、日々のパフォーマンスを確認します。なるべく様々な指標を分析するようにして、成果を得ることができない原因や改善点がないかを探していきましょう。

インスタグラム広告作成の注意点

作成の注意点

成果を上げる為に注意点をいくつか解説していきます。

  • 広告に含まれるテキストは20%以内に
  • インスタグラム広告のポリシー (審査基準)を確認しておく

注意点を知らずに配信してしまうと、広告を停止されてしまったり、最悪の場合アカウントを削除されてしまう可能性もあるので、必ず確認してから配信しましょう。

広告に含まれるテキストは20%以内に

テキストは20%以内に

インスタグラムは写真や動画がメインのSNSなので、広告として掲載する画像にはテキストが20%以内である必要があります。

メインテキスト内ではなく、画像上の文字が20%以内です。

テキストが20%を超えている画像はインスタグラムの広告基準にマッチしていないので、配信が停止される可能性があります。

インスタグラムの特徴通りにテキストではなく写真や動画で魅力を伝えられる広告を作成しましょう。

インスタグラム広告のポリシー(審査基準)を確認しておく

インスタグラム広告のポリシー(審査基準)を確認しておく

広告作成の手順で紹介した通り、広告内容は最終的に審査を行って、審査に通過した広告だけ配信することができます。

審査では禁止されている違法コンテンツを利用していないかや、危険性がある表現をしていないかなどを厳しくチェックします。

詳しい広告ポリシーは以下から確認してください。

インスタグラム広告ポリシー

禁止されているコンテンツ

禁止されているコンテンツ

インスタグラム広告で禁止されているコンテンツとしては以下の内容です。

  • 違法な製品やサービス
  • 差別的な行為
  • タバコ及び関連商品
  • 薬物や薬物関連商品
  • 危険な栄養補助食品
  • 武器・弾薬・爆発物
  • 成人向け製品やサービス
  • 成人向けコンテンツなど

まだまだたくさん禁止されているコンテンツがあります。

禁止コンテンツに該当しないか広告作成前に必ず確認するようにしましょう。

制限される可能性があるコンテンツ

制限される可能性があるコンテンツ

その他にも禁止されているコンテンツではありませんが、制限される可能性の高いコンテンツも紹介します。

  • アルコール
  • デート
  • リアルマネー賭博
  • 自治体宝くじ
  • オンライン薬局など

他にもたくさんありますが、ユーザーの不利益になる可能性がある広告は制限される可能性が高いので、注意しましょう。

思わぬところで規約に違反した内容だったというパターンもあるので、広告ポリシーをしっかりと確認するようにしてください。

まとめ

今回はインスタグラム広告を配信するまでの4ステップを徹底的に解説しました。

インスタグラム広告を利用すれば豊富なユーザーに精度の高いターゲティングを行い 、広告費を多くかけなくても成果を上げることができます。

インスタグラム広告について詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

【2020年】Instagram広告の特徴・仕組み・運用方法をすべて解説

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