fbpx
YouTube動画広告徹底解説

marketing

2021年09月06日(公開: 2020年06月20日)

YouTubeの動画広告を徹底解説

無料:動画広告攻略100のテクニック集

資料をダウンロードする

動画広告と言えばYouTubeが思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか?YouTubeの動画広告市場は近年急速に伸びてきており、若年層だけでなく幅広い層にアプローチできるメディアです。しかし、どんな種類の広告を選べば成果が出るのか不安です。

YouTube動画広告とは、YouTubeの中で配信される動画広告です。YouTubeで配信される動画の再生前後や途中で流れるインストリーム広告、関連動画や検索結果に表示されるTrueViewディスカバリー広告などがあります。

この記事では、YouTubeの動画広告の種類や出稿方法などをご紹介します。初心者の方にもわかりやすく事例も交えて解説していますので、記事を読んでぜひYouTubeの動画広告に挑戦してみてくださいね。

YouTube動画広告とは

YouTube動画広告は、以下の5つに分類されます。

  • インストリーム広告 (スキップ可能)
  • インストリーム広告 (スキップ不可)
  • TrueViewディスカバリー広告
  • バンパー広告
  • マストヘッド広告

それぞれの動画広告について詳しく解説していきます。

YouTube動画広告の特徴

インストリーム広告 (スキップ可能)の特徴

インストリーム広告(スキップ可能)

参考:https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

インストリーム広告は、YouTubeのウェブサイト・アプリで配信されている動画の再生前後や途中で流れる動画広告です。

YouTubeで動画を視聴するたびに広告が再生されるため、多くのユーザーの目に触れることができます。

自社ウェブサイトなどの誘導したいURLを設定することで、動画広告左下にリンクを表示できます。ユーザーがリンクをタップするとリンク先ページへ誘導できる便利な機能です。

しかし、YouTubeのインストリーム広告(スキップ可能)では、広告が5秒間再生されるとユーザーに対して、広告をスキップできるボタンが表示されるようになり、スキップを選択することで広告が最後まで視聴されないこともあるので注意が必要です。

インストリーム広告 (スキップ不可)の特徴

インストリーム広告 (スキップ不可)

参考:https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

インストリーム広告 (スキップ不可)は、上述したインストリーム広告(スキップ可能)と同様、動画の再生前後や途中で流れる動画広告です。

インストリーム広告 (スキップ不可)では、広告動画をスキップすることができません。そのため、ユーザーに対して最後まで広告を視聴してほしい時に使用されることが多いです。

TrueViewディスカバリー広告の特徴

TrueViewディスカバリー広告

参考:https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

TrueViewディスカバリー広告は、以下の3カ所で表示される動画広告です。

<表示場所>

  • YouTubeで動画再生した際に表示される関連動画
  • YouTubeの検索結果に表示される
  • YouTubeのトップページ(モバイル版)

TrueViewディスカバリー広告は、サムネイルとテキストで表示され、クリックした際に動画が再生されます。

ユーザーが能動的に検索した結果や関連動画に表示されるため、興味を持ってもらいやすい点が特徴です。

バンパー広告の特徴

バンパー広告

参考:https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

バンパー広告は、インストリーム広告と同様に動画の再生前後や途中で流れる動画広告です。

特徴としては、6秒以内の短い動画でスキップができないという点になります。6秒以内でメッセージを伝える必要があるので、ブランド認知度向上などで活用する方法と相性がいいです。

マストヘッド広告の特徴

マストヘッド広告

参考:https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

マストヘッド広告は、YouTubeのホームフィードの上部に音声なしで自動再生される動画広告です。

マストヘッド広告にはパソコン版とモバイル版、テレビ画面版の3種類があります。それぞれ仕様が違います。

  再生時間 表示方法
パソコン版 最大30秒間 ワイドスクリーまたは16:9 のアスペクト比
モバイル版 制限なし 動画サムネイル、カスタマイズ可能なヘッドライン テキストや説明テキストのほか、カスタム外部リンク(Call to Action / CTA)のテキストが表示
テレビ画面版 制限なし ワイドスクリーンまたは 16:9 のアスペクト比

YouTubeのホームに表示されるので、多くのユーザーにリーチできます。新サービス・製品PRなど短期間で大体的にアプローチしたい場合に活用されるケースが多いです。

YouTube動画広告のメリット・デメリット

インストリーム広告 (スキップ可能)のメリット

メリット デメリット
  • YouTubeを利用している多くのユーザーにリーチできる
  • ユーザーが広告をスキップした場合は、課金が発生しない
  • スキップ機能により、メッセージが伝わらないことがある
  • スキップされない動画クオリティが必要

インストリーム広告 (スキップ不可)のメリット・デメリット

メリット デメリット
  • YouTubeを利用している多くのユーザーにリーチできる
  • 動画を最後まで視聴してもらえる
  • スキップできないため、ユーザーにとっては嫌悪感がでる
  • 課金形態は、インプレッション数課金のみ

TrueViewディスカバリー広告のメリット・デメリット

メリット デメリット
  • ユーザーの潜在意識にアプローチできる
  • 動画だけでなく、サムネイルとテキストも組み合わせてアプローチできる
  • クリックされないと動画が再生されない
  • ユーザーの興味を惹きつけるサムネイル・テキスト作成が必要になる

バンパー広告のメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 短い動画で再生されるため、嫌悪感がでにくい
  • ブランド認知度向上と相性がいい
  • 短い時間でメッセージを届ける動画クオリティが必要になる
  • 活用方法が限られている

マストヘッド広告のメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 多くのユーザーにリーチできる
  • 1日単位で掲載できる
  • クリックしないと音声が流れない
  • Googleの営業担当者を通じて予約ベースでのみ掲載できる

YouTube動画広告の掲載箇所

YouTube動画広告 掲載箇所
インストリーム広告 (スキップ可能) YouTubeのウェブサイト・アプリで配信されている動画の再生前後や途中
インストリーム広告 (スキップ不可) YouTubeのウェブサイト・アプリで配信されている動画の再生前後や途中
TrueViewディスカバリー広告
  • YouTubeで動画再生した際に表示される関連動画
  • YouTubeの検索結果に表示される
  • YouTubeのトップページ(モバイル版)
バンパー広告 YouTubeのウェブサイト・アプリで配信されている動画の再生前後や途中
マストヘッド広告 YouTubeのホームフィードの上部

YouTube動画広告の課金形態

インストリーム広告 (スキップ可能)の課金形態

インストリーム広告(スキップ可能)の課金形態は以下3つの条件を満たすと発生します。

  • ユーザーが動画を30秒間視聴した
  • ユーザーが動画を最後まで視聴した(30秒未満の広告)
  • ユーザーがリンクをタップするなど、アクションを起こした

広告に興味を示さなかったユーザーが動画をスキップした場合、課金対象になりません。あくまで上記条件を満たしたユーザーに対しての課金になりますので、動画広告とはいえ、そこまでハードルは高くないといえます。

インストリーム広告 (スキップ不可)の課金形態

・インプレッション数(CPM)に基づいて課金

インストリーム広告 (スキップ不可)の課金形態はインプレッション数(広告が表示された回数)に応じて課金されます。

広告に興味を示さなかったユーザーに対しても広告が表示されることがあるため、インストリーム広告 (スキップ可能)との運用区別が必要です。

TrueViewディスカバリー広告の課金形態

TrueViewディスカバリー広告では以下の条件で課金されます。

・ユーザーがサムネイルをクリックし、動画が再生された時

サムネイルをクリックしないと課金されないため、興味を持ったユーザーにのみアプローチすることができます。

バンパー広告の課金形態

バンパー広告では以下の条件で課金されます。

・インプレッション数(CPM)に基づいて課金

インストリーム広告(スキップ不可)と同様に視聴必須の動画になりますので、インプレッション数(広告が表示された回数)に応じて課金されます。

マストヘッド広告の課金形態

マストヘッド広告は、予約ベースの掲載になるため、1日単位の掲載期間または、インプレッション数に応じて課金されます。

  • 固定の日別単価(CPD)制で課金
  • 固定のインプレッション単価(CPM)制で課金

注意してほしい点として、テレビ画面のマストヘッド広告は、インプレッション単価(CPM)制のみとなります。

 

まとめ

YouTubeの動画広告の種類から特徴、メリット・デメリット、出稿方法、成功のコツまで詳しくご紹介しました。

YouTubeは、YouTuberの誕生をきっかけにたくさんのユーザーに視聴される動画サイトになっています。動画広告を有効に活用することで多くのユーザーにアプローチすることができます。

YouTube広告について詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

YouTube広告は本当に効果があるのか?特徴・種類・メリットを探る

リチカ クラウドスタジオはマーケティングに特化した、動画クラウドサービスです。

誰でもかんたんに、動画広告や動画コンテンツをつくれます。 広告・メディア業種で2年連続シェアNo.1を獲得。(*1)大手企業や広告代理店、制作会社を中心に、400社以上に導入されています。

1本あたり数千円、最短数分で動画広告が作り放題
・クリエイティブ動画広告が制作可能
YahooやFacebookの公認パートナー、専門ノウハウがフォーマットに凝縮

まずは、無料トライアルでリチカ クラウドスタジオを体験してみませんか?


3分でわかる資料をダウンロードする

*1「法人向け動画自動生成・配信ソフト市場の現状と展望 2020年度版」2019年度、2020年度見込https://mic-r.co.jp/mr/01930/

この記事をシェア