YouTube動画広告徹底解説

marketing

2020年10月24日(公開: 2020年06月20日)

YouTube(Google)の動画広告の種類5つと出稿方法を徹底解説【事例付き】

動画広告と言えばYouTubeが思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか?YouTubeの動画広告市場は近年急速に伸びてきており、若年層だけでなく幅広い層にアプローチできるメディアです。しかし、どんな種類の広告を選べば成果が出るのか不安です。

YouTube動画広告とは、YouTubeの中で配信される動画広告です。YouTubeで配信される動画の再生前後や途中で流れるインストリーム広告、関連動画や検索結果に表示されるTrueViewディスカバリー広告などがあります。

この記事では、YouTubeの動画広告の種類や出稿方法などをご紹介します。初心者の方にもわかりやすく事例も交えて解説していますので、記事を読んでぜひYouTubeの動画広告に挑戦してみてくださいね。

YouTube動画広告とは

YouTube動画広告とは、YouTubeの中で配信される動画広告です。YouTubeで配信される動画の再生前後や途中で流れるインストリーム広告、関連動画や検索結果に表示されるTrueViewディスカバリー広告などがあります。YouTubeに動画広告を配信する際に設定するのは、YouTubeサイトやアプリからではなくGoogle広告からです。

YouTube動画広告の種類5つ

YouTube動画広告は、以下の5つに分類されます。

  • インストリーム広告 (スキップ可能)
  • インストリーム広告 (スキップ不可)
  • TrueViewディスカバリー広告
  • バンパー広告
  • マストヘッド広告

それぞれの動画広告について詳しく解説していきます。

インストリーム広告 (スキップ可能)

インストリーム広告(スキップ可能)

参考:https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

インストリーム広告は、YouTubeのウェブサイト・アプリで配信されている動画の再生前後や途中で流れる動画広告です。

YouTubeで動画を視聴するたびに広告が再生されるため、多くのユーザーの目に触れることができます。

自社ウェブサイトなどの誘導したいURLを設定することで、動画広告左下にリンクを表示できます。ユーザーがリンクをタップするとリンク先ページへ誘導できる便利な機能です。

しかし、YouTubeのインストリーム広告(スキップ可能)では、広告が5秒間再生されるとユーザーに対して、広告をスキップできるボタンが表示されるようになり、スキップを選択することで広告が最後まで視聴されないこともあるので注意が必要です。

インストリーム広告 (スキップ可能)のメリット

  • YouTubeを利用している多くのユーザーにリーチできる
  • ユーザーが広告をスキップした場合は、課金が発生しない

インストリーム広告 (スキップ可能)のデメリット

  • スキップ機能により、メッセージが伝わらないことがある
  • スキップされない動画クオリティが必要

インストリーム広告 (スキップ可能)の課金形態

インストリーム広告(スキップ可能)の課金形態は以下3つの条件を満たすと発生します。

  • ユーザーが動画を30秒間視聴した
  • ユーザーが動画を最後まで視聴した(30秒未満の広告)
  • ユーザーがリンクをタップするなど、アクションを起こした

広告に興味を示さなかったユーザーが動画をスキップした場合、課金対象になりません。あくまで上記条件を満たしたユーザーに対しての課金になりますので、動画広告とはいえ、そこまでハードルは高くないといえます。

インストリーム広告 (スキップ不可)

インストリーム広告 (スキップ不可)

参考:https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

インストリーム広告 (スキップ不可)は、上述したインストリーム広告(スキップ可能)と同様、動画の再生前後や途中で流れる動画広告です。

インストリーム広告 (スキップ不可)では、広告動画をスキップすることができません。そのため、ユーザーに対して最後まで広告を視聴してほしい時に使用されることが多いです。

インストリーム広告 (スキップ不可)のメリット

  • YouTubeを利用している多くのユーザーにリーチできる
  • 動画を最後まで視聴してもらえる

インストリーム広告 (スキップ不可)のデメリット

  • スキップできないため、ユーザーにとっては嫌悪感がでる
  • 課金形態は、インプレッション数課金のみ

インストリーム広告 (スキップ不可)の課金形態

・インプレッション数(CPM)に基づいて課金

インストリーム広告 (スキップ不可)の課金形態はインプレッション数(広告が表示された回数)に応じて課金されます。

広告に興味を示さなかったユーザーに対しても広告が表示されることがあるため、インストリーム広告 (スキップ可能)との運用区別が必要です。

インストリーム広告についてもっと知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

Trueviewインストリーム広告とは?その効果と活用法を詳しく解説

TrueViewディスカバリー広告

TrueViewディスカバリー広告

参考:https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

TrueViewディスカバリー広告は、以下の3カ所で表示される動画広告です。

<表示場所>

  • YouTubeで動画再生した際に表示される関連動画
  • YouTubeの検索結果に表示される
  • YouTubeのトップページ(モバイル版)

TrueViewディスカバリー広告は、サムネイルとテキストで表示され、クリックした際に動画が再生されます。

ユーザーが能動的に検索した結果や関連動画に表示されるため、興味を持ってもらいやすい点が特徴です。

TrueViewディスカバリー広告のメリット

  • ユーザーの潜在意識にアプローチできる
  • 動画だけでなく、サムネイルとテキストも組み合わせてアプローチできる

TrueViewディスカバリー広告のデメリット

  • クリックされないと動画が再生されない
  • ユーザーの興味を惹きつけるサムネイル・テキスト作成が必要になる

TrueViewディスカバリー広告の課金形態

TrueViewディスカバリー広告では以下の条件で課金されます。

・ユーザーがサムネイルをクリックし、動画が再生された時

サムネイルをクリックしないと課金されないため、興味を持ったユーザーにのみアプローチすることができます。

ディスカバリー広告についてもっと知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

Trueviewディスカバリー広告とは?その効果と活用法を詳しく解説

バンパー広告

バンパー広告

参考:https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

バンパー広告は、インストリーム広告と同様に動画の再生前後や途中で流れる動画広告です。

特徴としては、6秒以内の短い動画でスキップができないという点になります。6秒以内でメッセージを伝える必要があるので、ブランド認知度向上などで活用する方法と相性がいいです。

バンパー広告のメリット

  • 短い動画で再生されるため、嫌悪感がでにくい
  • ブランド認知度向上と相性がいい

バンパー広告のデメリット

  • 短い時間でメッセージを届ける動画クオリティが必要になる
  • 活用方法が限られている

バンパー広告の課金形態

バンパー広告では以下の条件で課金されます。

・インプレッション数(CPM)に基づいて課金

インストリーム広告(スキップ不可)と同様に視聴必須の動画になりますので、インプレッション数(広告が表示された回数)に応じて課金されます。

バンパー広告についてもっと知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

バンパー広告とは?その効果と活用法を詳しく解説

マストヘッド広告

マストヘッド広告

参考:https://support.google.com/youtube/answer/2375464?hl=ja

マストヘッド広告は、YouTubeのホームフィードの上部に音声なしで自動再生される動画広告です。

マストヘッド広告にはパソコン版とモバイル版、テレビ画面版の3種類があります。それぞれ仕様が違います。

  再生時間 表示方法
パソコン版 最大30秒間 ワイドスクリーまたは16:9 のアスペクト比
モバイル版 制限なし 動画サムネイル、カスタマイズ可能なヘッドライン テキストや説明テキストのほか、カスタム外部リンク(Call to Action / CTA)のテキストが表示
テレビ画面版 制限なし ワイドスクリーンまたは 16:9 のアスペクト比

YouTubeのホームに表示されるので、多くのユーザーにリーチできます。新サービス・製品PRなど短期間で大体的にアプローチしたい場合に活用されるケースが多いです。

マストヘッド広告のメリット

  • 多くのユーザーにリーチできる
  • 1日単位で掲載できる

マストヘッド広告のデメリット

  • クリックしないと音声が流れない
  • Googleの営業担当者を通じて予約ベースでのみ掲載できる

マストヘッド広告の課金形態

マストヘッド広告は、予約ベースの掲載になるため、1日単位の掲載期間または、インプレッション数に応じて課金されます。

  • 固定の日別単価(CPD)制で課金
  • 固定のインプレッション単価(CPM)制で課金

注意してほしい点として、テレビ画面のマストヘッド広告は、インプレッション単価(CPM)制のみとなります。

YouTube動画広告の種類についてもっと知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

YouTube広告を効果的に使い分けるには?それぞれの種類を徹底解説

GDN動画広告とYouTube動画広告の関係性

GDN動画広告を調べていると、広告配信先に「YouTube」も記載されています。

GDN動画広告は、ネットワーク内の動画パートナーであればデフォルトでコンテンツ内に掲載可能ですが、必要に応じて、特定のYouTubeチャンネルやYouTube全体をターゲットに設定・配信することもできます。

Google(GDN)動画広告についてもっと知りたい方はリンク先で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

https://richka.co/times/7860/

YouTube動画広告の事例

Youtube動画広告の事例

Tuft & Needle

<Tuft & Needleのストーリー>

Tuft & Needleは、アメリカの企業でマットレスと寝具のブランドを展開しています。

YouTubeの動画広告は、自動で再生されても条件を満たしていない場合課金されないというコストパフォーマンスの良さを理由に活用しています。

YouTubeの動画広告では、短い再生時間のなかで、自社製品のマットレスの性能の高さを表現することに成功しています。

<Tuft & Needleの動画広告>

Tulane’s Closet

<Tulane’s Closetのストーリー>

Tulane’s Closetは、術後のペット用衣服を販売している企業です。

YouTubeの動画広告では、中小企業などの小規模事業者でも低予算で始められるため、配信しています。1日5ドルから動画広告の掲載を開始し、多くのユーザーにリーチすることができ、毎年売り上げが増加しています。

動画では、ペット用衣服の機能を説明しながら、実際に着付けをしている内容になっています。ユーザー対して潜在的にTulane’s Closetのペット用衣服の良さを伝えることができました。

<Tulane’s Closetの動画広告>

Majestic Heli Ski

<Majestic Heli Skiのストーリー>

Majestic Heli Skiは、食事や美しい宿泊施設付きで非現実的なスキーとスノーボード体験を提供しています。

他の広告とは違い、動画で伝えられるメッセージ性の高さからYouTubeの動画広告で配信を始めました。

動画では、実際にスキー/スノーボードをしているかのような体験をユーザーに擬似体験できる内容になっています。

結果、YouTube動画広告から約50%の新規顧客を獲得することに成功しています。

<Majestic Heli Skiの動画広告>

YouTube動画広告を成功させるポイント

成功 ポイント

冒頭にインパクトを持ってくる

動画広告で重要なのは最後まで見てもらうことです。

YouTube動画広告では、スキップ機能がついている広告も多く、途中で離脱されてしまうと動画で伝えたいことが伝えられません。

 必要なのは、ユーザーの興味を惹きつけ、「最後まで視聴してみよう」と思ってもらうことです。

そのため、いかにユーザーの視界に入ってからすぐに興味を引く動画になっているか、動画の構成がとても大切です。

冒頭で興味を持ってもらうコツとして以下の方法を検討してみてください。

  • 15秒以内に伝えたいことを届ける
  • テキストのアレンジ(キャッチフレーズの導入など)

動画広告作成では、序盤・中盤までインパクトのある動画を目指して作成するようにしましょう。

効果音やBGMにこだわる

動画広告では、効果音やBGMなどの音声がとても重要です。

例えば、ブランド認知度向上を目指した動画広告で見てみましょう。

調査によると、「音声あり」は「音声だけ」の3.8倍も高く、「ビジュアルだけ」の場合1.6倍も認知度が高くなることが判明しています。

ブランド認知度の比較

参考:https://www.thinkwithgoogle.com/advertising-channels/video/effective-video-ads-viewability-audibility/

調査から、目と耳の両方からユーザーへ訴求することが大切だということが分かります。

しかし、マストヘッド広告では、音声のない自動再生がデフォルトのため、ユーザーに音声を聞いてみたいと思わせるコンテンツにできるかどうかもポイントになってきます。

YouTube動画広告の出稿方法

YouTube動画広告の出稿方法は以下の手順です。

  1. YouTubeに動画クリエイティブをアップロードする
  2. Google広告から「新しいキャンペーン」を作成する
  3. 広告配信の詳細情報を入力する
  4. 広告グループを作成
  5. 動画のURLを貼り付けて広告を作成

順に解説していきます。

ステップ1. YouTubeに動画クリエイティブをアップロードする

始めに、動画広告用の動画をアップロードしましょう。

YouTubeに動画をアップロードするには、ウェブサイト・アプリどちらからでもアップロードすることができます。

Youtubeに動画クリエイティブをアップロードする

ステップ2. Google広告から「新しいキャンペーン」を作成する

続いて、YouTubeに動画広告を出稿するにはYouTubeサイトやアプリからではなく、Google広告を使用します。そのため、Google広告にログインしましょう。

ログイン後、「新しいキャンペーンを作成」をクリックします。

Google広告から「新しいキャンペーン」を作成する

ステップ3. 広告配信の詳細情報を入力する

次に、キャンペーン目的を入力していきます。キャンペーン目的は以下のいずれかを選択します。

<キャンペーン目的>

・見込み顧客の獲得
・ウェブサイトのトラフィック
・商品やブランドの比較検討
・ブランド認知度とリーチ

続いて、キャンペーンの詳細情報を入力します。

新しいキャンペーンを作成

<キャンペーン詳細情報>

・入札戦略
・予算と日程
・ネットワーク(YouTube検索結果、YouTube動画、ディスプレイ ネットワークの動画パートナー)
・言語
・地域
・広告枠のタイプ
・除外済みのタイプとラベル
・その他設定

ステップ4. 広告グループを作成

次に、広告グループを作成していきます。

広告グループの作成

<広告グループの作成項目>

・ユーザー属性(性別・年齢・子供の有無・世帯収入)
・オーディエンス
・キーワード
・トピック(ゲーム/スポーツ/仕事、教育 etc)
・プレースメント
・入札単価

作成項目を選択することで、Googleのデータから見込まれる予測成果を表示してくれます。

ステップ5. 動画のURLを貼り付けて広告を作成

最後に動画広告で使用する動画のURLを貼り付けます。

動画広告の作成

URLを入力すると実際の動画画面を右側に表示してくれます。

そして「キャンペーンの作成」をクリックして完了です。

まとめ

YouTubeの動画広告の種類から特徴、メリット・デメリット、出稿方法、成功のコツまで詳しくご紹介しました。

YouTubeは、YouTuberの誕生をきっかけにたくさんのユーザーに視聴される動画サイトになっています。動画広告を有効に活用することで多くのユーザーにアプローチすることができます。

本記事を参考にぜひYouTubeの動画広告を始めてみてはいかがでしょうか。

 

YouTube以外の動画広告についてもっと知りたい方はリンク先で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

【2020最新】動画広告の一覧、媒体おすすめ比較8選

プロクオリティの動画をだれでも簡単に作れる「RICHKA」

RICHKAを使えば、だれでも簡単にプロクオリティの動画を作れます!

RICHKAは「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」公式ツールに採択されており、Yahoo! JAPANや日経ビジネスなど、広告代理店や大手メディアをはじめ400社以上の企業様にご愛用いただいております。

動画制作の時間やお金などのコストでお悩みの方は、まずはお気軽に資料をダウンロードしていただけますと幸いです。

資料をダウンロードする

この記事をシェア