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2021年03月29日(公開: 2020年10月19日)
iMovieで楽しい字幕を入れるには?手順と装飾アプリも紹介
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結婚式のプロフィールムービーやオープニングムービーなどは、字幕が入っているとクォリティの高い動画となり、作者の意図に合ったさまざまな演出が可能となります。
ここでは、iMovieを利用した字幕挿入の方法と、初心者でも使いやすい字幕編集アプリをご紹介します。
目次
iMovieで字幕を入れる方法
iMovieで字幕を入れるには、iMovieにデフォルトで用意されている豊富なタイトル・テキストテンプレートを用いて簡単に字幕を挿入することができます。
具体的には、以下の画像のように様々なテンプレートから使用したい字幕を選択し、文字を入力するだけで挿入可能です。
また、単純に表示する字幕だけでなく、アニメーション付きの字幕やタイトルテンプレートもあるため、初心者の方でも結婚式のプロフィールムービーやオープニングムービーのような少し凝った動画を制作する時にも役立ちます。
iMovieで字幕を入れる流れ
iMovieで字幕を入れる流れは以下の通りです。
- iMovieに字幕を入れたい動画をアップロード
- メディアを下部にあるタイムラインにドラッグする
- 「タイトル」から好きなフォントを選ぶ
- フォントを挿入したい箇所にドラッグ
- 「タイトルテキスト」から字幕を入力
- 字幕の表示時間を調整
- 入力し終えたら保存
流れに沿って順に解説していきます。
1.iMovieに字幕を入れたい動画をアップロード
最初に字幕を入れたい動画をアップロードしましょう。
素材をフォルダ分けして管理したい場合は、イベントの作成が便利です。イベントとは素材の収納フォルダのことを指します。
フォルダを増やしたい場合は、右クリックを押して「新規イベント」をクリックするか、optionボタン+Nのショートカットキーでの作成も可能です。
イベントは自分で好きな名前に変更できるので、使いやすい名前に変更しておくと良いですね。
ショートカットキーは覚えておくと編集時間を短縮することができるので、一緒に覚えておきましょう。
そして、素材を読み込みたい場合は、「メディアを読み込む」ボタンをクリックして、読み込みたい素材を選択して、右下にある「選択した素材を読み込む」というボタンをクリックすると読み込むことができます。
または、素材をドラッグ&ドロップすることで読み込むことも可能です。
2.メディアを下部にあるタイムラインにドラッグする
続いては、イベントに読み込んだ動画素材をタイムラインへ貼り付ける作業です。
タイムラインとは、動画、画像などの素材を挿入して実際に動画編集する場所のことを指します。
タイムラインに持っていく場合は、「+」ボタンでもできますし、Eキーでも持っていくことができます。もしくは、素材をドラッグ&ドロップで挿入しましょう。
3.「タイトル」から好きなフォントを選ぶ
次は、タイトルや字幕テロップを探してみましょう。
タブから『タイトル』をクリックすると、使用できるテンプレートが一覧で表示されます。
または、iMovieにデフォルトで用意されているテーマ別の字幕テンプレートを使用することも可能です。
テーマ別の字幕テンプレートを表示するには、タイムライの右上にある『設定』→『テーマなし』をクリックします。
『フォトアルバム』や『ネオン』、『モダン』などの各テーマに合わせた字幕テンプレートが表示されます。
そして、好きなテーマを選んで右下の変更をクリックします。
そうすると、イベントブラウザにテーマから作成できるタイトルや字幕テロップが表示されています。これで先ほど同様に使用すること可能になりました。
一度、全てのテーマ別テンプレートに目を通してみて、自分の使いたいテーマがあれば使ってみるのも良いですね。
4.フォントを挿入したい箇所にドラッグ
選択した字幕をタイムラインに持っていく場合は、字幕を表示させたい動画の上にドラッグ&ドロップで挿入します。
タイムライン上に貼り付けられた素材をクリップと呼びます。クリップにはビデオクリップ、音声クリップ、エフェクトクリップなど映像編集するのに利用される個々の素材のことを指します。
字幕がどのように表示されているかを確認する場合は、マウスを再生したいところに合わせ、スペースキーを押して再生と停止をすることで確認できます。
5.「タイトルテキスト」から字幕を入力
次に、挿入した字幕の文字を変えていきましょう。字幕を挿入すると画面右上にプレビュー画面が表示されます。
プレビュー画面に表示されているテキストにカーソルを合わせることで変更することができます。
6.字幕の表示時間を調整
続いて、字幕の表示時間を調整してみましょう。
字幕の始点または終点にカーソルを合わせます。そしてドラッグすることで長さを調整することができます。
7.入力し終えたら保存
完成した動画は動画ファイル(.mp4/.mov)として書き出していきましょう。
右上にあるボタンをクリックするとメニューが表示されるので、ファイルを選択します。
解像度や品質などを設定し、動画ファイルとして書き出しを開始します。書き出しにかしかる時間は動画の長さや解像度・品質、パソコンの処理速度によって変わります。
書き出しが完了すると右上から『完了しました』と画面に表示されます。
iMovieで字幕の機能を利用する
応用編として、iMovieに備わっている5つの機能を利用してみましょう。
- 色を変更する
- フォントやサイズの変更する
- 位置を変更する
- 枠線を追加する
- 複数の字幕を入れる
それぞれ解説していきます。
1.色を変更する
先ほど文字入力したプレビュー画面の上にツールバーが表示されています。
ツールバーの一番右端を選択することで文字の色を変更することが可能です。変更した色は実際のプレビュー画面にも反映されるため、すぐに確認できます。
2.フォントやサイズの変更する
ツールバーには、フォントの変更や文字サイズの変更も可能です。
フォントには定番のゴシックや明長の他にも特徴的なフォントも用意されています。
文字サイズはプルダウン でサイズを変更することもできますが、自分で数値を入力することで変更することも可能です。
3.位置を変更する
線が並んでいるアイコンは、簡単な文字の配置を変更することができます。
左寄せや右寄せなどの簡単な文字配置を変更したい場合は活用すると良いです。
4.枠線を追加する
文字に枠線を追加したい場合に使える機能です。
画像の枠内にある『O』をクリックすることで文字に枠線が追加されます。『B』をクリックすると文字を太字にしてくれます。
5.複数の字幕を入れる
字幕を複数入れたい場合は、字幕テンプレートの中にある(標準)と表記があるテンプレートを選択します。
標準テンプレートには、元から字幕を入力する箇所が複数用意されているため、タイトルや字幕を分けて使用したい場合におすすめです。
iMovieで字幕をコピー・削除する
挿入した字幕をコピーして使いたい場合や、必要ない字幕を削除する場合は、通常のテキストと同じ方法で簡単に実行できます。
ショートカットキーを覚えるのが面倒な方は、字幕にカーソルを合わせて右クリックしてコピーや削除を選択しても実行可能です。
iMovieで字幕を好きな場所に入れるには?
iMovieの欠点として、他の動画編集ソフトのように文字配置を自由に変更することができないという点があげられます。
解決策として、文字を好きな位置に配置するアイデアを紹介します。
テキストの上下、左右の位置を移動する
字幕テキストを上下に動かしたい場合は、改行を利用することで移動させることができます。
左右に動かしたい場合は、左寄せや右寄せなどの機能以外にもスペースキーを活用した空白を工夫して利用することで文字の配置を動かすことも可能です。
テキストが入った画像を用意する
画像のような背景が透過(透明)なPNG画像データを用意することで、好きな位置に文字を配置する方法です。
PNG画像データは、MACに標準で搭載されているアプリ『Automator』や『Keynote』を活用することで簡単にテキスト付きのPNG画像を作ることができます。
テキストにはアニメーションをつけることで動きのある字幕テロップにすることも可能です。
テキストが写った画像を自由に配置する
PNG画像データを用意できたら、画像をアップロードして表示させたい動画の上に挿入することで完成です。
アプリを使って字幕を入れる
iMovieはIOSのスマホにも対応しているため、無料・有料のアプリを併用して使うと多様なフォントから字幕を入れることができます。
字幕入れに適したアプリを5つ紹介します。
- VLLO
- Vrew
- vont
- BeeCut
- VideoShow
それぞれのアプリをみていきましょう。
VLLO
1つ目は「VLLO」です。
無料で使えるアプリではありますが、豊富なテキストテンプレートが用意されています。
有料にすると使えるパーツが拡張され、広告表示がなくなりますが、無料でも十分使えるレベルです。
また、書き出した動画内にクレジット表記が入らないため、自然な仕上がりで字幕を挿入できます。
Vrew
出典:https://apps.apple.com/jp/app/vrew-%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC/id1477811799
2つ目は「Vrew」です。
Vrewは、動画の音声を認識して自動で字幕テロップを作成してくれる便利なアプリです。
こちらも無料で使用でき、かつノンクレジットで書き出しまでできるため、字幕を入力するのが大変という方は試してみてください。
vont
3つ目は「vont」です。
vontは動画に字幕を入れることに特化したシンプルな無料アプリです。
400種類以上のフォントに対応しており、文字の傾きや文字の影、行の間隔など自由にテキストを挿入することができます。
BeeCut
4つ目は「BeeCut」です。
BeeCutは特に初心者の方々のために開発されている無料の動画編集アプリであり、誰でもすぐにユニークで素晴らしい動画を作ることが出来ます。
ワンクリックでビデオの音声をテキストに、またはその逆に変換できる音声認識技術も採用しているため、簡単に動画に字幕・テキストを入れることができます。
VideoShow
最後は「VideoShow」です。
VideoShowは、写真愛好家やvloggerのための無料動画編集アプリです。
字幕入力では、複数動画の字幕作成、字幕時間の調整、フェードイン/アウト、ロールインなどの字幕効果の使用、字幕の色設定、フォント選択などが可能絵です。
字幕のストロークやレイアウト、透明度の調整もでき、ロールアップタイトルの追加および字幕のスクロール速度やスクロール方向の調整も思いのままにできます。
また、動画内の任意の位置に落書きや書き込み、コードを追加することも可能です。
まとめ
iMovieを利用した字幕挿入の方法と、初心者でも使いやすい字幕編集アプリをご紹介しました。
iMovieはiPhoneやMacユーザーであれば、誰でも無料で使える動画編集ソフトなので、ぜひ試してみてくださいね。
iMovieについては、下記の記事で詳しく解説しています。
これだけでiMovieの全てがわかる!その特徴や機能を一挙紹介!
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