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2021年04月26日(公開: 2020年07月14日)
動画制作の流れ知らない?企画・撮影・編集のフローを徹底解説
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プロモーション動画や動画広告などを制作する一つの選択肢として動画制作会社に依頼することがあるでしょう。しかし、依頼してから納品されるまでどんな流れで動画が制作されていくのか不安な点も多いです。
そこでこの記事では、動画制作の流れやフローをご紹介します。今まで動画を依頼したことがないという方もわかりやすいようにご紹介しますので、記事を読んで是非動画制作を依頼してみてくださいね。
目次
動画制作を依頼する場合の流れ
動画制作の流れとしては以下のSTEPで制作していきます。
様々なジャンルの動画や、実写またはアニメーションなど色々ありますが、この流れで進めていく場合がほとんどです。
正式に依頼する前の見積もりの段階から数えてSTEP8で完成品が納品される流れになっています。
それぞれのSTEP事に詳しく解説していくので、制作進行が不安な方はぜひ最後までご覧ください。
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- STEP1:ヒアリング
- STEP2:見積もり・発注
- STEP3:シナリオ・台本作成
- STEP4:撮影
- STEP5:ラフ編集
- STEP6:本編集
- STEP7:MA
- STEP8:納品
STEP1:ヒアリング
STEP1はヒアリングと言って担当者の方と念密な打ち合わせを行います。
ヒアリングでは依頼者と制作担当者のイメージを深くすり合わせて、どんな動画を制作するかを決めていく工程になります。
ヒアリングではまず最初に「どんな目的の動画を制作するのか」を確認していきます。
動画の目的としては商品やサービスの広告動画であったり、求人用の会社PR動画であったり、社内用のセミナー動画など色々な目的がありますが、この目的をヒアリング前に明確にしておくことがその後の制作をスムーズに進める為に重要になります。
動画の詳細イメージができていなくても、目的はあるはずなので、制作した動画をどう活用し、どういった結果を得たいのかをしっかり伝えるようにしましょう。
制作会社の担当者は今までにあらゆる動画を制作してきたプロなので、商品やサービスを見て、利用目的を聞いただけで、動画イメージをすぐに作ることができるかもしれません。
ヒアリング段階ではまだ正式に依頼をしていませんが、ヒアリングで担当者の方と話し合うことで、信頼できる担当者かどうかも分かると思うので、とにかく不安事項を残さないように時間をかけて相談するようにしましょう。
STEP2:提案・見積もり
STEP2ではヒアリングで制作した動画でどうしたいのか目的を確認したので、制作会社側から「このような動画はいかがでしょうか?」「その場合の費用は、撮影と編集がどのくらいで、合計このくらいになります」と提案と見積もりを出してくれるはずです。
もちろん提案された内容でそのまま依頼する必要はないので、どんな動画が良いのか要望ははっきりと伝えるようにします。
また、予算もあらかじめ伝えておくと、制作会社側も無駄な提案をしないで済みますし、予算オーバーしないかビクビクする心配もないので、お互いにとってベストです。
提案・見積もりを行えば、制作会社の経験や実力がなんとなく分かると思うので、提案内容があまり魅力的でなかったり、見積もりの内容が不明確で、相場ともかけ離れていると感じた場合は、別の制作会社に依頼するようにしましょう。
正式に発注するまではあくまで相談なので、ここで正式に頼んでも大丈夫な会社か、信頼できるかを判断し、良ければお願いしましょう。
一度正式に依頼してから、やっぱりというのはトラブルの原因になるので、不安な点がある方は無理にその会社にこだわらずに広い視野で制作会社を探してみてください。
STEP3:シナリオ・台本作成
STEP3ではシナリオや台本を作成していきます。
シナリオや台本はかなり重要な部分で、希望のシナリオがある場合はしっかりと共有した上で、シナリオライターの方に作成してもらいましょう。
制作費用を少しでも安くしたい方は、STEP1,2のヒアリングの段階で、企画構成と台本を事前に決めてきていると伝えると良いです。
制作会社も作業工数が減れば費用を安くしてくれるはずなので、自社で準備しやすい部分は用意しておくのをおすすめします。
動画の目的ははっきりと決まっているけど、具体的にどういう動画にするか決めるのが難しいという方は、いくつか同じジャンルの制作実績を見せてもらって考えたり、制作会社には経験のあるシナリオライターがいるはずなので、おおまかな構成だけ伝えて、具体的な内容はお任せしても良いかもしれません。
とにかくシナリオや台本は動画をしっかりとお客様に見てもらう上で非常に重要になるので、納得のいくシナリオを作れるように詳細を詰めていきましょう。
STEP4:撮影
STEP4では撮影を行います。
撮影段階では企画構成・台本が既にできているので、構成に沿って撮影をしていきます。
インタビュー動画やセミナー動画であれば、それほど多くの撮影者は必要ではないのですが、大規模なCM撮影などでは、複数カメラを使用して、照明なども用意して撮影します。
会社PR動画などでは社内で撮影することもあるのですが、ほとんどの場合は制作会社が用意したスタジオを使うか、ロケ地を確保して撮影を行います。
他にも出演者に関しては、社内の人物か、役者を使うかによって費用は大きく変わって来ます。
出演者で役者を使う場合は、オーディションを行ったり、希望する芸能人などにオファーをかける段階がSTEP3と4の間に入ることになります。
順調にいけば撮影にはあまり時間をかけずに1日もしくは数日で終わることができると思います。
根本的な修正は撮影が終了してから行うことは難しいので、企画構成・台本段階で十分固めておくことが大切になりますね。
STEP4の撮影は実写だけでなく、アニメーションやCGの場合、イラスト制作やCG編集の工程になります。
アニメーションでは一枚一枚のイラストを繋げて動画に編集するのですが、この作業を撮影と呼びます。
通常の撮影より、アニメーションやCGの方が撮影に時間がかかることは覚えておきましょう。
STEP5:ラフ編集
STEP5はラフ編集と言って、イラスト制作でいうと下書きのような工程です。
この編集では細かい映像編集などは行わずに、重要なカメラワークやスムーズな流れかどうかを確認する為に行います。
次のSTEPの本編集に入る前に、ラフ編集が終了した段階で一度確認し、修正点があればこの段階で修正します。
企画構成を念密にすり合わせて撮影を行っても、いぜ編集をしてもらい、画面上で確認すると「イメージと少し違う」と思うことが必ずあります。
なので、ラフ編集で気になる点があれば本編集前に伝えるようにしましょう。
STEP6:本編集
ラフ編集で一度修正点がないか確認を行い、問題がなければ本編集を行います。
本編集では完全に完成まで持っていくので、細かい修正などを時間をかけて行います。
制作会社のクオリティーは最終的な編集段階で決まります。どれだけ良いシナリオや台本を用意して、魅力的なキャスティングを行っても、編集スキルが低く、細かい点が雑であれば良い動画ができることはありません。
ラフ編集で8割型編集を行っている場合が多いので、時間的にはそれほどかからずに本編集を終えることができるでしょう。
STEP7:MA
映像編集が完成したら、最後に音声やBGM、SEの作業を行っていきます。
映像の編集も大事ですが、音声も同じくらい重要です。
BGMが大きすぎたり、SEが合わないと途端にクオリティーの低い動画になってしまいます。
また、音声録音もスタジオで行い、ノイズを除去する編集を行うことが違和感ない音声にする為に大切になります。
STEP6で制作した映像と合わせて、いよいよ完成です。
STEP8:納品
STEP8で納品になります。
納品では、ファイル形式などの納品方法を決めて行います。
YouTube用に使うのか、テレビCMで利用するのかによって変わり、ヒアリング時に伝えた方法で納品します。
発注から納品までにかかる期間は、制作する内容によって変わりますが、1ヶ月〜3ヶ月ほどで作ることができるでしょう。
企画構成・台本を事前に準備することができていれば、納期を早めることもできるはずなので、ヒアリング時に納期に関してしっかり相談をしておきましょう。
まとめ
今回は動画制作の流れをSTEP別に細かく分けて、それぞれ解説しました。
制作の流れがまったく分からなかった方も、流れを知ることができたのではないかと思います。
制作進行を把握することによって、費用や納期について理解が深まり、相場がどのくらいなのか、正しい金額で適切な納期なのかも、知ることができます。完全にお任せして放置するのではなく、内容を把握しておくことによって、良い動画を制作することができるので、この記事で解説した流れを頭に入れてから依頼するようにしましょう!
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