Facebook オーディエンスターゲティング

marketing

2020.07.29

Facebook広告ターゲティングとは?オーディエンスを使いこなそう

Facebook広告の一番のメリットは、実名制を生かした高いターゲティング精度です。個人の経歴や興味関心、行動パターンなど、ターゲティングに使える項目は多岐にわたります。

一見すると複雑ですが、「オーディエンス」のポイントを押さえることで、目的に合わせて効果的に広告を運用できるようになります。オーディエンスの種類や設定方法、運用のコツをまとめました。

Facebook広告のターゲティング

Facebook広告の最大の特徴は、細かなターゲティング設定が可能な点です。しかし、その分選択肢も多く複雑なため、「効率よく運用したい」と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

まずは、ターゲティング設定を効率良く、かつ効果的に運用するために必要なFacebookの広告構造を覚えておきましょう。

Facebook広告は、以下の3つから構成されています。

・キャンペーン:広告の配信目的(CV獲得、ブランド認知度向上など)
・広告セット:オーディエンス(ターゲット層)・予算やスケジュール
・広告:広告素材・デザイン(画像、動画、テキスト、CTA)

Facebook広告 構造

出典:https://www.facebook.com/business/news/JA-Campaign-Structure-Update

この3つの構成それぞれにさらに細かいターゲティング設定が存在し、それらを設定することで、より精度の高い広告配信ができるようになります。

今回は中でも重要な広告セットで設定するオーディエンスについて、詳しく解説していきます。

オーディエンスの種類

オーディエンス 種類

出典:https://bazubu.com/facebook-ad-marketing-32204.html

まず、ターゲティングの基本的な手法として、とにかくリーチ量を増やし、潜在顧客までを広くターゲットとする方法とターゲットユーザー層が明確に定め、予算を抑えつつ、効果的にリーチする限定的なターゲティング方法があります。

リーチ量にこだわるのであれば、そこまでターゲティング設定を絞る必要はありませんが、最適なターゲットオーディエンスを設定したい場合は、これから紹介する方法を参考にしてみてください。

コアオーディエンス

コアオーディエンス

出典:https://mag.ibis.gs/marketing/targeting_190719/

コアオーディエンスは、年齢や性別、所在地などのユーザープロフィールや、Facebook上でクリックした広告やページなどユーザーの興味関心、行動から抽出されるデータを使用した方法です。

つまり、「人」にフォーカスしたターゲティング設定です。

他にも、使用するスマホのデバイスやネットワークの接続速度からも絞り込むことも可能です。

詳細ターゲット

コアオーディエンス設定方法

詳細ターゲット設定の項目には、ターゲティングしたい「利用者層」「興味」「関心」「行動」などを入力することで、具体的なユーザー層に絞り込むことが可能です。

例えば、「ゲーム」と入力すると、ゲーム関連のカテゴリが表示され、適切なカテゴリを選択して設定完了です。設定することで、自動的に想定される潜在リーチ数が表示されます。

コアオーディエンス設定(詳細ターゲット)

<AND条件・OR条件・除外設定>

注意する点として、先ほど「ゲーム」で選択したカテゴリの他にも詳細ターゲット設定を行った場合、それらすべて”OR条件”となります。

複数のカテゴリを選択した場合、リーチ量が変動するため、オーディエンスのボリュームに応じて、”AND条件”や”除外設定”を利用して調整しましょう。

つながり

コアオーディエンス設定(繋がり)

詳細ターゲットの他に「つながり」という項目があります。これは、自身のFacebookページやアプリ、イベントに対して”いいね!をした”や”使用した”などから関心のあるユーザーやユーザーの友達にもターゲティング設定できる項目です。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンス

出典:https://www.hiwell.co.jp/promotion/column/facebook-customaudience/

カスタムオーディエンスは、ウェブサイトのトラフィックやアプリ利用などのアクションから、すでにサービスや商品に興味を持っているユーザーに対して有効なターゲティング方法です。

つまり「行動」にフォーカスしたターゲティング設定です。

カスタムオーディエンスには大きく5つのターゲティング種類がありますので、ひとつひとつ見ていきましょう。

カスタマーファイル

カスタマーファイル

カスタマーファイルは、メールアドレスや電話番号といった顧客情報リストをアップロードして、リスト上のユーザー情報をターゲティングに利用する方法です。

必要な顧客情報には、メールアドレスや電話番号など、メインの情報が最低1つ以上、生年月日や性別など他の情報を多く収集できていれば、より一致率が高まります。

ウェブサイトトラフィック

ウェブサイトトラフィック

ウェブサイトトラフィックは、最長で過去180日間で特定のウェブサイトにアクセスしたユーザーをターゲットとするリターゲティング手法です。

また、ウェブサイトトラフィックの項目のひとつに、ウェブサイトの滞在時間の割合(25%・10%・5%)に応じてセグメントする設定もあり、違う角度からターゲティング設定することもできます。

ウェブサイトに滞在した時間別ビジター

アプリアクティビティ

アプリアクティビティ

アプリアクティビティは、アプリのインストールやアプリを開いたなど、特定のアクションを起こしたユーザーに対して、ターゲティングする方法です。

また、購入額(上位25%、10%、5%)に応じてオーディエンスを作成することも可能です。

オフラインアクティビティ

オフラインアクティビティ

オフラインアクティビティは、店舗での購入や電話注文・予約などのオフラインでアクションを起こしたユーザーに対して、ターゲティングする方法です。

オフラインコンバージョンと比較することで、実際のFacebook広告の効果を測定することもできます。

エンゲージメント

エンゲージメント

エンゲージメントは、FacebookやInstagram上で「動画を再生した」「イベントでアクションを実行した」など、何かしらのアクションを起こしたユーザー対して、ターゲティングする方法です。

類似オーディエンス

類似オーディエンス

出典:https://www.glad-cube.com/blog/?p=9532

類似オーディエンスは、既に作成済みのカスタムオーディエンスの共通する項目からオンライン上で趣味や関心、行動が似ているユーザーを導き出して、ターゲティングする方法です。

つまり、ターゲティングオーディエンスの「拡張機能」です。

1つのソースオーディエンスから作成できる類似オーディエンスは最大500個まで作成できます。

類似オーディエンスの活用方法

類似オーディエンスの活用方法

オーディエンスサイズでは、1〜10%までの割合を選択できますが、サイズが小さければ小さいほど、類似オーディエンスでターゲティングできるユーザー層がソースオーディエンスと近くなります。

つまり”サイズが大きい=類似度が下がる、サイズが小さい=類似が上がる”

ということですね。また、Facebookではソースオーディエンスは1,000~50,000人以内にすることが推奨されています。

類似オーディエンスの注意点

オーディエンスサイズ違いで複数の類似オーディエンスを作成する場合、ターゲットオーディエンスの重複に注意する必要があります。

例えば、1%と3%のオーディエンスサイズのみが違う類似オーディエンスを作成した場合、1%の類似オーディエンスが3%の類似オーディエンスに含まれてしまいます。

以上のことを考慮して、効果的に運用していきましょう。

Facebookはどのようにしてデータを集めているのか

Facebook マーク・ザッカーバーグ

出典:https://www.gizmodo.jp/2018/04/what-happened-facebook-andus.html

上記質問に対して、Facebook社のCEOマーク・ザッカーバーグ氏は以下のような回答をしています。

・「いいね!」や「共有」ボタンなどのソーシャルプラグイン。他のサイトをよりソーシャルにし、Facebookでコンテンツを共有するのに役立ちます。

・Facebookログイン。Facebookアカウントを使用して別のWebサイトまたはアプリにログインできます。

・Facebook Analyticsは、Webサイトとアプリを人々がサービスをどのように使用しているかをよりよく理解するのに役立ちます。

・Facebookの広告ツールと測定ツール、 他の場所Facebookやで自分の広告を掲載し、その広告の効果を理解するために、Facebookの広告主からの広告を表示するウェブサイトやアプリケーションを可能にします。

参考記事:https://about.fb.com/news/2018/04/data-off-facebook/

つまり、Facebookや関連サービス上での行動や、Facebookアカウントを使用したアプリやウェブサイトから抽出したデータを用いて趣味や関心などの特徴を特定してユーザーデータを集めています。

ターゲティングに利用できるオプションは減少傾向

オプション減少

出典:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42691460Q9A320C1000000/

Facebookは、2019年3月に広告のターゲティングによる差別をなくすために、住宅売買や求人、信用貸しでの広告に関して、年齢や性別、文化背景、郵便番号に基づいたターゲティングを廃止すると発表しています。

また、ターゲティングに利用できるオプションも今後減らす方針で、今後もFacebook広告の保全性を維持のため、定期的に差別禁止ポリシーは更新されていくことが予想されます。

オーディエンスの作成方法

オーディエンスの作成手順は以下の通りです。

・手順1.Facebookビジネスマネージャからメニューを開く
・手順2.「オーディエンス」を選択
・手順3.作成したいオーディエンスカテゴリを作成

手順1.Facebookビジネスマネージャからメニュー開く

こちらから「Facebookビシネズマネージャー」にログインしてください。ビシネスマネージャアカウントをまだ持っていない方は作成する必要があります。

ビジネスマネージャを開いたら左上にあるハンバーガメニューからメニューを開きます。

オーディエンス作成方法1

手順2.「オーディエンス」を選択

メニューからスクロールし、広告掲載にある「オーディエンス」を選択するとオーディエンス作成画面に遷移します。

オーディエンス作成方法2

手順3.作成したいオーディエンスカテゴリを作成

ターゲットオーディエンスにあわせてカテゴリを選択します。

コアオーディエンスは、「保存済みのオーディエンスを作成」から作成することができます。

オーディエンス作成方法3

補足1.リーチ量は自動で算出される

オーディエンス作成の際、地域や年齢の項目でボリュームを絞った後は画面右側の「潜在オーディエンス」の項目を確認しましょう。

この項目は、設定を変更するたび、自動で数字が算出されます。

例えば、日本に住んでいるユーザーすべてにアプローチしたい場合、

地域:日本
年齢:18〜65+
性別:すべて

と設定すると、画像の赤枠で囲んでいるところに潜在リーチ量は4,400万人へアプローチできると表示されます。

オーディエンス リーチ量

では、設定を変更して見てみましょう。

地域:日本
年齢:18〜24
性別:女性

若年層の女性ユーザーに絞った場合、画像の赤枠のところを確認してみると潜在リーチ量は560万人と表示されました。

オーディエンス リーチ量

今回は基本的な項目だけを変更して紹介していますが、他にも言語やキーワードなどの項目を変更・入力するだけで自動的に算出される便利な機能なので覚えておきましょう。

効率的に運用するコツ

Facebook広告では、冒頭で説明した通り3つの構成で成り立っています。

つまり作成したオーディエンスについては、他のキャンペーンでも併用して使用することができます。

そのため、作成したカスタムオーディエンスと類似オーディエンスは必ず保存済みオーディエンスにしてから出稿するようにしましょう。

保存済みオーディエンスにすることで、違うキャンペーンを作成したときに広告セットを編集することなく中身だけ少し編集すれば使用することができるため、効率的に運用することが可能です。

また、保存済みオーディエンスでは、地域・年齢・性別・言語といった情報を指定できるので、さらにターゲティング精度を高めることもできます。

複数のオーディエンスを作成した場合は、広告担当者が管理しやすいように名前をつけておくことも効率的に運用するための仕組み化のポイントです。

まとめ

以上、Facebook広告のオーディエンスの種類や設定方法、運用のコツをご紹介しました。

Facebookは実名性を生かしたターゲティング精度の高さからあらゆる企業が活用しています。

効果検証にはさまざまな方法がありますが、「人」にフォーカスしたパターンと「行動」にフォーカスしたパターンで2つのパターンを作成して、PDCAを回してみてはいかがでしょうか。

ぜひ本記事を参考に、複雑なターゲティング設定を使いこなし、より効果的な広告運用を目指してください。

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