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2021年03月23日(公開: 2020年09月11日)
LINE広告の費用は高くない!最新の料金を徹底解説
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ユーザーが8,400万人(2020年3月現在)と、他のSNS広告のユーザー数よりも圧倒的に多いLINEですが、それだけのターゲットにリーチできるとあって、LINE広告が注目されています。
以前は高額なイメージがありましたが、最近は様々なプランが用意され、手軽にトライができるようになりました。
ここでは、LINE広告の料金の最新情報や、入札方法などを詳しく紹介します。
目次
主なLINE広告の種類は?
LINE広告の種類はテキスト、静止画、動画形式などさまざまなフォーマットがあります。
具体的には
- Card
- Square
- Vertical
- カルーセル
- アイコン
などがあります。続いて、LINE広告の配信箇所、機能や料金について解説します。
LINE広告
LINE広告は企業規模を問わず、商品やサービスの認知向上、集客に利用できる運用型の広告プラットフォームです。主な掲載場所としては以下の通りです。
- スマートチャネル
- LINEニュース
- タイムライン
- LINEマンガ
- LINEブログ
- LINEショッピング
- LINEポイント
一般的なGoogleリスティング広告では、配信先メディアの指定が困難ですが、LINE広告の場合はFacebookと同じ仕様にしているので、自社関連サービスに限定することができます。
LINEは利用者の数がおおいため、年齢・地域・性別といった万遍なく訴求をすることができます。
マンガやポイントを活用し、さまざまなジャンルから利用者の興味関心を引く事ができるのは、大きなメリットといえます。
LINE広告 は機能も料金も多彩
LINE広告は機能も料金も多彩です。
料金に関しては、基本的にタイムラインなどで掲載される広告は、オークション形式で複数の広告主が入札権を競い合います。入札の方法は、単価を手動で決定する方法かアルゴリズムに任せる自動最適化の方法かどちらかです。
機能に関しても追加オプションが豊富です。広告効果を上げるためには利用者の興味関心のマッチングが最適ですが、LINE広告では利用者の顧客属性を絞ったターゲティング配信機能も充実しています。
LINE広告の料金はどのように決まる?
広告の料金は課金方式や入札方法の違いによって決定されます。
それぞれの方法を次項で詳しく解説します。
LINE広告の課金方式
広告の課金方式は主に2種類あります。
- クリック課金
- インプレッション課金
LINE広告の場合は基本的に、静止画の場合はクリック課金型(CPC課金)、動画の場合はインプレッション課金型(CPM課金)に分類されます。
1.クリック課金
クリック課金は広告がクリックされた際に費用が発生します。クリック型広告はクリックされなければ費用がかかりません。
クリック課金のメリットとしては、興味のあるユーザーにだけ広告費を発生させることができる点と、広告をクリックするとサイト遷移されるため、誘導し集客しやすいという点があります。
デメリットは、クリック単価が高くなりやすいということです。LINE広告はオークション形式で決定するため、競合が多くなればなるほど単価も上がり気味になります。
クリック課金の相場は業界ごとに異なり、安い時は10円程度で出せたりしますが、保険や金融など競合が多い業界では1クリック数千円以上になることもあります。
このようにクリック型課金形式は費用対効果がとても高いのですが、料金も上がりやすくなります。広告を出稿するさいは、予算を決めて競合がどれぐらいいるのかを調査する必要があります。
2.インプレッション課金
インプレッション課金は広告が表示された際に費用が発生します。LINE広告の場合は1000回表示されるごとに費用がかかります。
インプレッション課金のメリットはインプレッションが最大になるように配信されるため、多くの利用者の見てもらいやすい点、クリック数に左右されないため広告の質によっては費用対効果が高くなる点、予算をオーバーする心配がない点などがあります。
デメリットとしては、広告が表示されてもクリックされるとは限らないためサイトへの誘導や集客がわかりづらく、費用対効果が見えにくい点です。
費用対効果を上げるためには広告の質に左右されるといっても良く、いかにクリックしたくなる広告を制作できるかどうかで、成約率に大きな違いがでるでしょう。
LINE広告料金の決定方法
LINE広告には手動で単価を決定する手動入札と、アルゴリズムにより自動で最適化される自動入札の2つがあります。
それぞれの入札方法や、CPC(1クリックあたりの単価)やCPM(1000回表示あたりのコスト)など課金方式により料金が決定されます。中にはCPA(成果発生した場合のコスト)がかかる場合もあります。
1.手動入札
「手動入札」で設定可能なキャンペーンは、WEBサイトへのアクセス、アプリのインストール、友達追加、商品フィードからの販売などがあります。
手動入札のメリットとしては、単価を自ら決定するため、平均コストが抑えられるという点があります。
しかしながら、オークションなどで相場が下落している時には固定で入札することになるため、必ずしも費用対効果が高いとは言えません。
自動入札の最適入札単価はCPCで24円、CPMで200円です。入札する際はこの入札金額を超えて設定しなければいけません。CPAは設定できません。
2.自動入札
「自動入札」で設定可能なキャンペーンは、WEBサイトのアクセス・コンバージョン・アプリのインストール、商品フィードからの販売などがあります。
自動入札のメリットとしては、AIによる機械学習を行い、配信結果をもとに学習しながら設定単価に近づけるように調整を行います。
これにより、効率的な単価決定や工数の削減を行うことが可能になります。その反面、学習をする上である程度時間がかかるため、効果が出始めるまでには数週間かかる可能性があることも考慮しておきましょう。
自動入札では、「クリック」もしくは「コンバージョン」「カスタムコンバージョン」を成果地点として最適化を行います。その際に、入札金額の上限を設定することができ、CPCの場合36円、CPAの場合1200円以上となります。 CPMは設定できません。
LINE広告のオプション機能の料金
LINE広告には、さまざまなオプションがあります。ここでは顧客属性を絞ったターゲティングの方法と料金について説明します。
オプションを利用するには、出稿金額を満たしている必要があり、追加料金がかかるケースもあります。次項では代表的な3つのターゲティング方法について説明します。
1.リーチ&フリークエンシー
リーチ&フリークエンシーとは、月に1回以上タイムラインの広告にクリックしたり、閲覧したりしている利用者4900万人に向けて広告を配信するサービスです。
年齢・性別・地域・興味関心といった顧客属性を絞り、それぞれに最適な広告を表示させることが可能になります。リーチ&フリークエンシーは2つのメリットがあります。一つ目は、利用者と広告の接触回数をコントロールできるため、いわゆる広告疲れが起きにくい点です。
二つ目は、シーケンス配信(複数の広告を任意の順番で表示させる)を行うことで、ブランドの認知度・カスタマー・ロイヤリティを向上させることができるという点です。
料金は最低出稿金額500万円からで、「ブランドリフトサーベイ」という顧客属性調査のオオプションをつけるさいは、追加で100万円かかります。出稿金額が1200万円を超える場合はこの調査費用が無料になるとのことです。
2.ブランドリフトサーベイ
ブランドリフトサーベイはブランディング広告に接触した利用者と接触していない利用者を比較し、接触したユーザーのブランドの認知・興味関心・購買意欲などが向上しているかを測る指標のことです。
ブランディング広告は認知目的で行われる施策の一つであり、数字で表し辛く、効果測定がしにくいのですが、その効果測定をするのが「ブランドリフトサーベイ」です。
LINEでは、広告に接触した利用者と非利用者を分けてブランドへのアンケートを行い、広告効果の比較をします。ブランドリフトサーベイを行うことで、数値を可視化することができるので、PDCAを回すのに非常に優れた手法であると言えます。
ブランドリフトサーベイの料金は、リーチ&フリークエンシーと合わせてパッケージでの販売が主流です。 最適金額は広告配信と調査を合わせて600万円から、広告配信費用が1200万を超える場合は、ブランドリフトサーベイの費用が無料になります。
3.ファーストビュー
ファーストビューとは、アプリを起動してから、タイムラインの初回閲覧時に広告が表示される機能です。
1日一社限定で、24時間の広告配信が可能になるため、リーチの最大化を図ることができます。メリットとしては、一日の任意のタイミングで配信をすることができるので、指定した1日でリーチの最大化が可能な点と24時間広告が表示されるため、生活スタイルが異なる幅広い利用者に漏れなく配信することができる点です。
また、インプレッション数やクリック数、視聴数などが計測されるため、広告効果の測定が可能になりPDCAを回すことができます。
最低出稿料金は2300万円からとなっています。
まとめ
今回はLINE広告の種類や最新の料金についてご紹介させていただきました。LINE広告はCPCなら24円から、CPMなら200円から出稿可能です。意外と高くないのではないでしょうか? 自動入札形式にすれば、機械学習による広告の最適化、工数の削減などさまざまなメリットがあります。
予算に余裕がある広告主は、機能オプションを付けることで、利用者を絞ったターゲティング手法により、さらなる効果をあげることも可能です。
LINE広告は毎年機能の拡張や料金プランが大きくなってきており、これからの成長が期待できそうです。この機会にLINEで広告を出稿してみてはいかがでしょうか。
LINE広告についてさらに詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
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