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2021年03月23日(公開: 2020年09月16日)
YouTube広告はどうやって出すの?事前準備と出稿方法を徹底解説
無料:動画広告攻略100のテクニック集
YouTube広告を出そうと思っていても、初心者の自分でも簡単に出せるのか、どんな準備をしておくとよいのか分からないのではないでしょうか?
YouTube動画広告は以下の方法で出稿できます。
- YouTubeに動画クリエイティブをアップロードする
- Google広告から「新しいキャンペーン」を作成する
- 広告配信の詳細情報を入力する
- 広告グループを作成
- 動画のURLを貼り付けて広告を作成
この記事では、YouTube広告を出稿する前に準備すべきことや、出稿の流れについて詳しく説明します。
目次
YouTube広告出稿にあたってやるべきこと
YouTube広告を出稿するにあたって、制作や出稿、効果測定でそれぞれ気をつけるべきポイントがありますので、順番に解説していきます。
- YouTube広告の動画制作
- YouTube広告の出稿
- 効果測定
YouTube広告の動画制作
動画広告は、認知度の拡大やユーザーのアクションを促したり、ブランディングに効果的です。動画広告の制作は、何を伝えるのかしっかりと目的を定めておく必要があります。
加えて、ユーザーを惹きつける動画であれば、時間は短くても長くても問題ありません。ユーザーの記憶に残るように、効果のある動画広告を作るようにしましょう。
YouTube広告の出稿
Googleアカウントを利用すれば、素人でも簡単に動画広告の出稿ができます。視聴回数をを伸ばすためには、Google広告のキャンペーンを実施して、ユーザーの動画再生中に視聴されます。
キャンペーンの実施には、予算の設定や、ユーザーへのターゲティングが明確にする必要があります。またそれらの設定は、あとで自分で好きなように修正できます。
効果測定
時間をかけて制作した動画であれば、多くのユーザーに視聴され、成果が出たかどうか気になるものです。しかし運用してみると、ユーザーのニーズに合わず視聴されなかったり、ユーザーのアクションにつながらない場合があります。
動画広告の運用は、Googleツールを利用して、定期的に効果測定を実施が大切です。ユーザーの検索流入から、動画の閲覧状況、商品やサービスの成約率など多方面から分析できます。分析結果からPDCAを回し続けることで、改善につながります。
効果的なYouTube動画を制作するポイント
YouTubeでは、動画コンテンツを提供して、自社サービスを宣伝できるプラットフォームです。またGoogle提供サービスでもあるので、インターネットの利用者にも目に付く機会があるでしょう。
動画コンテンツに対して、いかに興味を持たせ、内容を理解してもらい、アクションを起こさせるかがカギです。ここでは、制作するポイントについて解説していきます。
コンセプトとメッセージを明確に
動画広告の作成で大事なのは何を伝えるかです。内容を分かりやすく伝えるためには、シンプルな構成の方が好ましいでしょう。
もし他社と似たような商品やサービスであれば、自社が優れているポイント、広告の出稿時間は限られているので、伝えたいポイントを絞って宣伝すると、ユーザーにしっかりと届けることができます。
動画制作の際は、コンセプトとメッセージを分かりやすく明確にすることを考慮しておきましょう。動画広告に伝える情報が多すぎると、ユーザーに認知されず商品やサービスの購入への成果は得られないでしょう。
YouTube広告は最初の5秒が命
YouTubeの動画広告は、最初の5秒が命です。視聴開始から5秒経過すると、ユーザーがスキップできるようになり、興味のないコンテンツは離脱されるからです。
最初の5秒がもっともエンゲージメント率が上昇する時間であり、動画にインパクトをつけてスキップさせない工夫が必要です。
動画広告には、構成も重要ですが、最初の冒頭でどんな内容を伝えるのかも重要になってきます。
アニメや漫画動画の採用
イラストやキャラクターを活用することで、分かりやすく情報を届けることができ、ユーザーに飽きさせないコンテンツ作りも可能です。また実際の撮影では、表現できないことがアニメや漫画ではできることも利点です。
実際の撮影ではキャストの選定や撮影機材などの準備が必要ですが、それらも必要ありません。表現や説明が難しい内容に関しては、アニメや漫画動画も検討してみましょう。
次のアクションの導線をつくる
YouTube広告では、ユーザーにサイトへの誘引させるためには、動画内や概要欄に自社ページURLを入れる必要があります。またユーザーが自社の商品やサービスの申込、購買、資料請求などのアクションを起こしやすいように、クリックの設置が必要です。
設置場所がなかったり、不自然な場所では、ユーザーが離脱してしまい、成約の機会を逃してしまいます。動画広告の制作は、視聴後のアクションの導線までしっかり考慮しておきましょう。
YouTube広告出稿の流れ
YouTube広告出稿の流れとして、以下の作業内容があります。それぞれ手順がありますが、詳細について詳しく解説していきます。
- 事前の準備
- YouTubeに出稿する
- 出稿の注意点
事前の準備
Google広告を活用することで、動画作成後の広告出稿の方式、ターゲティングや入札単価などの設定を行います。また動画作成のほかにも、視聴率や広告視聴単価、再生回数などの指標が必要です。
さまざまな指標は、動画コンセプトの改善やブランディング戦略、関心がないユーザー層の誘致戦略などに役立ちます。YouTube広告を利用する場合、Google広告は必須なので、忘れずに登録しておきましょう。
YouTubeに出稿する
YouTube向けの動画広告は、Google広告のサイトから行います。動画広告の制作が完了したら、広告として設定してYouTubeへ公開していきます。出稿方法と手順について解説します。その際に、Google広告のアカウント作成が必須になるので、準備しておきましょう。
STEP1:目標・配信期間を設定する
Google広告の管理画面の左メニューのキャンペーンから、「新しいキャンペーン作成」を選びます。目標を設定せずにキャンペーン作成します。
広告配信にかける全体予算を入力、広告配信の期間の設定を行い、戦略の設定を行っていきます。
STEP2:配信内容を決定する
ネットワークや言語の設定、ターゲットの属性、入札単価、広告種類など具体的に設定していきます。配信内容を視聴するユーザーを絞り込むことで、成果を出していきます。
ターゲットとなる性別や家族構成や検索履歴、履歴に似たような商品があれば、関連した広告が表示されます。
出稿の注意点
動画出稿の際は、ターゲットや目的に合った広告の種類を選ぶようにしましょう。
動画広告は制作費用が必要なことがほとんどで、広告代理店や動画制作会社に依頼する場合もあります。
もし完成した動画の内容が計画していた趣旨とは違うと、修正が加わり、時間やコストが増大してしまいます。企画の段階で、ターゲットを定めて、何を伝える広告なのか明確にしましょう。
出稿後には効果測定も行う
出稿後には、定期的に効果測定を行い、運用していくことが重要です。運用する上で気をつけたいのは、認知度アップやブランディングなどさまざまな目的に対して、しっかりKPIを定める必要があります。
そして、目標達成のためにどんな指標が必要なのかを定めて、動画広告のコンセプトと設定した指標にズレがないか確認が必要です。
便利なツールを使おう
Googleアナリティクスは、自社サイトへの訪問数や資料請求、商品やサービスの購入など数値に現れ、成果を確認できます。またコンバージョン獲得できる可能性が高いユーザー層の特定もでき、設定を細かく再調整すれば、成果の向上が期待できます。
またブランド効果測定も便利なツールとして活用できます。クリック率やコンバージョン率などの分析結果では、ブランドの認知度の細かい把握ができません。
ブランド認知度の測定方法として、動画再生中に出てくるアンケート調査で、ユーザーの回答結果から把握できます。「ブランディング」「理解」「認知」「想起」などの項目からユーザーがブランドに対しての理解度を分析できます。
YouTube広告でチェックすべき指標
動画広告はあくまで目的達成のための手段に過ぎず、視聴された動画がユーザーにどう反応したか確かめることが重要です。目的によって確認すべき指標が変わります。
何も興味のないユーザーに、商品やサービスの存在を知ってもらうためには、認知度の向上、もしくは見込み客に対して、商品やサービス価値を訴求して、購入を検討させるのか、またはユーザーに資料請求や購入などのアクションを促すのか、目的で見るべき指標が変わります。
ここでは、目的別の確認すべき効果指標を紹介していきます。
認知度アップが目的なら
まずは商品やサービスを認知され、興味を持ってもらうところから始まります。認知度アップが目的であれば、視聴回数やユニークユーザー数、ブランド認知度などを指標にします。
ユーザーが検索結果からの動画視聴で、こ認知されるきっかけとなるタイミングでカウントされます。
それらの指標では、制作した動画広告が、全く興味のないユーザーから新規顧客の獲得に貢献できるか判断します。
購入を検討させるなら
ユーザーが商品やサービスに対して、興味や関心を持たれたら、さらに理解を深めて、購入の検討をさせるため、具体的な情報を提供する必要があります。そのときの参考となる指標として、視聴率、再生時間、ブランド認知度、比較検討、関心度などがあります。
それらの数値はターゲット層のニーズに合っているか、心理として認知から購入の検討段階まで進んでいるかの参考データになります。
アクションを促すなら
最終的にユーザーが購入に至るまで、どれだけ成果につながったかの把握が必要です。そのための指標となるのがクリック数、アクション数、登録数、売上、購入意欲などです。
動画広告の内容を重要視するだけではなく、自社サイトへのアクセス先の導入やランディングページの充実、購入ボタンの設置場所なども考慮する必要があります。
ユーザーに認知され、購入まで一連の流れで、アクションができるように、雰囲気やデザインなど違和感がないようにトンマナを合わせると、成果が改善されます。
定期的な測定・改善点でPDCAを回す
動画広告は出稿してから、効果を検証するために、さまざまな分析ツールを活用して、改善点を見つけて、成果を上げる必要があります。認知度アップやブランディングなどの目的に対して、参考となる指標を確認して、さらに成果が出るような動画制作ができるよう、PDCAを回しながら運用が重要です。
チームで目標達成させる際は、分析ツールを活用して得られた成果を、社内で数値を共有することが重要です。目標に対して成果を上げるために、やるべきことの抜けや漏れを防ぎ、連携を強化して、効率を上げて、スピードを強化していきます。
まとめ
今回はYouTube広告の事前準備と出稿方法について徹底解説してきました。YouTube動画は市場規模が大きく、集客から販売まで有効活用できます。YouTube広告に出稿の際は、適切な動画時間に設定を行い、最適な配信方式を選べば、効果は最大限に発揮されるでしょう。
出稿後は、さまざまなツールを活用しながら、運用を行うことが重要です。動画広告を通じて目的を達成させるために、参考となる指標があるので、それらを随時チェックしながら、改善を図っていきます。
ターゲティングや広告方式を細かく決められるため、日々運用していくことで、大きな成果が得られるでしょう。YouTube広告を検討している方は、一度試しに出稿してみてはいかがでしょうか。
YouTube広告について詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
YouTube広告は本当に効果があるのか?特徴・種類・メリットを探る
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