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2021年04月05日(公開: 2020年08月19日)
IR活動に動画を利用する理由とは?配信サービスや事例も紹介
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投資家やステークホルダーに向けて、会社の実績や今後の見通しを伝える「IR(インベスター・リレーションズ)活動」。資本調達にかかるコストを下げるためにも、効果的なIR活動が欠かせません。近年では、IR活動に動画を採用するケースが増えています。この記事では、IR動画のメリットや用途を解説しつつ、IR動画配信サービスやIR動画を実際に活用している企業を紹介してきます。
目次
IR活動とは
IR(インベスター・リレーションズ)活動とは、企業が株主や投資家、ステークホルダーに向けて、会社の実績や経営状態、財務状況、今後の見通しなどを伝えるための活動です。
IR活動の具体的な内容としては、以下のようなものがあります。
- 企業説明会や決算説明会の開催
- 経営理念や方針を説明
- ディスクロージャー資料の送付
- 工場や施設などの見学会の実施
IR活動の本質は企業価値や株価を上げることです。 IR活動は単純に資金調達を戦略的に遂行させるためだけではありません。その本質は資金にかかる費用を抑えることです。具体的には借入金に対する支払利息や、株式に対する配当の支払いのコストを下げることが 、IR活動において企業価値や株価を上げることに繋がります。
IR活動に動画を利用するメリット
IRに動画を活用する企業が増えてきています。
IR動画は日々注目度を増しており、中小企業から大企業まで幅広くIR動画の活用が始まっています。では、IR動画を活用するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
具体的なメリットとしては
- 感情を動かせる
- 事業内容を正確に伝えられる
- より多くの投資家に伝えられる
この3点です。次の項目で詳しく解説していきます。
感情を動かせる
まずはじめに、IR動画のメリットとして、視聴者の感情を動かせることです。
IR動画で特に重要なのが「企業ストーリー」を伝えるということです。
ただ伝えるのではなく、投資家の心に直接響かせ、感情を動かせなければ意味がありません。この活動は中小企業ほど重要で、大企業によるブランド力などの信頼性がないため、投資家の心を上手く動かす必要があります。
具体的にはテキストや写真では表現しにくいような、動画ならではの表現力を活かして、企業内の人がなぜこの製品を開発したのか、企業として何を目指しているのかを当事者として言葉で語りかけることです。これによって投資家の心を強く動かせるように印象付けられるでしょう。
いかに視聴者の感情を動かせるか、が成功の肝になります。
事業内容を正確に伝えられる
続いてIR動画は、事業内容を正確に伝えられるというメリットもあります。
事業内容を魅力的かつ正確に伝えるようにプレゼンする上でも、テキストや写真よりも動画を優れています。
特にスマホのアプリや、パソコンのソフトウェアなど無形商材や、まだ市場に出ていない最先端技術の開発に取り組んでいる場合などは、投資家もその価値がまだ正確に理解できていない可能性があります。
テキストや文章では表現しにくい内容でも、動画ならアニメーションやCGを使い、その商材がどのような機能があり、どのように使われ、どのような価値があるのかを分かりやすくプレゼンすることが可能です。
このように、IR動画を活用することで、テキストや文章よりも正確に事業内容を伝えることができます。
より多くの投資家に伝えられる
最後に、IR動画はより多くの投資家に伝えられるというメリットもあります。
制作したIR動画はWEB上に公開することで、より多くの投資家に情報を伝えることができます。経営者や役員の挨拶や決算説明会を要約した映像などIR動画の種類は豊富です。
先ほども少し述べましたが、テキストや文章よりも動画の方が投資家の感情を動かせるため、動画を活用することで、投資家やステークホルダー、お客様に安心感や信頼感を与えることは間違いないでしょう。
WEBサイトが企業にとっての必需品になったのに対し、今度はIR動画が企業にとっての必需品になるでしょう。
IR動画の種類
IR活動を動画に使用されている例としてどのようなものがあるのでしょうか。
今回は3つの例と特徴をご紹介します。
具体的には
- 役員・社員紹介
- 事業・施設案内
- 顧客の声
- 事業内容や経営方針
- ブランディング
この3点です。 次の項目で詳しく解説していきます。
役員・社員紹介
株主総会や決算説明会などのイベントに普段出席できない役員や社員を動画で紹介します。
投資家の中には企業に属している人のなりを見て判断する方も多いため、企業の想いを上手に伝えることで、投資家の心を動かすこともできます。
さらに優秀な人材がそろっていることをアピールできれば、企業への安心感や信頼性も高まります。
動画が社員や役員を紹介する場合は、あくまで自然な形で紹介すると良いでしょう。あまりにも芝居がかかったような、マニュアルに沿った内容などは逆に不信感を与えてしまいます。
事業・施設案内
投資家の人達にとって、現場のリアルな姿は投資をするかどうかの重要な判断材料です。
企業によっては投資家の方を対象にした事業・施設見学会なども行われていますが、動画を活用することで、全国各地に存在する店舗や営業所、工場や研究所などさまざまな施設の中を見せることができます。
さらには、実際に現場で働く人の生の声を動画に取り入れることで投資家の方に強い印象を残すことができるでしょう。
このように動画では伝えられることがたくさんあるため、企業IR活動の一環として重要です。
顧客の声
実際に利用している顧客の声も、投資家にとって投資をするかどうかの重要な判断材料です。
具体的には顧客やカスタマーのテスティモニアル動画が使用されています。テスティモニアル動画とは、実際に商品やサービスを使用した、顧客やカスタマーの声を動画したものです。動画に出演したいという顧客やカスタマーの意思こそが、企業の価値を高めます。
さらには、顧客やカスタマーの商品やサービスに対する生の声を紹介することで、安心感や信頼性が得られます。
ただし、役員・社員紹介動画と同じように芝居がかかったような不自然な内容は逆に不信感を与えてしまうので注意が必要です。
事業内容や経営方針
動画はカタログやホームページとは比べ物にならないほどより多くの情報を動画を見る側の人に提供する事ができます。事業内容や経営方針を魅力的に伝えることができます。
ブランディング
ブランディングが成功している企業や商品・サービスは、ブランディングされていないものと比較して、ユーザーから愛されるブランドになり、競合他社との利用・購買競争に圧倒的に有利になります。
IR動画の配信サイト
IR動画を見たい・配信したい人に向けて配信サービスを紹介します。
今回は3つの配信サービスと特徴をご紹介します。
具体的には
- 日興アイ・アール
- IR TIMES
- IR動画サイト
この3点です。 次の項目で詳しく解説していきます。
日興アイ・アール
日興アイ・アールは、SMBC日興証券グループのIRコンサルティングファームで、1990年9月に設立されたIR専門会社です。
日興アイ・アールは企業のIR活動に重要な要素として、「情報発信の内容・手段の充実」を考えています。そのため、オンライン説明会をはじめさまざまなIRを支援する催しを行い、「顧客のIR課題解決を最優先する課題提供」に注力しています。
主な配信の種類は、個人投資家向けの説明会と決算説明会となっています。配信先企業は株式会社薬王堂ホールディングス 、株式会社タナベ経営、ヤマエ久野株式会社などWEB上の情報だけでも、30社を超える企業のIR動画を載せています。
IR TIMES
IR TIMESは 株式会社サイトスコープが運営するメディアです。
個人投資家と上場企業のつながりを目的として、双方に価値のあるサービスを提供することを目標として運営されています。形だけのインべスターリレーションサービスではなく、株式市場の健全性や多くの個人投資家への寄与、さらには投資業界の発展を願いサービスを展開しています。
主な配信の種類は、株主総会、会社説明会と決算説明会となっています。配信先企業はケネディクス商業リート投資法人、東京エレクトロン デバイス株式会社、テクノアルファ株式会社など、web上の情報だけでも、数百を超える企業のIR動画を載せています。
IR動画サイト
IR動画サイトは株式会社リンクスリサーチが運営しているメディアです。
「 数字だけでは伝わらない企業の想いを多くのステークホルダーに届ける」というスローガンを掲げています。今後企業の情報配信において動画による配信の重要性が高まると考えており、このサイトが企業が配信する情報を多くのステークホルダーの皆様に届ける入口になることを目指しているとのことです。
主な配信の種類は、株主総会と決算説明会となっています。 配信先企業は日本水産、マルハチニロ、エムビーエスなどWEB上の情報だけでも、数百を超える企業のIR動画を載せています。
IR動画の活用事例
IR動画として活用されている事例はどのようなものがあるのでしょうか。
今回は厳選した3社をご紹介いたします。
具体的には
- 株式会社サーバーエージェント
- 株式会社リクルートホールディングス
- 株式会社イノベーション
この3社です。 次の項目で詳しく解説していきます。
株式会社サーバーエージェント
株式会社サイバーエージェントは「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンを掲げ、 メディア事業、広告事業、ゲーム事業を中心に事業拡大されています。
今回は株式会社サイバーエージェントが手掛ける、 先端技術を活用した広告クリエイティブ動画をご紹介します。国内トップシェアを誇る技術を活かして、AI技術の活用に加え、人物や商品などのスキャニング技術、リアルタイムに人物とCGを合成できる「バーチャル撮影システム」といった先端技術を活用したクリエイティブ制作に注力をしています。
この動画では「バーチャル撮影システム」を活用しており、クオリティの高さが伺える作品となっています。
株式会社リクルートホールディングス
株式会社リクルートホールディングスは、 HRテクノロジー事業、メディア&ソリューション事業、人材派遣事業就職・進学・住宅・ヘアサロン・レストランなど必要な情報を求める個人ユーザーと企業クライアントが出会う場を作り出し、より多くの最適なマッチングを実現することにより双方の満足を追求することをビジネスモデルに掲げています。
2020年3月期本決算の動画では、事業報告や今後の中期事業戦略についてCEOが話されています。特に「人材マッチング事業」について注力されており、テクノロジーを駆使してイノベーションを推進することで、マッチング生産性の向上を目指すとのことです。詳しくは出典元の動画をご覧ください。
株式会社イノベーション
株式会社イノベーションは主にオンラインメディアサービス、クラウドサービス、オンラインセミナープラットフォームサービスの3分野を提供しています。
今回はイノベーションの事業内容について、紹介している動画をご紹介します。
「法人営業を変革するイノベーション」を目標に掲げており、法人営業の非効率・無駄を指摘し、最適な解決案を提供しています。事業戦略としては、セールスクラウド事業やオンラインメディア事業にフォーカスをしています。具体的には見込み客獲得支援のために法人向けIT商品、人事・総務部門向けのアウトソーシングの比較・資料請求サイトのサービス開発などを手掛けており、アニメーションや写真などでわかりやすく解説されています。
まとめ
今回はIR活動に動画を活用する理由と、配信サービスや事例も交えて説明いたしました。IR活動に動画を活用し、動きのある表現と音を駆使することで、より多くの投資家に正確な情報を伝えられることのほか、投資家の感情を動かせ心に強い印象を与えることができます。今後は企業にとってIR動画は無くてはならないものになってきます。是非一度検討してはいかがでしょうか。
動画は商品やサービスの紹介、企業のPR、採用活動、サイト運営など、さまざまな目的で利用されています。企業で実際に利用されている動画の事例について知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
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