fbpx
採用動画

marketing

2021年08月20日(公開: 2020年08月17日)

効果的な採用動画・会社説明動画の作り方|活用事例や費用相場・制作会社も紹介

無料:動画広告攻略100のテクニック集

資料をダウンロードする

少子高齢化の影響もあり求人倍率が上昇し、就活が売り手市場になっている昨今では、優秀な人材を雇用するために企業はさまざまな工夫が必要です。「採用・会社説明動画」もその一つ。認知度が高まるだけでなく、事前に社内の雰囲気を知ってもらうことで、学生の不安を和らげたりミスマッチを防ぐ効果もあり、採用コストの低下につながります。そんな採用動画の作り方や、具体的な事例を見ていきましょう。

採用動画の重要性

採用 動画、会社 説明 動画

2020年採用市場では新卒の求人倍率は1.8倍にものぼり、優秀な人材を確保するために企業側も工夫をしなければなりません。最近ではTwitterやFacebookなどのSNSで「〇〇の採用動画が面白い!」と流れてくる事もあり、さまざまな企業が採用活動の一環として動画を活用するケースが増えてきています。

実際の就活生を対象にしたアンケートでも、約5割の学生がYou Tubeで動画の視聴をしていると答えています。採用動画を視聴した就活生の8割が、動画を視聴することで「志望度が上がった」と回答しており、「採用動画があったほうが良い」と答えた就活生は約9割を占めています。

参考:約5割の学生が「You tube」で採用動画を視聴、就活時の採用動画視聴で7割が志望度アップ

採用動画の種類

採用動画の種類は以下の3つです。

  • 会社説明動画
  • 社員インタビュー動画
  • ブランディング動画

会社説明動画

採用動画の中で、利用される機会が多いものが会社説明動画です。会社の社長や社員が、経営理念や事業内容、業務内容などを解説します。

社員インタビュー動画

社員にインタビューする形式の動画も採用動画で利用されています。インタビュアーが社員に対し、採用を希望する側が知りたい情報を引き出す形で動画が作られます。実際に働いている社員の言葉なので、よりリアルに情報を伝えられます。

ブランディング動画

企業・商品・サービスの認知度やブランドイメージの向上を目的としたブランディング動画も採用で利用されています。映像・テキスト・音楽・BGMをフル活用できるため、テキストだけの広告とは違い、視覚・聴覚の両方から訴求することで一度に伝えられる情報量が多いです。

採用動画の効果

採用 動画、会社 説明 動画

採用活動に動画を利用することで得られる効果は以下の通りです。

  • 言葉では表現しづらいことも伝えられる
  • 学生の不安を軽減できる
  • ミスマッチを防げる

採用動画は企業側はもちろん、就活生にもメリットがあります。
実際にどのようなメリットがあるのか、以下で詳しく解説します。

言葉では表現しづらいことも伝えられる

採用 動画、会社 説明 動画

採用動画を用いることで、言葉では表現しづらいことも伝えられます。

採用活動では、自社サイト、採用サイト、求人広告、会社説明会などさまざまな場で自社をアピールする必要があり、その際には文章や口頭説明がメインになります。その場合は待遇や雇用条件などは説明しやすいですが、会社の雰囲気や実際の働き方、仕事のやりがいなどを就活生に理解してもらうのは難しいでしょう。

採用動画を用いれば、言葉では表現しづらいことを、動きのある表現や音を通して就活生にわかりやすく説明できます。
言葉では表現しづらいことを、視覚と聴覚を通して五感に訴えかけることが出来るのが、採用動画のメリットです。

学生の不安を軽減できる

採用 動画、会社 説明 動画


採用動画を用いることで、学生の不安を軽減できます。

学生は社会人としての言葉遣い、マナーはもちろん、いままで守られていた立場から自立する立場に変わります。そのため新社会人として上手くやっていけるか不安になっています。

採用動画では、職場の雰囲気や仕事の一日の流れなどを紹介するコンテンツが多いです。会社説明会や面接などではこういった雰囲気をつかむことが難しいため、内定後の辞退や離職率を軽減させることができるほか、自社にあう人材に応募してもらえる可能性が高まります。

ミスマッチを防げる

採用 動画、会社 説明 動画

採用動画を用いることで就活生と企業側のミスマッチを防ぐことが出来ます。

入社してみると、面接や会社説明会で聞いてたことと違う・・・。と思われてしまい離職されるケースは、企業側や就活生側両方とも避けたいケースです。

実際の面接や会社説明会などの口頭や資料だけでは伝えにくい事柄があります。
一番有力なのはインタビュー動画で「現場の声」を就活生に届けることです。
新人の頃の仕事の覚え方、仕事の進め方、大変だったことや仕事を通してのやりがい、今後の夢などを新入社員目線で伝えるということが大事です。

口頭や資料だけでは伝えにくいことを採用動画を交えながら、不十分な側面をカバーして意識の擦り合わせをしていきましょう。
そのようなミスマッチを防ぐために、就活生と企業側の相性を合わせるといった面から、採用動画を用いて会社の雰囲気を伝えるということは重要なのです。

採用動画・会社説明動画を作るコツ

採用 動画、会社 説明 動画

会社説明動画などの採用動画を制作しても、視聴者のニーズに合っていないと無駄に終わってしまいます。
失敗しないためには、採用したい人物に合わせる、目的に応じて動画の種類を選ぶ必要があります。失敗しないためのコツを下記で説明していきます。

動画の内容と採用したい人物像を合わせる

採用 動画、会社 説明 動画

採用動画を制作する際には、採用したい人物像に合わせることが大事です。

例えば、アグレッシブで進んで課題を解決してくれるような熱意のある人を採用したいなら、企業側も「自分の意見が通りやすい環境」、「新人の内からでも大きな仕事を任せて貰える」などのメリットを伝える必要があるでしょう。

動画の見せ方によってメリットにもデメリットにもなります。 採用動画では自社の良い所ばかりをのせてしまうケースもあります。しかしそれでは表面的な事しか言っていないのでは?などと就活生に不安を与えてしまうことがあるでしょう。また一側面の情報だけだと入社してからミスマッチが起きてしまう可能性もあります。

そのためには、自社の悪い部分も詳しく説明することで「この会社は包み隠さず話してくれるので、信頼出来る」と就活生に思わせることができます。
このようにどんな人物を採用したいか、動画の見せ方にも気を遣う必要があります。

目的に応じて動画の種類を選ぶ

採用 動画、会社 説明 動画

採用動画を制作する場合は、何を成し遂げたいのかを考えることが大切です。
目的を決めることで、具体的にどう行動すれば良いのかがわかります。
具体な目的としては 以下が挙げられます。

  • ミスマッチを防ぎたい( インタビュー動画で実際に働いてる姿を想像させる)
  • 自社の魅力を印象づけたい( 会社紹介動画で印象力を上げる)
  • 人が集まらない(企業PR動画で認知力を上げる)

このように、目的を設定することでそれぞれに適した動画の制作を行うことができます。会社説明会やサイトで動画を使用する場面を考えて、その時期に間に合うように早めに動画を制作する事が重要です。

また、目的に応じて動画の種類を変えることで、より効果的な動画を作れます。

例えば自社の商品や自社の事業を紹介する場合は、会社の全体像をイメージさせるのに効果的です。その際にはクライアントに対しての動画になるので、相手に分かりやすく説明することを意識しなければなりません。

社員のインタビュー動画では、社員の一日の過ごし方や会社の雰囲気を紹介することで、就活生に自社で働く姿を想像させる効果があり、入社してからのミスマッチが生じる可能性を少なくできます。

最近では福利厚生を重視する就活生も多いため、社内イベントの風景や、食堂利用、特別有給休暇など自社ならではのサービスをアピールすることで応募者の入社意欲を高めることができます。

採用動画の活用事例

採用 動画、会社 説明 動画

実際に企業が活用している動画はどのようなものがあるのでしょうか?
ここでは採用動画を制作する際の参考になる動画事例をご紹介いたします。

会社説明動画の活用事例

JR西日本

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=01bvELAnPe4&feature=emb_logo

武田薬品工業株式会社

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=Zaf8OkYTnUo&feature=emb_logo

株式会社サガテクノ

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=VeJa7j-WRnc&feature=emb_logo

社員インタビュー動画の活用事例

株式会社タカラトミー

(出典:https://youtu.be/5Fc9q5PlYbk)

おもちゃで有名なタカラトミーの新卒を対象にした紹介動画です。

人事や品質管理、マーケティング担当などさまざまな部署で活躍されている社員インタビューがメインの動画になっています。
担当ごとに会社の社風や仕事のやりがいなど、実際に働いている現場の生の声を聞けるので、入社した際に「自分が働いている姿」を想像しやすいです。

日本だけではなく、アジア圏にまで事業を展開しているのでグローバルな事業も展開しているのがわかります。
社員の実現したい夢や今後の目標が、見ているだけで感情まで伝わってくるような内容で入社したいという意欲を湧きたてる、そんな動画になっています。

株式会社ジンズ

(出典:https://youtu.be/BUseEhdXshE)

メガネブランドで有名な株式会社ジンズの新卒を対象にした動画です。

社員インタビューを通して最新の技術を利用したものづくりや、JINを通して世の中を変えていきたいという熱いメッセージが込められています。

自分がやりたいことを叶えたいという社員の方が多く、風通しが良く自由な社風であることが伺えます。
動画の中では、オフィスの雰囲気、店舗の雰囲気、会議室で会議をしている様子などが伝わってくるので実際に入社してからの働く姿を想像できるように工夫されています。

私はジンズのメガネを愛用しているのですが、接客の仕方が丁寧で、しっかりと教育環境が整っているということがこの動画から感じられます。

採用動画・会社説明動画制作の費用相場

動画の制作は、時間や手間がかかるので大変な作業です。自社で動画の制作が難しい場合は、動画の制作を依頼することも検討してみましょう。動画の制作は、動画の制作会社に依頼するだけでなく、個人に依頼することもできます。

採用動画・会社説明動画は、会社の顔とも言える動画です。しっかりと企画・構成を行い、準備を重ねていく必要があります。

動画に出演する人物やナレーションも、会社イメージとマッチしているかをよく考えて決めなければなりません。

撮影・編集は無理に凝った演出を行う必要はありませんが、会社の魅力が伝わるクオリティの高い動画になるように依頼しましょう。

採用動画・会社説明動画の制作する場合の費用の目安は以下の通りです。

  • 企画制作 約5〜15万円
  • ディレクション  約5〜25万円
  • 台本作成 約5〜10万円
  • キャスティング 約10〜50万円
  • 撮影 約5〜35万円
  • 編集 約5〜30万円

採用動画・会社説明動画の制作会社

おすすめの採用動画・会社説明動画の制作会社は以下の3社です。

  • 株式会社ビットセンス
  • 合同会社ファニプロ
  • ピクシディア株式会社

株式会社ビットセンス

株式会社ビットセンスは、年間100本以上、累計800社以上の採用動画を制作した実績がある動画制作会社です。採用動画制作以外にも、採用サイト制作、採用ツール制作、パンフレット制作、会社説明会用パワーポイント制作なども行っています。

公式サイト:https://www.bitsense.co.jp/

合同会社ファニプロ

合同会社ファニプロは、採用サイト・採用動画・採用パンフレット制作を行っている会社です。

公式サイト:https://www.funnypro.net/

ピクシディア株式会社

ピクシディア株式会社は、採用・会社紹介・企業PR動画に特化した動画制作会社です。制作後、1年間は無料で修正が可能になっています。

公式サイト:https://pixidea.co.jp/index.html

上記の動画制作会社以外にも、採用動画を制作できる会社はたくさんあります。動画制作会社を探している場合は、下記の記事を参考にしてください。

失敗しない!動画・映像制作会社の選び方とおすすめ比較10選

まとめ

今回は失敗しない採用・会社説明動画の作り方のコツを活用事例もふまえてご紹介させていただきました。

採用動画には、口頭や文章では伝えることのできない会社の雰囲気であったり、実際に現場で働いている社員の様子を生で感じることが出来ます。そういったリアルな表現を用いて企業PRを行うことで就活生の入社意欲を高めたり、入社してからのミスマッチを防ぐことに貢献してくれます。
今回の記事で「成功させる」採用動画を作り、自社の価値を高めていきましょう。

動画は商品やサービスの紹介、企業のPR、採用活動、サイト運営など、さまざまな目的で利用されています。企業で実際に利用されている動画の事例について知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

企業における動画コンテンツの活用事例

リチカ クラウドスタジオはマーケティングに特化した、動画クラウドサービスです。

誰でもかんたんに、動画広告や動画コンテンツをつくれます。 広告・メディア業種で2年連続シェアNo.1を獲得。(*1)大手企業や広告代理店、制作会社を中心に、400社以上に導入されています。

1本あたり数千円、最短数分で動画広告が作り放題
・クリエイティブ動画広告が制作可能
YahooやFacebookの公認パートナー、専門ノウハウがフォーマットに凝縮

まずは、無料トライアルでリチカ クラウドスタジオを体験してみませんか?


3分でわかる資料をダウンロードする

*1「法人向け動画自動生成・配信ソフト市場の現状と展望 2020年度版」2019年度、2020年度見込https://mic-r.co.jp/mr/01930/


この記事をシェア