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2021年05月12日(公開: 2020年07月27日)
SNSにおける動画広告の成功事例6選!成果の数値や成功ノウハウもご紹介
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動画広告の急激な市場の伸びとともに、動画広告の成功事例も多く出てきています。どんな動画広告が成功するのか、どれくらい効果があるのかなど気になる点も多いです。
この記事では、YouTubeやTwitter、InstagramなどのSNSにおける動画広告の成功事例や成果を出すためのポイントをご紹介します。初心者の方向けに紹介していきますので、ぜひ動画広告に挑戦してみてください。
目次
動画広告の成功事例6選
「動画広告って本当に効果があるの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。この章では、実際にSNSやアプリ、オウンドメディアに動画広告を活用して成功した企業を6社ご紹介します。
配信先や動画広告で得た成果、成功のポイントも交えて詳しく解説していきます。
- バナー広告と比べ、動画広告はCVRが約1.6倍に増加
- 動画広告によって地方での差別化に成功
- 動画の制作時間が98%削減
- 動画制作ツールの導入で生産性が2倍に
- 動画広告だけでなく記事中のコンテンツとしても活用
- 動画コンテンツで独自性をプラス
バナー広告と比べ、動画広告はCVRが約1.6倍に増加
株式会社キュービックは、誰でも分かる債務整理「リリブ」や、初心者向けのFX比較・入門サイト「エフプロ」など、幅広い分野でインターネットメディア事業を展開している会社です。
債務整理案件を商材とし、Facebook広告をメインに動画広告を掲載しました。バナー広告の時と比べ、CVRは1.6倍増加、CPAは1/2減少し、大きな成果を得ています。
成功のポイントとして、Facebookにはテキスト量が20%以下である必要があり、バナー広告に比べて動画広告と相性が良く、多くの情報を伝えることができるため、LPに遷移した際の情報のギャップを抑えることでCVRの増加につなげています。
配信先 | Facebook広告をメイン |
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成果 | CVR1.6倍増加、CPA1/2減少 |
ポイント | 動画広告できちんと情報を伝えられること |
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動画広告によって地方での差別化に成功
広島市に本社を構えているデジタルマーケティングイノベーションラボ株式会社は、インターネット広告、CRM事業を中心に地域に貢献できる企業を目指しています。
ラジオ番組で紹介するご当地スポット紹介動画を商材として、Facebookなどに動画広告を展開しました。地方で戦っているからこそ、競合他社と”動画”という差別化を武器に新規顧客の獲得に成功しています。
現在では、ラジオ番組のインタビューで訪れたスポットを紹介する動画を毎月10本以上、定期的に制作することができています。それは動画作成ツールを導入することで、誰でも簡単に動画制作ができる仕組み化して制作本数の増加に成功し、動画制作では主婦の方を起用することで、内製化によるコストの大幅軽減を可能にしています。
配信先 | Facebook広告など |
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成果 | 新規顧客の獲得 |
ポイント | ”動画広告”で競合他社との差別化に成功 |
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動画の制作時間が98%削減
インターネットを活用したダイレクトマーケティングを支援する「株式会社ワンスター」は、動画広告を導入することで、CVR(コンバージョン率)を大幅に改善することに成功しています。
同社は、5G時代の到来もあり動画コンテンツの必要性を感じていましたが、動画制作コストの高さが障壁となっていました。
そこで、動画制作ツール[「RICHKA」を導入したところ、動画の制作時間が98%削減。
静止画広告の場合、クリエイティブによってはほとんど反応がなく予算を消化しきれないこともありましたが、動画広告に切り替えてからは安定して成果をあげることができるように。
CVRは、静止画の悪い時と比べて10倍以上、良い時と比べても同等の水準を実現し、CPA(顧客獲得単価)も改善傾向にあります。
また、さまざまなフォーマットやサイズを試しながらテストを繰り返すことでナレッジを蓄積し、楽して”勝ちクリエイティブ”を量産できるようになりました。
配信先 | Facebook広告やLINE広告など |
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成果 | CVR、CPAの改善 |
ポイント | 「勝ちクリエイティブ」の量産 |
詳しい内容はこちらへ
動画制作ツールの導入で生産性が2倍に
広告マーケティング事業を20年以上にわたって展開する「株式会社デジタルガレージ」の、デジタルマーケティング部門である「マーケティングテクノロジーセグメント」。
動画制作ツール「RICHKA」を導入することで、動画のクオリティを維持しつつ、生産性が2倍に向上し、より高速にPDCAサイクルを回せるようになりました。
同社は、数年前から動画広告を制作していましたが、社内外のリソースを削減に悩んでおり、
- 時間的コストを大幅に削減できる
- 月額制で費用対効果にすぐれる
- 一定のクオリティが担保できる
といったメリットがあるRICHICAの導入に踏み切りました。
以前は1つの動画広告案件につき、1か月に1、2回程度にとどまっていた検証・改善が、RICHIKA導入後は1か月に3回以上できるように。
導入当初は動画のクオリティを担保できるか不安もありましたが、動画制作コストが大幅に下がったにもかかわらず、CTR(クリック率)やCPA(顧客獲得単価)は上昇傾向にあり、クライアントも満足しています。
配信先 | アプリ分野の広告など |
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成果 | 生産性、CTR、CPAの上昇 |
ポイント | 高クオリティを維持しつつコストを下げる |
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動画広告だけでなく記事中のコンテンツとしても活用
LP制作から広告運用まで、Webマーケティングを一貫して支援している「株式会社リスティングプラス」。
同社は、動画広告の必要性を感じていながらも、制作現場に合うツールがなかなか見つからずクライアントに動画広告を提案することができずにいました。
動画制作ツール「RICHIKA」を導入したことで、それまで30分以上かかっていたような動画が10分で制作できるように。
また動画の制作プロセスがシンプルになったことで、コミュニケーションコストの削減にも成功しました。
その結果、CPA(顧客獲得単価)も大幅に改善し、それまで10,000円だったところ、3,000円~4,000円程度まで削減できた事例も。
動画を手軽に制作できるようになったことで、記事中に挿入するコンテンツとしても活用しています。
配信先 | Instagramなど |
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成果 | 時間的・金銭的コストの削減 |
ポイント | 広告だけでなく記事中コンテンツにも動画を活用 |
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動画コンテンツで独自性をプラス
チケット販売サイト大手の「イープラス」を運営する「株式会社イープラス」は、自社のオウンドメディア「SPICE」に動画コンテンツを導入することで、競合サイトとの差別化に成功しています。
SPICEでは、記事のジャンルごとに担当記者がおり、記事の執筆や出稿、SNSへの投稿までの一連の流れを一人で担っています。
一般的に、動画制作はコストが高く、記事中に動画コンテンツを導入することで、記者の負担が大幅に増加することが予想されます。
そこで、動画制作ツール「RICHICA」を導入したところ、記者の負担を最小限にとどめつつ、高いクオリティの動画コンテンツを定期的に配信できるようになりました。
動画を見てもらうだけでなく、その先の「チケット購入」というコンバージョンにつなげる意識で動画を制作しています。
配信先 | オウンドメディア |
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成果 | 競合サイトとの差別化 |
ポイント | 記者の負担をの大幅低減 |
詳しい内容はこちらへ
SNSにおける動画広告の成功事例
Facebook動画広告の成功事例
Facebook動画広告では、以下のような成功事例があります。
- 売上が45%、カートへの追加が2.8倍に増加
- 広告想起が12ポイント上昇
- 実施前と比較し、売上件数は1.3倍
Facebook動画広告の成功事例については、下記の記事でも紹介しています。
Facebookの動画広告の種類や特徴を徹底解説【事例付き】
Twitter動画広告の成功事例
Twitter動画広告では、以下のような成功事例があります。
- ウェブサイトへ誘導、購入まで可能に
- 多くのユーザーからレビューを獲得
- 多くのユーザーから拡散
Twitter動画広告の成功事例については、下記の記事でも紹介しています。
Instagram動画広告の成功事例
Instagram動画広告では、以下のような成功事例があります。
- 目標値よりも大幅に多くのユーザーにリーチ
- ターゲティング層からの好感度上昇
- 思わずタップしたくなるようなスピード感のある動画
Instagram動画広告の成功事例については、下記の記事で紹介しています。
Instagramの動画広告の種類3つと特徴を徹底解説【事例付き】
LINE動画広告の成功事例
動画広告では、以下のような成功事例があります。
- 公式ショップページへ誘導
- 爽快感のあるプレイ体験を提供
- 詳細を訴求できるような仕組みを構築
YouTube動画広告の成功事例
YouTube動画広告では、以下のような成功事例があります。
- 自社製品のマットレスの性能の高さを表現
- ユーザー対して製品の良さを伝えられる
- 約50%の新規顧客を獲得
YouTube動画広告の成功事例については、下記の記事で詳しく紹介しています。
YouTube広告の成功事例6選一覧と、効果的な動画制作のポイントを紹介
動画広告を成功させるポイント
動画広告で成功した企業はたくさんありますが、成功するためのポイントで共通するものがいくつかあります。
そのポイントについて、3つご紹介します。
- クリエイティブテストをする
- 動画の冒頭にインパクトを出す
- 動画制作の運用体制を仕組み化する
それでは、ひとつずつ詳しく解説していきます。
クリエイティブテストをする
クリエイティブテストとは、複数のクリエイティブを用意し「最も効果的に訴求することができるパターン」を検証するためのテストのことを指します。
主な検証方法は以下の2種類があります。
- A/Bテスト
- 多変量テスト
A/Bテストは、”2パターンのどちらが効果的か検証する”方法で、1カ所のみ異なるクリエイティブを2パターン用意してユーザーの反応を比較し、どちらがより効果的にパフォーマンスを発揮しているのか検証します。
多変量テストは、”複数の要素の組み合わせから、最も効果的なパターンを検証する”方法で仕組みはA/Bテストと同じです。A/Bテストよりも比較する変数が多く、複雑な検証にはなりますが、最適解を見つけることができます。
動画広告クリエイティブは、静止画(バナー)広告に比べると、検証できる要素が多く、やろうと思えばいつまでも検証できてしまうため、ご紹介したクリエイティブテストから予算に応じて検証するようにしましょう。
動画の冒頭にインパクトを出す
自社サイトに掲載する以外にSNSへ動画広告を配信する場合、多くの媒体でスキップ機能が備わっています。
また、モバイル環境でユーザーがコンテンツを読むスクロールスピードは1.7秒とも言われ、冒頭で引きつけられないとあっという間に流されてしまいます。
そのため、動画構成において、冒頭でユーザーの興味を引きつけることはとても重要になります。
ユーザーに刺さるキーワードを冒頭に挿入したり、目を留めるようなアニメーションを活用してユーザーの興味を引きつけられる動画構成を心がけましょう。
動画制作の運用体制を仕組み化する
多くの企業は動画広告を制作・運用するにあたり、時間や費用面でつまずいてしまいます。
しかし、動画広告といったウェブ広告はクリエイティブの改善などのPDCAを高速で回せるメリットがあるため、可能な限り自社で完結できるインハウス運用をおすすめします。
<インハウス運用のメリット>
- 高速PDCAをまわせる
- コスト削減
- 広告運用に対するノウハウが蓄積される
しかし、インハウス運用を1人が全てを担当するのは大変です。そのため運用体制を「仕組み化」していきましょう。
クリエイティブ担当者や分析・レポーティング担当者など役割を分けて、誰が担当になってもその業務がうまく回るようにしておくようマニュアルを作成することも大切です。
また、自社で簡単に動画を作れる動画作成ツールも発表されています。ツールを活用しながら運用体制を整えることができれば更なる効果も期待できるようになります。
まとめ
動画広告の成功事例や成果を出すためのポイントをご紹介しました。動画マーケティングは今まで以上に盛り上がっていく市場です。
今回ご紹介した成功するためのポイントを抑えつつ動画広告を配信することで、効果的なパフォーマンスを発揮することができます。
これから動画広告を始めてみてはいかがでしょうか。
動画広告についてもっと知りたい方は こちらの記事を参考にしてみてください。
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