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ブランディング動画

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2021年04月05日(公開: 2020年09月28日)

ブランディング動画とは?メリットや活用シーン、注意点も!

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商品やサービス、企業全体のブランドイメージを向上させるための「ブランディング」。近年では、ブランディングに動画を活用する企業が増えています。

これからブランディング動画の導入を検討している方に向けて、ブランディング動画のメリットや、活用シーン、作成のコツ、ブランディング動画の活用事例などをまとめて解説していきます。

最後に、見落としがちな注意点も紹介しているので、ぜひご覧になってください。

ブランディング動画とは

ブランディング動画とは

ブランディング動画とは、企業・商品・サービスの認知度やブランドイメージの向上を目的とした動画です。

直接的な販売販促ではなく、動画を活用してまずは”知ってもらい”新しいユーザーとの繋がりを強くすることで企業全体や商品・サービスの価値を伝えていきます。

ブランディングは固定されたテンプレートや目に見えて形があるわけではないため、ユーザーに魅力を伝えることは難しいです。意図したブランディングイメージが得られず、逆にネガティブなイメージがついてしまう可能性もありますので注意しましょう。

しかし、ブランディングが成功している企業や商品・サービスは、ブランディングされていないものと比較して、ユーザーから愛されるブランドになり、競合他社との利用・購買競争に圧倒的に有利になります。

最近では、ストーリーテリングを活用した見る人の感情を動かすことに重きを置いた『ブランデッド動画(ブランデッドムービー)』や、口コミやSNSのシェア機能による拡散を狙った『バイラル動画』を活用してブランディングを高めているケースも注目を浴びています。

ブランディングは、社外に向けておこなうアウターブランディングと、社内に向けたインナーブランディングに分けられます。

この記事では、主にアウターブランディングに関する内容を紹介します。

インナーブランディング動画について詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

【事例あり】インナーブランディングに動画を活用する理由とは?

ブランディング動画のメリット

ブランディング動画のメリット

ブランディング動画で得られるメリットは大きく以下の3つです。

  • 感情に訴えかけられる
  • SNSでの拡散に期待できる
  • BtoBでも利用できる

それぞれ詳しく解説していきます。

感情に訴えかけられる

通常の広告では制作者側がユーザーに伝えたい情報を届けることを中心に制作しますが、ブランディング動画は制作者側の想いの共有・浸透を図り、ユーザーの感情を動かし、記憶に残ることに重きを置いて制作します。

そして動画は映像・テキスト・音楽・BGMをフル活用できるため、テキストだけの広告とは違い、視覚・聴覚の両方から訴求することで一度に伝えられる情報量が多いです。

まるで映画のような独自の世界観を生み出すことで、ユーザーの感情に訴求し、興味を引きつけることができるでしょう。

SNSでの拡散に期待できる

ユーザーから「感動した」と共感を得たり「面白い」と思ってもらうことで、FacebookやTwitterなどのSNSでの拡散が期待できます。

たとえ動画コンテンツの内容が企業やサービスに直接的に関係なくても、ユーザーの記憶に残りやすく良いイメージを持ちます。

拡散はユーザーが能動的に行うため、コストをかけずに効果が得られるメリットもあります。まだ認知度が低い企業や商品・サービスでも動画が爆発的に拡散されることで一気に有名になるケースも多くあります。

BtoBでも利用できる

ブランディング動画は、BtoBでも利用できます。

動画はテキストによる説明だけでなく、利用シーンや活用メリットを無形商材や専門性の高い領域でもわかりやすく伝えられるため、営業活動としての活用にも向いています。

ブランディング動画の活用シーン

ブランディング動画の活用シーン

ブランディング動画は決まったテンプレートがなく、様々な活用方法があります。

  • 会社説明
  • 広報活動
  • 自社サイト

実際に活用可能なシーンを参考に見ていきましょう。

会社説明

自分たちの会社について説明する際に活用できます。

自社で開催するセミナーやイベントなどの場面で、冒頭に事業概要や商品・サービス、実績を会社説明動画として参加者に紹介することで継続的なイメージに繋がり、セミナーやイベントの説得力・納得感を高めることが可能です。

広報活動

採用やIRなどの広報活動にも活用できます。

広報としての活動では、いかに自分たちの会社についてポジティブなイメージを持ってもらえるかが重要です。そのため、事業内容や企業理念・ビジョンなどを紹介し、強い共感を得られるかを重視しましょう。

自社サイト

自社サイトやSNSアカウントで活用できます。

ブランディング動画は、外での活動だけでなく自社のWebサイトやSNSアカウントで発信することも大切です。Webサイトではトップページのファーストビューに埋め込んだり、SNSではブランディング動画を投稿したりすることで多くのユーザーの注目を集めることができます。

効果的なブランディング動画を作るコツ

動画制作のコツ・ポイント

ブランディング動画を制作するうえで、効果的なポイントを紹介します。

  • 自社の強みを把握する
  • コンセプトを明確にする
  • ストーリー性を意識する

自社の強みを把握する

自社の強みを客観的に把握することはとても重要です。

ブランディング動画で必要な要素として”見せ方”があります。他の企業と比較して優位に立てるポイントを探し、差別化ポイントを明確にしたうえで動画に取り入れていきましょう。

自社に強みを把握できていないと、自分たちを魅力的に見える”見せ方”が分からず、上手くブランディングできない可能性があります。

コンセプトを明確にする

動画のコンセプトを明確にしましょう。

動画を制作するうえで、核となっているミッションやビジョン、事業のコンセプトから本質的な価値・伝えるべき想いを明確にしていきます。

この想いを軸に動画のアイデアやストーリーを構成していくことで、ユーザーの記憶に残り、多くの共感が得られる動画を制作することができます。

ストーリー性を意識する

最後は、ストーリーテリングされた動画を意識します。

人は単純な説明や説得だけでは行動には移しません。それは、心が動かされていないからです。人は「見たい!」と思える映画のような共感性の高いストーリーによって心は動かされます。

ストーリーによって心を動かすことによって、動画を見たユーザーは能動的に発信していく可能性が高まり、拡散が期待できる動画になります。

ブランディング動画の事例

事例紹介

ブランディング動画を活用した企業の事例を3社紹介します。

  • ツバキスタイル
  • 星野リゾート トマム
  • CCCグループ(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)

それぞれの活用方法を参考にしてみてください。

ツバキスタイル

出典:https://youtu.be/NsNBSQIrI88

ツバキスタイルは、プラスチック容器や化粧品の販売および製造をしている企業です。

「商品に込めた想いをカタチづくる場所」というコンセプトから新工場を舞台に動画が制作されています。単純作業ではなく、全ての商品がひとつひとつ丁寧に人の手と目で確かめられていて、ツバキスタイルの容器製造に対する想いや考え方が動画を通して伝わってきます。

星野リゾート トマム

出典:https://youtu.be/u0XP2_YOr4A

「星野リゾート トマム」は、北海道勇払郡に位置する自然の恵みを堪能できる通年型複合リゾートです。

動画では、現地にある施設や実際に体験している様子から優雅さが伝わってきます。映像でしか伝わらない土地の魅力や空気感が表現されています。

CCCグループ(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)

出典:https://youtu.be/16MsMieeQdE

TSUTAYAや蔦屋書店、図書館、Tポイントカードを全国に展開し、
ライフスタイル提案をしているグループカンパニーです。

採用活動の広報動画としてブランディング動画を制作しています。企業ストーリー、事業内容、そして企業が掲げる理念・ビジョン、すべてのメッセージが映像化されていて、強い共感が得られる内容になっています。

ブランディング動画の注意点

注意

ブランディング動画を制作する前に、制作したい動画のカテゴリーを確認しておきましょう。

「ブランディング型」

会社紹介など、無形物の魅力やイメージを伝える動画

「コンテンツ型」

商品・サービスのコンセプトや利用シーンを伝える動画

どちらのカテゴリーに当てはまるのかを理解したうえで動画を制作することでブランディングの成功率が格段に変わってきます。

まとめ

以上、ブランディング動画のメリットや、活用シーン、作成のコツ、ブランディング動画の活用事例などをまとめて解説しました。

ブランディング動画は決まったテンプレートがないため、表現の幅が広いです。動画制作では、強い想いを軸に人の心を動かす映像制作を心がけることがブランディングの成功に大きく関わってくるでしょう。

動画は商品やサービスの紹介、企業のPR、採用活動、サイト運営など、さまざまな目的で利用されています。企業で実際に利用されている動画の事例について知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

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