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2020年03月02日(公開: 2020年01月27日)
「作り手の発想が大事」RICHKA動画フォーマットの選び方を解説しました
RICHKAにはプロクリエイターが作成した動画フォーマットが370種類以上用意されています!
例えば、こんなフォーマットがあります。
370種類以上のフォーマットから、RICHKAクリエイターはどうやって目的に合うものを選んでいるのか?
実際にフォーマットを選ぶときのコツをRICHKAクリエイターの徳倉に聞いてみました!
目次
そもそもフォーマットから動画を作るメリット・デメリットは?
普通の動画編集ソフトとは違って、RICHKAには370種類以上の動画フォーマットがあり、その中のテキストや素材を編集することで動画が作れます。
フォーマットを利用した動画を、ゼロから作ろうとするとプロでも最低1日、素人なら早くても2,3日くらいはかかります。
そのクオリティの動画が15分くらいで作れてしまうので、制作コスト削減という面ですごくインパクトがあるんじゃないでしょうか。
ただ、一方でシーン数や動画の尺を自由に変えられないという面で、制約もあります。
<動画フォーマットのメリット>
・時間が短縮できる
・横展開しやすい(複製&編集)
・フィードバックを元に作られてるから精度の高い動画が作れる(知識不要)
<動画フォーマットデメリット>
・シーン数が増やせない
・デザインやアニメーションがフォーマットで制限されている
最適なフォーマットを見つけるコツは、カテゴリにとらわれすぎないこと
RICHKAには、紹介したい商品・サービスなどのカテゴリごとに動画フォーマットを探せる機能があるのですが、動画制作に慣れてきたら、フォーマットにとらわれない柔軟な発想が大事だと思っています。
人材サービスの動画フォーマットなら、サンプルとして、人材サービスぽい素材が挿入されています。ですが、人材サービス以外でも全然使えるんです。
たとえば、
人間がクリエイティブ力を発揮するのは、制約がある時です。RICHKAで「このフォーマットってこんな風にも使えるんじゃないか?」みたいな柔軟な発想こそが、見る人の心を動かす動画づくりに重要です。
つまり、動画フォーマットは動画制作における発想の材料になります。
プロクリエイターのフォーマットの選び方 4選
具体的に、どのようにしてプロクリエイターがフォーマットを選んでいるのかを紹介しますね。
1. カテゴリーから選ぶ
カテゴリにとらわれないことが大事と言いましたが、最初から実現するのは難しいと思います。
なので、最初はカテゴリから選んで、何個も動画を作ってみることをおすすめします。3・4シーンくらいのものが最初は作りやすいですね。
2. シーン数で選ぶ
見せたい素材の数から逆算してフォーマットを選ぶ方法です。
例えば、美容液の動画広告を作りたいとして、見せたい美容液の写真と、使用しているモデルの写真の2つがあるなら、意外とマッチングアプリのフォーマットがハマったりします。
「女の子を見せたい」というマッチングアプリのフォーマットの狙いが、「美容液を使っている人を見せたい」や「たくさん種類のある美容液を見せたい」狙いとマッチするので、リッチな動画になります。
3. 訴求点・テキストから探す
マーケティング的なアプローチになりますが、訴求したい内容(テキスト)から逆算してフォーマットを選ぶ方法です。
例えば、セミナーやイベントのまとめの動画で、伝えたい訴求ポイントが3つある場合、それにあったフォーマットを探して作ります。
動画の構成がある程度見えている状態で、フォーマットを選んで作成するので、あまり迷うことなく動画をサクサク作れます。
4. 雰囲気・トンマナから選ぶ
動画で扱いたい商品やサービスのイメージから、フォーマットを選ぶ方法です。
例えば、生命保険などの商品であれば、お客様にとっては安心を買うための買い物になるので、信頼感のある落ち着いたフォーマットがいいかもしれません。
少し発展的ですが、RICHKAには、カラーやフォント、BGMを自由に変更できる機能もあるので、それも駆使してトンマナに合わせるような動画を作れます。
フォーマット選びのセンスはどう磨く?
フォーマットを選ぶのはセンスなのかもしれませんが、くまモンやiDのデザインをした水野学さんは「センスとは、数値化できない事象を最適化することである」と述べています(*1)。
数字で測れないものの良し悪しを判断できるようになるには、あらゆる「普通」を知ることが大事です。
僕らが普段見ている動画やTVCMなどは、僕らにとっての「普通」です。その「普通」にどんな要素が詰まっているのかを気づけるようになると、もっといいフォーマット選びができるようになります。
なので、動画クリエイターやマーケターの方はTVやネットでよく見かける動画・CMの構成や詰まっている要素が何だろうと考えるのがいいかもしれませんね(職業病)。
RICHKAのフォーマットもあらゆる「普通」を研究してきたプロクリエイターによって作られています。
なので、フォーマットを眺めてどんな狙いがあるのかを考えるだけでも、自分のフォーマット選びの引き出しは増えるんじゃないかと思います。
*1:水野学(2014).センスは知識からはじまる 朝日新聞出版
動画フォーマットを活用して制作コストと制作期間を半分以下に!
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「制作コストを1/2以下に削減し、スピーディーなクリエイティブ提案を可能に」 広告運用のプロチームが動画内製化を急いだ理由とは?
今後もお客様にとって使いやすく、広告効果を出しやすいフォーマット開発に精進します!
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