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2021年06月23日(公開: 2021年02月09日)
Premiere Proのシーケンスの作成方法と設定を徹底解説!
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Adobe社から提供されている「Premiere Pro」は、短い動画から長編映画の製作まで幅広く対応した中級~上級者向けの動画編集ソフトです。ユーチューバーにも大人気のソフトですが、ここでは、「Premiere Pro」のシーケンスの使い方について説明します。
目次
Premiere Proでシーケンスを作成する方法
手動で作成する方法と、自動的に作成する方法の2種類があります。と聞いても仕組みを理解していなければ、どういうことか分からないと思うので、基本を解説します。
動画編集を行う際に必ず作成しなければならないもので、全ての素材を一つにまとめて、1本の動画を制作することができます。
動画編集を開始したら、作成することで初めて編集を始めることができるようになります。
シーケンスはタイムラインと同じ意味で、ソフトに読み込んだ素材を、タイムラインにドラック&ドロップで配置することで編集を行えます。
時間軸が存在し、画面の左側から右側に時間が流れており、素材を順番に配置するだけで、直感的に時間軸を認識しながら動画を作ることができるということです。
手動でシーケンスを新規作成する
手動で新規作成する場合は、プロジェクトパネルの新規項目を選択して、メニューからシーケンスをクリックします。
または画面上部の「ファイル」から「新規」→「シーケンス」を選択しても作成できます。ショートカットキーでも作成することができ、Macの方は「⌘+N」、Windowsの方は「Ctrl+N」です。
自動でシーケンスを新規作成する
次に自動で新規作成する方法は、ソフトに読み込んだ素材をタイムラインに配置すれば自動で作成されます。
素材はドラック&ドロップで簡単に配置でき、最初に配置した素材の形式で作成されるので、フレームレートや画面サイズなどが異なる素材がある場合は、後で追加した素材とのズレが生じてしまう可能性もあります。
全て同一カメラで撮影して、設定が同じ素材であれば自動作成で問題ありません。
Premiere Proのシーケンス設定
一度作成した後も設定を変更することは可能です。しかしオーディオチャンネルだけは変更できないので、把握しておきましょう。
新規で作成を行う場合は、プリセットといってPremiere Proであらかじめ設定しやすいようにパッケージ化されているものがあるので、プリセットを利用するか、自分でカスタムして設定する方法の2通りがあります。
「シーケンスプリセット」を使用する
新規作成を選択すると、1番左側の項目にプリセットがあります。プリセットを選択すれば詳細設定を確認することが可能です。カスタム設定がよく分からない方はプリセットを活用してください。
カスタム設定する
左から2番目の設定項目では各詳細設定を自分で指定することができます。画面サイズやフレームレート、オーディオ形式など自分で設定できる方は試してみてください。
そしてカスタム設定で指定した状態を新しいプリセットとして保存させておくことも可能です。
既存シーケンスの確認と変更
既存の設定を確認したり、変更する場合はプロジェクトパネルのシーケンスを右クリックして、設定を開きます。設定を確認するだけであれば、シーケンスを右クリックして、プロパティからでも可能です。
既存の設定は編集が終了して動画を書き出す際の設定と同じにしなければ動画が劣化したり不具合が生じてしまう可能性があるので、正しく設定を行えるようにしてください。
Premiere Proのシーケンス設定で指定する項目
シーケンス設定で指定する以下の項目を解説します。動画編集を行う方は必ず知っておく必要がある知識なので、確認してください。
- フレームサイズ
- フレームレート
- フィールド
フレームサイズ(解像度)
フレームサイズは画面サイズのアスペクト比のことで、画面の縦横比と解像度を指定することができます。制作した動画を活用する先で推奨されているアスペクト比で設定するようにしてください。
一般的なYouTube動画で使われている16:9のアスペクト比で、4Kの解像度であれば3840px×2160pxとなります。
フレームフレート
フレームレートは1秒間に何枚の静止画を使用しているかの設定で、フレームレートの数値が大きいほど、使用している枚数が多く滑らかな映像になります。
フレームレートは素材の形式と同様に設定します。フレームレートの指定が間違っていると映像がカクついてしまいます。
撮影時のフレームレートの設定が分かる場合は同じ値で設定してください。
フィールド
フレームレートが1秒間に使用されている静止画数のことですが、この静止画1枚が1フレームとなり、1フレームの中には1フィールドと2フィールドという単位があります。
そして設定ではフィールドの静止画が異なるインターレース形式と全く同じのプログレッシブ形式の2種類があります。
YouTubeやSNSで使用する動画を制作する際は、プログレッシブ形式で設定してください。
まとめ
今回は高性能動画編集ソフトPremiere Proの基本的な使い方とシーケンスを設定する方法について解説しました。
シーケンスを設定する方法にはプリセットを使用する方法と、自動で設定する方法の2種類があるので、この記事を参考に設定してみてください。
Premiere Proについては、下記の記事で詳しく解説しています。
ユーザー多数の高機能動画編集ソフトPremiereProの特徴は?人気の秘密や使い方を紹介!
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