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2021年03月23日(公開: 2020年09月30日)
LINE広告に必要なアカウントとは?開設方法や使い方を探る
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LINE広告を出稿する際に必要となるアカウントをご存じですか?この場合、「LINE公式アカウント」と「LINE広告アカウント」が必要なのですが、特に公式アカウントを取得すると、さまざまな機能を利用でき、広告効果を最大化できます。
ここでは、LINE広告出稿時に必要なアカウントの種類や、開設方法、開設するとできることなどを説明します。
目次
LINE広告出稿に必要なアカウントとは?
広告出稿に必要なアカウントは2つになります。
具体的には広告主として公式アカウントを習得しなければいけないのと、配信先の設定など実際に広告を出す時の用の2つです。以下で詳しく解説します。
1.LINE公式アカウント
公式アカウントはもともと、ライン@と別れており、月250万円からと企業で無ければ登録するのは難しい状況でした。
現在では、ライン@と統合されており、無料で誰でも登録できる、2つの機能を使えるようになるといったさまざまなメリットがあります。
2.LINE広告アカウント
このアカウントは、広告を配信するための必要になります。
配信先の設定、広告の入稿などさまざまな運用ができます。これを取得するには、公式アカウントにまず登録をする必要があります。
機能が多い「LINE公式アカウント」
公式アカウントはとても機能が充実しています。
もともとライン@とそれぞれの用途において棲み分けがされていたのですが、統合したことによってそれぞれのメリットが受けられるようになりました。
LINE公式アカウントとは
公式アカウントは無料で誰でも登録ができ使用できます。 往来では、最低月額250万円からだったのですが、ライン@との統合により、ライン@の有料機能が使えるようになったり、無料化されました。
ライン@の中小企業・店舗向けの機能と大手向けの公式アカウントの機能が合体して出来たのが、今現在の公式アカウントなのです。
0円から利用できる
最低0円から利用できますが、 料金プランは3つ存在します。
- フリープラン
- ライトプラン
- スタンダードプラン
フリープランでは無料ですが、1000通までしかメッセージを送信することができません。もっと多くの人に配信をしたいのであれば、有料プランに変える必要があります。
LINE公式アカウントで何ができる?
さまざまなサービスが利用できます。
以下で詳しくみていきましょう。
1.メッセージ配信
最も基本的な機能で、友達登録をしてくれた利用者にたいして、メッセージを送ることができます。例えばスタンプのダウンロード目的で、友達追加をしたらキャンペーン目的でメッセージが送られてきたことはありませんか?。
このように、利用者にメリットのある情報を配信することができるのが特徴です。メッセージ配信は、プライベートのともだちからメッセージが送られてきた風に受け取れるので、メッセージの既読率も高めることができます。
2.LINEチャット
利用者と1:1で会話ができるチャット機能というものがあります。
LINE@の機能から進化して、複数人が利用できるグループライン機能も追加されました。
チャット機能の良いところは、企業からの問い合わせ電話やメールと違って「気軽にメッセージのやり取りができる」「1日何度もでもやり取りができる」「電話が嫌いな利用者にも対応できる」なとさまざまなメリットがあります。
3.自動応答機能
利用者からメッセージが送られてきた際に、自動で返信を行う機能のことです。
チォットボットといった方がわかりやすい例かもしれません。
例えば、よくある質問を想定して、それに対しての答えを自動返信するように組み込むことで、工数の削減にもつながりますし、瞬時に返答がくるので利用者側もストレスフリーでチャットを利用することができます。
4.タイムライン投稿
タイムライン投稿は、1:1のチャットと比べると、友達や他の人全てを対象にメッセージを投稿する機能です。Twitterのツイートに近いイメージを持ってください。
良いところは、自分が発信したメッセージにいいねがついて、より多くの人に拡散してもらえる可能性がある所です。多くの人に知ってもらいたいことを伝える時に使用する、もっとも有効的な手段だと思います。
5.ショップカード
トーク画面から使える「ショップカード」という機能があります。これはキャッシュカードなどをデジタル化したものです。
いちいち財布からカードや現金を取り出すという手間が省けるので、今後もっと認知されていくサービスになるのではないでしょうか。
6.リッチメッセージ
画像やテキストなどを一つのコンテンツにまとめて分かりやすく、引き込みやすいメッセージを作る事ができる機能です。
企業から、画面全体にメッセージが送られてきた方もいらっしゃると思います。
テキストだけではく、画像も交えて伝わりやすいデザインコンテンツを提供することができます。
7.クーポン・抽選機能
コンテンツの中には、ある商品やサービスが安く利用できるクーポン機能や、「先着何名様に〇〇が当たる」という抽選機能があります。
企業側がこれらを使うメリットとしては、自社や商品のブランディング、顧客獲得などあります。利用者側としては、安く利用できるといったメリットがあります。お互いにwin-winな関係をもたらしてくれるのがこの機能の最大のメリットです。
その他便利な機能
代表的な7つの例をご紹介しましたが、他にもさまざまなマーケティングに有効活用できる機能を紹介します。
1.LINE広告と柔軟に連携
公式アカウントは、広告と柔軟に連携して、より良い効果が生まれます。広告の年齢・地域・性別・興味関心といったターゲティング機能を用いることで、コンバージョンなどを高めることができます。
2.友だち追加広告(CPF)の詳細
CPFはCost Per Friends の略で、ともだち追加される度に、費用が発生する課金形式のことです。
例えば、気に入ったスタンプをダウンロードをする場合に、ともだち登録が必要になるケースが良い例です。知人のような感じでメッセージが来るため、あまり広告感を与えないように利用者を誘導させることができます。
3.Messaging API
Messaging APIとは、利用者側と企業側の双方コミュニケーションを実現するAPIのことです。自社の購入履歴や行動データと紐づけると効果がさらに期待できます。
そのためには「仕組み作り」「自動化」「再構築」が重要であり、Messaging APIを活用をして、発信するメッセージの価値を高めることができます。
4.LINE Beacon
LINE Beaconは、お店などに設置されたBeacon端末からクーポン、セール情報、特別なメッセージなどを公式アカウントを経由して受信することができるサービスのことです。
Beaconを有効にすることで、ワンタップで買い物ができたり、位置情報機能と連携して、現在地付近の店舗のサービス情報などを受信できます。
5.LINEログイン
ログイン機能とは、利便性の拡張及び操作時間の短縮などのメリットがあります。
例えば、とあるWEBサービスを利用する時に、LINEのアカウント情報を使用することで会員登録が不要になり、すぐにサービスが利用できるようになります。ログイン時の認証機能としては以下の4つがあります。
- 自動ログイン
- メールアドレスログイン
- QRコードログイン
- シングルサインオンによるログイン
LINE公式アカウントを開設するには?
公式アカウントを作るのには、どうしたら良いのでしょうか。開設するには、ビジネスIDの発行→アカウント開設という段階を踏まなければなりません。
開設するには、スマホはPCがあれば完了します。
以下で詳しく解説します。
1.LINEビジネスIDの発行
開設する前に、ビジネスIDの発行をしなければなりません。
ビジネスIDの発行は、https://account.line.biz/login?redirectUri=https%3A%2F%2Fmanager.line.biz%2F%3Fstatus%3Dsuccess
からお願いします。
IDの発行は、メールアドレスもしくはLINEアカウントのどちらかが必要になります。
2.管理画面へアクセス
ビジネスIDの発行が終わったら、管理画面へアクセスできるか確認をお願いいたします。
3.LINE公式アカウントの開設
開設ページに移動して、手続きを行う必要があります。
手続きは公式ページから行うようにしてください。
公式アカウントの開設のみなら料金は発生しないのでご安心ください。
4.認証済アカウントか未認証アカウントを確認
公式アカウントには、2種類あります。
- 認証済アカウント
- 未認証アカウント
未認証アカウントは、審査が行われないため誰にでも利用ができ、すぐに利用することができます。
認証アカウントの場合は審査が行われるため、時間がかかりますが、信用が得られるというメリットもあります。
審査に通らない可能性もあるため、誰にでも利用できるとは言えません。
審査結果はメールで知らされます。
5.管理画面でクレジットカード情報を登録する
アカウントを確認したら、管理画面でクレジットカード情報を登録しましょう。
請求と支払いを選択して、クレジットカードの情報を登録します。
広告を利用する場合は、クレジットカードを持っていないと利用できず、ほかの支払い方法は利用できないので注意しましょう。
クレジットカード情報の登録が終わると、企業や商材情報などの審査が行われます。
登録可能なクレジットカードは以下の通りです。
- VISA
- Mastercard
- アメリカン⋅エキスプレス
- JCB
- ダイナースクラブ
クレジットカードの登録は以下の通り。
1. LINE Official Account Managerにログインします。
2.アカウント一覧から確認したいアカウントを選択
3.設定をクリック
4「 利用と請求 」内の「 月額プラン 」をクリック
5. お支払い方法を登録をクリックして、クレジットカード情報を登録
6.広告クリエイティブを準備して広告配信の設定を行う
クレジットカード情報の登録が終わったら、続いて広告配信の設定を行います。
広告クリエイティブを作成する際には、本文テキストの量を全体の2割未満に抑えなければならないというルールがあります。
そのため、テキスト量については十分注意するようにしてください。タイトルについては文字数20以内と決められています。テキストと同時に、イラストや画像、動画などの入稿も行いましょう。
7.LINE Tagの設定
続いて、LINE Tagの設定を行います。
LINE tagは広告効果測定のために行われる設定です。主に3種類あります。
- ベースコード
- コンバーションコード
- カスタムイベントコード
広告管理画面のトラッキングコードから、Tagを取得することができます。利用用途にあったものをコピーして設定するようにしてください。
メディアの入稿やTagの設定が終わったら、配信目的を「キャンペーン」にして、設定は完了です。
8.審査にパスしたらLINE広告配信スタート
審査に通るまでは広告配信をスタートすることができません。広告の種類や内容によって審査時間が変わります。審査に落ちたらまた再審査が必要なこともあり、時間に余裕を持って審査を受けるようにしましょう。
LINE公式アカウントの利用料は?
基本は無料ですが、お好みに合わせてプランが全部で3種類用意されています。
- フリープラン
- ライトプラン
- スタンダードプラン
以下で詳しく解説します。
メッセージの送信可能数の違いで3種類
主なプランの違いは、無料メッセージ送信回数の違い、追加料金のメッセージの価格の違いがあげられます。詳しくは下の表をどうぞ。
|
フリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン |
---|---|---|---|
月額固定 |
無料 | 5000円 | 15000円 |
無料メッセージ通数 | 1000通 | 15000通 | 45000通 |
追加メッセージ料金 | 不可 | 5円 | ~3円 |
まとめ
今回は、広告に必要なアカウントの開設方法や使い方を解説しました。広告を出稿するさいに必要なのは「広告アカウント」と「公式アカウント」の2つです。
広告を出稿する際に便利な公式アカウントの機能を活かして、最大限有効になるように活用していきましょう。本記事を読んで、どのような機能があるのか、開設の方法の仕方などを学んで宣伝に活かして頂ければ幸いです。
LINE広告についてさらに詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
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