facebook 広告 運用・仕組み

marketing

2020年10月11日(公開: 2020年07月29日)

Facebook広告の運用方法を仕組みと事例で徹底解説!

「これからFacebook広告を運用していきたい」、「すでに運用しているもののなかなか成果が出ない」という方に向けて、Facebook広告の基本的な仕組みと成果を出すための運用方法をまとめました。

高い露出度と高いターゲティング精度によって、ターゲットに効果的にアプローチできることが魅力のFacebook広告ですが、コツをつかむことでさらに成果につながりやすくなります。

最短で成果を出すための運用手順

運用手順

Facebook広告を効率よく運用するためのコツを紹介します。

<運用のコツ>

  • 複数のオーディエンスを作成する
  • 目的に応じてフォーマットを検討する
  • 競合他社を参考にする
  • データを分析する

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

複数のオーディエンスを作成する

広告の配信目的

広告作成では、配信の目的(認知・検討・コンバージョン)を明確にすることが大切です。

例えば、ブランドの認知度向上を目指しているのか、サービス導入を目指しているのかなどです。

そして、Facebook広告では、ひとつの配信目的に対して複数のオーディエンスを作成することができます。

複数のオーディエンスを作成し、一斉に配信することで効果検証を繰り返して効果のあるオーディエンスを探していきましょう。

目的に応じてフォーマットを検討する

広告フォーマット

オーディエンス以外にも、目的に応じたフォーマットを選択することも大切です。

例えば、商品購入を目的とした広告であれば、カルーセル広告を活用して複数の画像を用いてあらゆる角度で商品の魅力を宣伝することができます。

オーディエンス設定と同様に、Facebook広告には多彩なフォーマットが用意されているため、複数のフォーマットを作成・配信してみることもおすすめです。

競合他社を参考にする

広告ライブラリ

Facebookには、Instagramを含むFacebookアプリ・サービスに掲載されている広告を誰でも簡単に検索・情報の確認をすることができる「広告ライブラリ」という機能が備わっています。

広告ライブラリを活用することで、広告デザインの確認や実際に設置してあるCTAから、実際にリンク先に飛ぶことができるため、競合他社がどのように活用しているかを調べることもできます。

データを分析する

分析

広告で成果を出すには、効果検証がとても重要です。 

データ分析をする方法を3つ紹介します。

  • A/Bテスト
  • Facebookピクセル
  • マーケティングエキスパートに相談する

それぞれ解説していきます。

A/Bテスト

A/Bテスト

A/Bテストとは、「2パターンのどちらが効果的か検証する」方法です。

1箇所のみ異なるクリエイティブを2パターン用意してユーザーの反応を比較し、どちらがより効果的にパフォーマンスを発揮しているのか検証します。

これまでに導き出した仮説を実際のユーザーが起こすアクションとA/Bテスト有意差判定ツールなどを利用して統計学的に判定する生産的かつ確実な手法です。

Facebookピクセル

Facebookピクセル

Facebookピクセルとは、ウェブサイトで利用者のアクションを把握して、宣伝の効果を測定できる分析ツールです。

<分析できること>

  • 設定したターゲットユーザーに正しく広告が表示されているか
  • 目標のアクションを実行する可能性が高いユーザーにリーチできているか
  • ユーザーが広告を見たときのアクション率

Facebookピクセルを活用することで、ターゲティングやユーザーアクションを正しく把握することができます。

マーケティングエキスパートに相談する

Facebookマーケティングエキスパート

マーケティングエキスパートとは、広告に関する戦略的アドバイスをしてくれるFacebook担当者です。

相談のみであれば利用条件なく無料で活用できます。アカウントの状況を確認し、Facebook広告を最適化するためのアドバイスをしてくれます。

ただし、Facebookマーケティングエキスパートサービスを利用するには、Facebookからの招待された一部の広告主のみになっているため注意が必要です。

Facebook広告の仕組み

Facebook広告 仕組み

Facebook広告では、細かいターゲティング設定や多彩な広告フォーマットにより、仕組みが複雑に感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし、仕組みさえ理解してしまえば、より精度の高い広告配信ができるようになります。

この章では、広告の構造を解説しつつ、各構造を分解してわかりやすく紹介していきます。

広告管理の構造

Facebook広告 構造

出典:https://www.facebook.com/business/news/JA-Campaign-Structure-Update

はじめに、広告管理の構造を覚えておきましょう。Facebook広告は以下の3層から成り立っています。

  • キャンペーン:広告の配信目的(CV獲得、ブランド認知度向上など)
  • 広告セット:オーディエンス(ターゲット層)・予算やスケジュール
  • 広告:広告素材・デザイン(画像、動画、テキスト、CTA)

キャンペーン>広告セット>広告の順に作成していくことで広告が完成します。

1つのキャンペーンに対して、複数の設定が異なる広告セットや広告を設定することで、効果検証を行い効果的な広告を探しやすくなります。

広告の種類

広告の種類

続いて、広告の種類について解説していきます。

掲載場所とフォーマットそれぞれに、配信目的や広告素材に合わせて適応できるよう多くの選択肢があります。

掲載場所

Facebook広告では、4つの配信先から掲載したい場所を選択することができます。

配信先 概要 掲載場所
Facebook 実名制を採用しているSNS。国内では月間2,600万アクティブユーザーを抱えている。 ・フィード
・右側広告枠
・ストーリーズ
・インストリーム
・検索結果
・記事内
Instagram 写真や動画をメインに投稿・共有するSNS。国内では月間3,300万アクティブユーザーを抱えている。 ・フィード
・ストーリーズ
・発見タブ
Messenger Facebookで繋がりがあるユーザー同士がやりとりできるメッセージアプリ。 ・受信箱
・ストーリーズ
・広告メッセージ
Audience Network Facebookが提携している数千以上のアプリに広告配信できるネットワーク。 ・バナー
・ネイティブ
・インストリーム
・インタースティシャル

Facebook社の傘下であるInstagramの月間アクティブユーザー数はFacebookを超え、3,300万人まで成長しています。

また、Audience Networkでは、Facebookが提携している数千以上のアプリに広告配信ができるため、新規顧客獲得に向けてリーチ量を増やしたい場合におすすめです。

フォーマット

Facebook広告では、広告素材に応じて最適なフォーマットで作成することができます。

ひとつのフォーマットに縛られず、複数のフォーマットを活用して効果検証することも大切です。

画像 画像広告  多くの企業が活用しているシンプルかつ汎用性の高い広告フォーマット
動画 動画広告  映像・音声・テキストをフル活用して没入感の高いメッセージを届けられる広告フォーマット
カルーセル広告 カルーセル広告 最大10枚の画像や動画を活用して、多角的に伝えられる広告フォーマット 
スライドショー広告 スライドショー広告 テキストを活用して動画のようにストーリーを見せることができる広告フォーマット 
ストーリーズ広告 ストーリーズ広告  ストーリーズ機能を活用した、スマホの縦画面いっぱいに広告を表示できる広告フォーマット
コレクション広告 コレクション広告 動画や画像を商品カタログのようにグリッド形式で表示することができる広告フォーマット 
プレイアブル広告 プレイアブル広告  アプリをインストールする前にデモプレイする機会を提供することができる広告フォーマット

課金方式

課金方式

Facebook広告では、2種類の課金方式を選ぶことができます。

  • インプレッション課金
  • クリック課金

広告の目的に合わせた最適な課金方式を選択することで、効果的なコストパフォーマンスを発揮することが可能です。

インプレッション課金

CPM

インプレッション課金は、広告が画面に1,000回表示された回数(インプレッション数)ごとにかかる費用のことを指します。単価の指標はCPM(Cost per Mille)と呼ばれます。

たとえ広告がクリックされていなくても表示される度に費用が発生するため、ブランド認知度の向上などの”表示された”回数に重きを置いた広告の場合に有効と言える課金方式です。

CPMは、予算内で広告に使用した金額からインプレッション数で割ることで計算することができます。つまり、インプレッション数が大きくなればなるほどCPMが低くなり、費用対効果が良いということになります。

クリック課金

CPC

クリック課金は、配信した広告を1回クリックされるごとにかかる費用のことを指します。単価の指標はCPC(Cost Per Click)と呼ばれます。

CPCは、いくら広告が表示されてもクリックされない限り費用が発生しない成果報酬型の課金方式です。確実にリアクションを起こしたかどうかを判断できるため、無駄なコストを抑えることができるが可能です。

また、配信した広告がターゲット層にどれだけ興味を持たれたかどうか、広告運用の分析をしやすいのも特徴のひとつです。

しかし、CPCは入札制を採用しているため、競合他社が多いとコストも増加する可能性もあります。状況に合わせた使い分けを心がけましょう。

オーディエンス

Facebook オーディエンスターゲティング

Facebook広告では、「コアオーディエンス」「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」を活用して、さまざまな角度からユーザーを絞り込むことが可能です。

いかに効率よく興味関心のあるユーザーに届けることができるかが大切です。

コアオーディエンス

コアオーディエンス

出典:https://mag.ibis.gs/marketing/targeting_190719/

コアオーディエンスは、生年月日や学歴、住所などのユーザー情報や、趣味やよく使用するアプリなどの興味関心、Facebook上で参加したイベントなどの行動パターンから抽出されるデータを使用してユーザーを絞り込む方法です。

他にも、使用しているスマホのOSや利用ブラウザなどの端末情報からも絞り込むことも可能です。

とても細かく絞り込むことができるため、ピンポイントで届けたいユーザーにのみ配信することができます。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンス

出典:https://www.hiwell.co.jp/promotion/column/facebook-customaudience/

カスタムオーディエンスは、直近で特定のウェブサイトにアクセスしたユーザーやアプリのインストール・利用したユーザーなど、すでにサービスや商品に興味を持っているユーザーだけを絞り込む方法です。

他にも、所有しているメールアドレスや電話番号などの顧客情報リストを活用してターゲティングすることもできます。

ユーザーの行動から確実に興味を持っているユーザーに配信できるため、高いコストパフォーマンスが見込めることが特徴です。

類似オーディエンス

類似オーディエンス

出典:https://www.glad-cube.com/blog/?p=9532

類似オーディエンスは、作成済みのカスタムオーディエンスの情報を元に共通する趣味や関心、行動などからターゲット層を導き出して、潜在顧客を見つけ出す方法です。

基準となる情報が必要になるため、カスタムオーディエンスの拡張機能として活用していきます。

例えば、「自社アプリをインストールした顧客」から類似オーディエンスを活用した場合、「自社アプリをインストールした顧客と共通する項目があるユーザー」を導き出して自動的にターゲティングすることができます。

リーチ量を増やしたい場合や潜在顧客を増やしたい場合に活用すると良いです。

オークション

オークション

オークションは、入札制を採用した最適なユーザーに広告を表示するためのシステムです。

以下の指標を考慮し、ユーザーと広告主の両方に最大限の価値を見いだせる広告から順に落札される仕組みとなっています。

  • 入札価格
  • 推定アクション率
  • 広告品質

これらの価値が高い広告ほど、露出が高くなります。

Facebook広告の運用事例

Facebook広告を活用した運用事例を紹介します。

広告デザインやCTAの活用方法など参考にしてみてください。

事例1:トヨタ自動車株式会社

トヨタ自動車株式会社

トヨタ自動車株式会社は、世界で愛されている自動車メーカーです。

2020年の2月から販売されたヤリスのプロモーション広告として活用しています。

Facebook広告では写真広告を活用して、シンプルに分かりやすく自動車の外観を表示しています。CTAボタンをタップすると、ヤリスの詳細・販売ページへ遷移し、ヤリスの特長や価格、ギャラリーを確認できます。

事例2:今治タオル

今治タオル

今治タオルは、愛媛県今治市で生産されている高級タオルです。

Facebook広告では、カルーセル広告を活用してさまざまなデザインや光沢を複数の写真で表現しています。

ひとつひとつの写真にCTAが設置されており、タップすることで公式Instagramに遷移されます。

事例3:ポカリスエット

ポカリスエット

ポカリスエットは、大塚製薬から発売されている清涼飲料水です。

夏の熱中症対策をテーマに「夏の想いやりポカリ便」のプロモーションとしてFacebook広告を活用しています。

CTAではランディングページに遷移し、そのまま購入できるようになっています。

 

運用代行のメリット・デメリット

運用代行

Facebook広告を運用するには、ノウハウや分析・運用するための時間、人材リソースが必要になるため、自社だけで運用するのは難しいことも多いです。

そこで、代理店に運用を依頼することで得られるメリット・デメリットを紹介します。

運用代行のメリット

運用代行を依頼するメリットは大きく2つあります。

  • 他の業務に時間を割ける
  • 最大限の効果を発揮できる可能性が高い

運用に関わる分析や改善などにかける時間がなくなり、営業活動などの他の業務に専念することができます。

また、広告運用のプロに任せることで専門知識や十分なノウハウから高い効果が期待できます。

運用代行のデメリット

運用代行を依頼するデメリットは大きく2つあります。

  • 費用がかかる
  • 情報共有の質が低いと効果が期待できない

運用代行には月々の代行費用がかかるため、自社運用よりも費用がかかることが多いです。

また、宣伝したい商材やサービスについて運用代行会社ときちんと情報共有ができていない場合、正確なターゲティングやアプローチができない可能性が高まるため注意が必要です。

まとめ

以上、Facebook広告の基本的な仕組みと成果を出すための運用方法を紹介しました。

運用のコツを掴むためには、Facebook広告の仕組みを理解し、効果検証を繰り返すことが大切です。

運用代行に依頼することも成果を出すための方法のひとつと言えるでしょう。

Facebook広告について詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

【保存版】Facebook広告とは?仕組みから運用方法まで徹底解説

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