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2021年03月23日(公開: 2020年09月16日)
LINE広告のサイズや形式は?静止画・動画別に紹介!
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LINE広告に入稿するクリエイティブのサイズや形式をご存じですか?LINE広告のクリエイティブ入稿の種類は5つあって、それぞれでサイズなどが異なります。
ここでは、LINE広告入稿時のサイズや形式を種類別に紹介するほか。静止画と動画の違い、効果的な入稿方法などを説明します。
目次
LINE広告の静止画と動画の上手な使い分け
LINE広告で配信できる広告の種類は、大きく分けて静止画と動画の2種類があります。静止画は動画と比較して制作コストが低く、スマホのアプリを活用する等して簡単に作ることができるのが特徴です。
一方動画の場合は、制作コストがかかる分広告を視聴したユーザーの興味関心を引きやすいといったメリットがあります。
ここでは、静止画・動画制作それぞれのコツやメリットについて解説します。
静止画制作のコツ
静止画は、動画を制作するよりも制作コストを抑えることができるため、どのような商品を売り出すのか、性別や年代などどのユーザーに訴えかけるのかによって細分化し、複数のクリエイティブを作ることが可能です。
スマホのアプリを活用することで、広告制作をしたことがない人でも簡単に作ることができ、デザイナーやコピーライターに外注することにより、コストは多少かかりますが訴求力の高い広告を作成することもできます。
制作コストを抑えて、複数の広告を制作・出稿したいと考えている場合におすすめの方法です。LINE広告では、広告のタイトルや説明文に関して細かい入稿規定が定められているため、静止画広告を作成する際には事前に確認しておきましょう。
動画制作のコツ
動画制作は、静止画と比較してコストがかかってしまいますが、短い時間で多くの情報をユーザーに伝えることができます。視覚・聴覚でユーザーに伝えられる情報はとても多く、特に動画が始まってから最初の3秒間でどれだけユーザーの関心を惹くことができるかが重要です。
冒頭の3秒間で、何の広告なのか、何を売りにしているのか、ユーザーが広告を最後まで視聴したくなるようなキャッチコピーを活用し、動画を制作するのがポイントです。
動画制作でコストを抑えたいなら、静止画がスライド形式で流れていき、BGMと簡単な効果音等だけで作られているものなら、素人でも簡単に扱うことのできるアプリや動画制作サービスで制作することができます。
より訴求力の高い動画を作りたいなら、映像制作に特化したプロ仕様のアプリや、動画クリエイターに外注するのが良いでしょう。
静止画と動画の同時制作で配信効果を向上
静止画と動画の両方の広告を同時制作することで、主に以下の2つの配信効果が期待できます。
- ストックするクリエイティブ数が増える
- コンバーションに有効なフォーマットが見極められる
この2つの配信効果について詳しく解説します。
ストックするクリエイティブ数が増える
LINE広告では、タイムラインやLINE NEWSをはじめ、様々な配信場面で広告を出すことができます。しかし、配信場面によって対応している広告のスタイルが異なります。静止画と動画の両方で広告を制作しておくことによって、アプローチできる配信場面が広がります。
また、アプローチしたいユーザーの特徴に合わせて複数のパターンを用意しておくことによって、配信場面に合わせて広告を選択して入稿することが可能です。
コンバージョンに有効なフォーマットの見極め
静止画と動画どちらの広告の方が、コンバーション率が良いのか、どの場面ではどちらの形態の方が有効的なのかは、広告を配信して経過を見てみるまでは分かりません。複数の広告を用意して実際に入稿・配信してみて、どのフォーマットが有効なのか見極める必要があります。
静止画と動画2つのフォーマットを活用してみて、結果から何が有効なのか検証・把握し、効率的に広告運用を進めていきましょう。
LINE広告クリエイティブの種類とサイズ
LINE広告には、5つのクリエイティブの種類があります。
- Card
- Square
- Vertival
- カルーセル
- 画像+テキスト
これらのクリエイティブは、それぞれ適したフォーマットが異なります。それぞれのクリエイティブの特徴と適切なフォーマットについて解説します。広告として掲載したい商品やサービスに合わせてクリエイティブを選択し、適切なフォーマットで広告を制作しましょう。
1.Card
「Card」は、静止画であれば1200×628px(ピクセル)サイズのフォーマットです。動画であれば、16:9の比率で制作しましょう。「Card」は、タイムラインやLINE NEWS、LINE BLOG等、多くのLINE広告に対応しています。
タイムラインでは、静止画もしくは動画の下に、商品やサービスの名前と簡単なキャッチコピーや説明文が表示されます。また、商品の購入やインストールを促すアクションボタンも一緒に表示されることが多くあります。
「Card」の特徴は、様々なLINEサービスに対応しているという点です。「Card」に対応したサイズで広告を制作しておくことで、複数のLINEサービスに広告を掲載して検証することもできます。汎用性が高いため、初めてLINE広告を活用するという方にもおすすめのクリエイティブです。
2.Square
「Square」は、静止画であれば1080×1080px(ピクセル)サイズのフォーマットです。動画であれば1:1の比率で制作しましょう。「Square」も「Card」と同じように、タイムラインやLINE NEWSなどの多くのLINE広告に対応しています。
「Square」はその名前の通り、正四角形の広告サイズです。タイムラインの場合は、一般の友だちの投稿が正四角形で表示されることが多いため、タイムラインに馴染む形で表示されます。
「Card」よりも静止画や動画が大きく表示されるため、第一印象で多くの情報をユーザーに伝えることが可能です。また、大きく表示される分、与えるインパクトも大きくなるでしょう。
InstagramやFacebookの広告運用でも、正四角形の広告が多く用いられていることから、他媒体での広告運用を並行して考えている方にもおすすめのクリエイティブです。
3.Vertical
「Vertical」は、動画専用のクリエイティブです。Vertical用の広告は9:16の比率で制作しましょう。スマートフォンで再生される場合にはほぼ全画面で視聴できる、とても大きな広告になります。
「Vertical」の特徴は、タイムラインなどではじめに表示される時は2:3の比率で表示され、動画をタップして再生される時に9:16の比率で再生されるという点です。
2:3の比率で表示される時は、9:16の比率で再生される時と比較すると、画面の上下が短くなります。そのため、動画を制作する時は、重要な情報やキャッチコピーなどは画面中央寄りに配置しましょう。
画面の上端や下端に配置すると、タイムラインなどではじめに表示される画面では、見切れてしまう可能性があるため注意が必要です。
「Vertical」は対応している配信面が限られており、主にタイムラインでの活用に特化しているため、配信したい広告がタイムラインで表示するのに有効なのか確認してから動画制作を進めるのがおすすめです。
4.カルーセル
「カルーセル」は、最大10枚の画像をスライド形式で表示することができるクリエイティブです。画像サイズは600×600px(ピクセル)のフォーマットです。
画像と共に、会社名やブランド名とアイコン、商品やサービスのタイトル、簡単な説明文、そして商品の購入やサイト訪問を促すアクションボタンが一緒に表示されます。
ユーザーの閲覧履歴に基づいて広告配信を最適化しているサービス「LINE Dynamic Ads」で活用できるのが特徴です。また、タイムラインやLINE NEWSの一部にも対応しています。
カラーバリエーションが豊富に用意されている商品や、複数の画像を表示することでよりサービスの良さを伝えられる場合に用いられています。ユーザーの閲覧履歴から興味関心が高いユーザーに向けて表示されることから、コンバーション率も期待ができるでしょう。
5.画像+テキスト
「画像+テキスト」は、LINEのアイコンほどの大きさの画像と、20文字以内のテキストで構成されているシンプルなフォーマットです。LINEを利用しているユーザーにとって最もアクセス率の高いトークリストの一番上に表示されます。
LINEが展開しているクリエイティブの中でも最もシンプルな形で、説明文などディスクリプションも表示されないため、ひと目でユーザーの興味関心を引けるようなキャッチコピー等を考慮する必要があります。
フォーマットはとてもシンプルですが、LINEを利用している人なら誰しもが開くトークリストの上部に表示されるため、ユーザーの目に付く可能性はとても高くなります。
静止画のファイル形式とサイズ
LINE広告で使用できる静止画のファイル形式は、JPGまたはPNG形式です。画像のサイズは、「Card」なら1200×628px(ピクセル)、「Square」なら1080×1080px(ピクセル)、「カルーセル」のスライド形式で広告を作成したいなら600×600px(ピクセル)で制作しましょう。
ファイルサイズは1枚あたり最大で5MB以内にしましょう。高画質すぎる画像は広告には向いていません。デザイナーに依頼する時は、ファイルサイズの希望も出せるため、チェックしておきましょう。
Squareまたはカルーセルなら、どちらも1:1の比率でできている画像ため、サイズの調整は簡単にできます。JPG、PNG形式は、様々なサイトで利用されていてPCがあれば型式の変換も簡単におこなうことが可能です。
動画のファイル形式とサイズ
LINE広告で使用できる動画のファイル形式は、MP4型式です。動画を制作するときの比率は、「Card」なら16:9、「Square」なら1:1、「Vertical」なら9:16で用意しましょう。「Card」と「Vertical」は比率が似ていますが、縦型なのか横型なのかが異なるため、動画を制作する時には注意が必要です。
長さは120秒以内にするという規定がありますが、ファイルサイズは動画1つあたり最大で100MB以内にする必要があるため、短めの動画でユーザーに宣伝したい内容が伝わるように制作することを心がけましょう。
クリエイティブを効率よく制作するには
クリエイティブを効率よく制作するために意識したいことやポイントを2つご紹介します。
- クリエイティブ・オリエンテーションシートを活用する
- 審査を意識してクリエイティブ制作をする
以上の2つのポイントを詳しく解説します。
クリエイティブ・オリエンテーションシートを活用する
クリエイティブを効率的に制作するためには、どの配信面での広告配信を予定しているか、ユーザーに広告を視聴してもらってどんな行動に誘導したいかなど、現状と目的の把握が重要です。
どのようなクリエイティブを作成したいのか、動画制作をする会社やデザイナーに分かりやすく伝えるために、LINE for Business公式サイトでは、クリエイティブ・オリエンテーションシートが用意されています。
参考:https://www.linebiz.com/jp/column/creative/20200318-02/
クリエイティブ・オリエンテーションシートは、配信面に適したフォーマットでクリエイティブ制作に着手できるように、簡単なチェックシートになっています。PDFファイルで無料で簡単にダウンロードできるため、LINE広告の活用を考えている方は参考にしてみましょう。
審査を意識したクリエイティブ制作を
LINE広告を運用する時には、入稿の際にどのような商品やサービスの広告なのか、クリエイティブは規約を守って作られているか等の審査があります。クリエイティブ制作を効率的に進めるためには、事前に審査の基準をチェックしておきましょう。
ギャンブルや医薬品、情報商材等一部の商品はLINE広告では運用できません。また、制作したクリエイティブの中で、画像に対する文章の割合など、細かい規定がありますので確認が必要です。
まとめ
LINE広告には、5種類の運用方法があり、それぞれ入稿する際に定められているファイル型式やサイズがあります。運用方法に適したフォーマットでクリエイティブ制作をするためには、クリエイティブ・オリエンテーションシートを活用するのがおすすめです。
静止画と動画広告、どちらにもメリット・デメリットがあります。複数の広告を同時に運用することもできるため、どのような成果を目標としているのか、目標を達成するためにはどのようなクリエイティブ制作をすれば良いのか等きちんと検討し、予算と相談しながら進めていきましょう。
LINE広告についてさらに詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
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