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2021年03月29日(公開: 2021年02月10日)
PowerDirectorでクロマキー合成する方法を解説!
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PowerDirectorで映像を合成するにはグリーンスクリーンとクロマキー合成を活用するのがおすすめです。あらかじめ合成用の映像としてグリーンスクリーンを使用して撮影を行えば、編集時に簡単に合成を行えます。
ここでは、「PowerDirector」でクロマキー合成する方法などを紹介します。
目次
クロマキー合成とは?
クロマキー合成はグリーンバックやブルーバックを使用して撮影した素材のカラーを抽出して取り除き、別の背景を合成する編集です。多くのYouTuberや映画で使用されている技術で、初心者の方でもグリーンバックで撮影した素材さえあれば簡単にクロマキー合成を行えます。
違和感なく合成させるためには、撮影時にグリーンバックにシワや影が映り込まないようにすることが大切ですが、PowerDirectorでクロマキー合成を行えば多少のミスがあっても編集で違和感がないように調整することも可能です。
PowerDirectorでクロマキー合成をする方法
PowerDirectorでクロマキー合成をする方法は以下の手順で行います。
- グリーンスクリーンのメディアをタイムラインに読み込む
- クロマキー合成を使ってグリーンの領域を消す
- テロップを入れるなどで簡単アレンジ
1.グリーンスクリーンのメディアをタイムラインに読み込む
まずはグリーンスクリーンを使って撮影した映像素材をソフトに読み込みます。メディアルームの左上のアイコンを選択して、「メディアファイルの読み込み」をクリックします。そしてファイルから素材を開くとメディアルームに素材が配置されます。
メディアルーム内のグリーンスクリーンを使用した素材を選択して、ドラック&ドロップでタイムラインルームに配置します。クロマキー合成はタイムラインルームで行います。
2.クロマキー合成を使ってグリーンの領域を消す
次にグリーンスクリーンのイメージをダブルクリックして「PiPデザイナー」を開きます。そして画面左側の「クロマキー合成」にチェックを入れて、スポイトツールを選択します。
スポイトツールはクロマキー合成したいカラーを抽出することができる機能です。なのでグリーンスクリーンにスポイトツールを合わせてクリックしてください。
クリックするとスポイトツールのカラーパネルがグリーンになり、「色の範囲」と「ノイズ除去」を調節することで合成の範囲や違和感を消すことができます。
「新規キーの追加」を選択すれば再度スポイトツールを使用して別のカラーを抽出可能です。
3.テロップを入れるなどで簡単アレンジ
クロマキー合成した映像にテロップなどを加えれば簡単にニュース風の映像を作ることもできます。テロップはタイトルルームを選択して、テンプレートをタイムラインルームにドラック&ドロップするだけです。
文字や配置位置を調節すれば簡単にアニメーションが実装されたテロップを追加できます。クロマキー合成した映像だけではどうしても背景との光の当たり方などで多少の違和感が生まれてしまうので、テロップやエフェクトなどを活用して自然な映像になるようにアレンジしてみてください。
まとめ
今回は無料から利用できるサイバーリンク社の動画編集ソフトPowerDirectorでクロマキー合成を行う方法について解説しました。クロマキー合成を行えば、背景を華やかにして映像の印象を大きく変えたり、非現実的な面白い表現が行えます。
一見難しい編集だと勘違いされやすいですが、グリーンスクリーンを使用して撮影した素材さえあれば簡単に編集できるので、この記事を参考に試してみてください。
PowerDirectorについては、下記の記事で詳しく解説しています。
PowerDirectorの特徴は?国内トップクラスのシェアを誇る人気の秘密や使い方を紹介!
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