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2021年08月19日(公開: 2020年08月16日)
オフィス紹介動画で採用活動に差をつけよう!作り方や事例を紹介
現代の就活生は、生まれた時からインターネットが身近にあるいわゆる「デジタルネイティブ」な世代です。
YouTubeやInstagramなどの動画媒体で情報収集するのが当たり前となった今採用活動に動画を活用することは必須と言っても過言ではありません。
その中でも「オフィス紹介動画」には、学生の不安を払拭したり、ミスマッチを防ぐ効果があります。オフィス紹介動画の作り方や、活用事例を見てきましょう。
目次
オフィス紹介動画のメリット
社会で働いた経験がないほとんどない就活生にとってオフィス紹介動画は企業の理解を深める事ができる貴重な動画だと言えます。文字などのテキスト媒体ではなく動画を活用する事で就活生にリアルな社内の様子が伝わりやすくなるため、企業と就活生がより多くの接点を持つ事が期待できます。
オフィス紹介動画のメリットは大きく分けて三つあります。順に説明します。
言葉にしづらい雰囲気を伝えられる
オフィス紹介動画のメリット一つ目は言葉にしづらい雰囲気を動画で伝える事ができる点です。
動画だと情報量が多く視覚的にわかりやすいので言語化されたパンフレットよりも簡単に雰囲気を伝える事ができます。
新卒採用活動の求人連載、パンフレット会社説明会で配布される資料などは文字や画像である事が多いですが、社内の雰囲気や様子は文字や画像で伝えるよりも動画を通して伝えた方が視覚的にもアピールできるため就活生の理解の促進にも期待できます。さらに他の文字などの資料に比べて印象にも残りやすいため、最近ではオフィス紹介動画を活用する企業も増えてきています。
学生の不安を軽減できる
オフィス紹介動画のメリット二つ目は学生の不安を軽減する事ができる点です。社会経験の乏しい学生は文字だけの資料だと「実際に働く」というイメージができず不安を覚えます。オフィス紹介動画で従業員が実際に働いている姿や社内の細かい情報を学生に提供する事で「働く」というイメージの擦り合わせやより深い企業理解ができます。
学生の不安を軽減するためのオフィス紹介動画作成の例としては、実際に働いている従業員のインタビューを社内環境紹介動画と一緒に動画にしたりする事などが挙げられます。
ミスマッチを防げる
オフィス紹介動画のメリットの三つ目は学生と企業のミスマッチを防ぐ事ができる点です。このミスマッチを少なくするためには学生に深いレベルで自社企業を理解してもらう事が必要不可欠です。
文字だけの情報だと会社の雰囲気が上手く伝わらず学生も「自分に合っているかわからない」という状態になりかねません。オフィス紹介動画をうまく活用する事で、企業側は採用したい人材を絞ってアプローチする事が可能になり学生にも企業で働く具体的なイメージを持ってもらう事ができます。
以上のことから、オフィス紹介動画を活用した企業と学生の深いイメージの共有がミスマッチを防ぐための最も有効な対策だと言えます。
より効果的なオフィス紹介動画の作り方
新卒採用を成功させるためには時代の流れに乗り就活生に合わせて企業もデジタル化していかなければなりません。新卒採用のデジタル化に伴い多くの企業はもうすでにオフィス紹介動画を制作し新卒採用に取り入れています。
「この会社で働きたい」と思ってもらえるような動画を制作するために、ポイントを押さえておきましょう。
ここではより効果的なオフィス動画を作るためのポイントを3つに絞って順に説明していきます。
ポジティブな印象を持たせる
応募してきた学生にポジティブな印象を持たせることはオフィス紹介動画を作る上で必要不可欠です。最近ではおしゃれで明るいオフィスで働きたい学生が増えています。
明るくておしゃれな雰囲気の動画を制作することで応募した学生にも好印象を与える事ができます。動画撮影の際に日光などの物理的な明るさを取り入れる事が大切です。蛍光灯などの明るさではなく、自然の暖かい光を取り入れる事がよりおしゃれなオフィス紹介動画を制作するコツです。
できるだけ明るい時間に撮影したり社内でも特におしゃれな場所での撮影を心がける事で明るい印象の動画を制作する事ができます。
過剰な演出は避ける
オフィス紹介動画を制作する際に過剰な演出は避けましょう。無理矢理オフィスを改造したり他社のオフィスを使っての撮影で自社をより良く見せるような動画は絶対にNGです。
役者を雇って会社オフィスの印象を誇張するような動画もやめましょう。過剰な演出は入社後のミスマッチを引き起こします。会社のありのままの姿を動画にしてミスマッチを防ぎましょう。
リアルな雰囲気を伝えるオフィス紹介動画の例として実際に社内で働く従業員を動画内で起用する事などが挙げられます。
インタビュー動画と組み合わせる
オフィス紹介動画をインタビュー動画と組み合わせる事も効果的な動画を作る上で大切です。インタビュー動画を取り入れる最大のメリットは会社の魅力が伝わりやすく、働いている従業員の様子や社内の雰囲気が伝わるという点です。
就活生はどこで働くかという点だけでなく、誰と働くかという点も重視して企業を選びます。先輩社員のリアルな声を動画に取り入れる事は就活生が入社した後のイメージがつかみやすくなるので特にオススメです。
また、部署や役職ごとのインタビュー動画を取り入れることも働きたい部署や就きたい役職への親近感を高める効果が期待できるためオススメです。
オフィス紹介動画の配信場所
次に、制作したオフィス動画の配信方法について紹介していきます。配信方法は大きく分けて3つあります。
一つ目は、会社の公式ホームページに掲載することです。就活生は会社情報を集めるために必ず会社の公式ホームページに訪れます。文字での会社説明が並ぶ中に目立つように動画コンテンツを掲載することで多くの就活生が動画を視聴してくれます。
二つ目は、YouTubeでの動画配信です。YouTubeは世界最大の動画配信プラットホームで、多くのユーザーが利用しています。このプラットホームにオフィス紹介動画を配信することで、動画をより多くの人に見てもらえるだけでなくマーケティング戦略次第では会社の知名度を上げることも可能になります。
三つ目は、SNSです。今の就活生でSNSを利用していない人はほぼいません。SNSを利用することで多くのユーザーにアプローチする事ができるのでオフィス動画を制作した際は絶対にSNSに動画を配信することをオススメします。
オフィス紹介動画の活用事例
ここでは、オフィス紹介動画の活用例を紹介します。紹介する企業の動画はどれも完成度が高く、実際かなりの数再生されています。ぜひこれから紹介する企業を参考にして動画を作成してみてはいかがでしょうか。
サイボウズ
サイボウズは、企業の作業効率を高め、働きやすくするためのクラウドサービスを提供している企業です。こちらの会社は東京オフィスの紹介動画を採用活動の一環として制作しています。
BGMと一緒にオフィスの様子を映した一見シンプルな動画に思えますがオフィス内のカフェやソファ席、ミーティングルームなどの充実した設備がうまくアピールできていてかなり効果的なオフィス紹介動画になっています。この動画は、サイボウズの公式チャンネルの動画で再生回数は2万回を突破しています。(2020/7月時点)
サイバーエージェント
サイバーエージェントは、amebaブログなどのサービスを提供している企業です。サイバーエージェントは紹介動画を株式会社LOCUSに依頼して企業理解を深めるための動画を制作しました。
動画内ではカメラを持って社内を見学しているような演出が施されています。実際にオフィスで働いている従業員の様子を見る事ができるため、オフィスが充実しているという点だけでなく会社の業務の雰囲気もしっかり伝わってきます。
株式会社ルートゼロ
株式会社ルートゼロは生産管理や発注を手助けするシステムを提供している会社です。動画は社員の方のインタビューを中心に構成されていて、動画の上の部分には採用情報のURLを表示して興味を持った方へのアクセス経路もしっかり用意されています。スタイリッシュな動画で社内の明るい雰囲気が伝わってくる動画になっています。
まとめ
今回は、オフィス紹介動画の作り方と事例を紹介しました。企業にとって採用が難しくなっている現代社会を乗り切るためにも、オフィス紹介動画を効果的に取り入れて企業の採用活動を円滑に進めていくことが必要です。
今回の記事を参考にして効果的なオフィス紹介動画をぜひ制作してみてはいかがでしょうか。
動画は商品やサービスの紹介、企業のPR、採用活動、サイト運営など、さまざまな目的で利用されています。企業で実際に利用されている動画の事例について知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
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