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2021年03月29日(公開: 2020年10月26日)
iMovieで動画をカットする方法や便利な機能を徹底解説!
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iMovieは、動画をカットして編集ができるほか、複数の動画を同時再生できる機能や、フィルタをかける機能など、便利な機能がたくさん搭載されています。
ここでは、iMovieでできることを、詳細に説明します。
目次
iPhone・iPadのiMovieで動画をカット編集する方法
カットでは、クリップを分割して必要なところだけを利用したり、前後の不要な部分を削除したりすることができます。
カット編集の基本的な流れは以下の通りです。
- 編集したい動画を読み込む
- カットしたいコマを分割する
- 分割したクリップを削除する
- 編集した動画を保存する
まずは、iPhone・iPadのiMovieで動画をカット編集する方法について見ていきましょう。
1 編集したい動画を読み込む
始めに、編集したい動画をiMovieに読み込みましょう。
iMovieに動画を読み込む際は、予め自身のiPhone・iPadに動画素材を用意しておく必要があります。
手順は、iMovieのアプリを開き、「プロジェクトを作成」→「ムービー」→「編集したい動画を選択」→「ムービーを作成」の順にタップすると動画を読み込むことができます。
2 カットしたいコマを分割する
続いてカットしたいクリップを分割してみましょう。
まず、クリップのカットしたい位置に白ラインを持っていき、クリップをタップします。
表示されたアクションバーにある「分割」という表示をタップするとクリップが分割されます。
もし、分割する箇所を間違えてしまった場合は、画面右にある「戻る」マークをタップすることで1つ前の段階の作業状態に戻ることができます。
3 分割したクリップを削除する
次に分割した不要な方のクリップを削除してみましょう。
削除したい方のクリップをタップして選択します。選択された状態は黄色の枠で囲まれているかどうかで確認できます。
アクションバーにある「削除」をタップし削除完了です。
こちらも先ほどと同様に削除するクリップを間違えてしまった場合、「戻る」マークをタップすることで1つ前の段階の作業状態に戻ることができます。
4 編集した動画を保存する
最後に動画を保存してみましょう。
画面左上にある「完了」をタップすると、現在の編集段階で保存されます。また編集を再開したい場合は、「編集」をタップすると再編集できます。
MacのiMovieで動画をカット編集する方法
続いて、MacのiMovieで動画をカット編集する方法を解説していきます。
基本的な流れはiPhone・iPadのiMovieと同じです。
- 編集したい動画を読み込む
- カットしたいコマを分割する
- 分割したクリップを削除する
- 編集した動画を保存する
Macの場合は、iPhone・iPadとは違いショートカットキーを使いこなすことでスムーズに作業することができます。
カットする方法と一緒にショートカットキーについても紹介します。
1 編集したい動画を読み込む
最初は、編集したい動画の読み込みです。
iMovieを開き、新規プロジェクトを作成するか、保存してある動画の編集画面を開きます。
画像の枠で囲われている「メディアを読み込む」→「編集したい動画素材を選択」→「選択した項目を読み込む」で動画を読み込みます。
また、動画素材をドラッグ&ドロップで読み込むこともできます。
2 カットしたいコマを分割する
次にクリップの分割をしてみましょう。
白いラインを分割したい場所に移動させ「右クリック」から「クリップを分割」を選択します。
また、分割したい場合はショートカットキーが非常に便利です。白いラインを移動させた後、「⌘ + B」キーで簡単に分割できますので覚えておくと良いでしょう。
3 分割したクリップを削除する
続いて、分割した後に不要なクリップを削除していきます。
削除の手順は、「削除したいクリップを選択」→「右クリック」→「削除」から削除できます。
ショートカットキーでは、クリップを選択した段階で「delete」キーで削除できることも覚えておくと便利です。
4 編集した動画を保存する
最後に編集した動画を保存してみましょう。
画面左上にある「<プロジェクト」クリックして編集した動画の名前を変更すれば保存完了です。
iMovieでできること
カット以外にもiMovieには多くの便利な機能が備わっています。
- カットアウェイ
- ピクチャインピクチャ
- スプリットスクリーン
- ビデオエフェクト
- ブルースクリーンエフェクト
上記5つの便利な機能をひとつずつ見ていきましょう。
映像の途中で別の映像に置き換える「カットアウェイ」
1つ目は「カットアウェイ」です。
カットアウェイでは、ベースとなるクリップの上に別のクリップを挿入すると、その部分だけ優先的に上にあるクリップが再生されるというテクニックです。
カットアウェイで配置されたクリップにも音量調整や表示時間などの調整ができます。
フェードインアウトを活用する
ベースの上に配置したクリップを選択して、プレビュー画面の上に表示されるバーから「オーバーレイ設定」からプルダウンにある「カットアウェイ」を選択します。
次に「フェード」で選択しているクリップに対しての適用時間を調整します。
調整後は、実際に再生して問題なければ完了です。
フェードインアウト機能を活用することで、動画の切り替えがキレイに見えるようになります。
映像に小窓で映像を表示する「ピクチャインピクチャ」
2つ目は「ピクチャインピクチャ」です。
ピクチャインピクチャでは、メインとなる映像の中に別の映像を表示させることができます。
まずは、ピクチャインピクチャで表示したいクリップをベースとなるクリップの上に挿入します。
プレビュー画面の上に表示されているバーから「オーバーレイ設定」をクリックし、プルダウンから「ピクチャインピクチャ」を選択します。
選択するとプレビュー画面に小さな枠で映像が表示されるので、大きさを自由に変更したり、表示される位置をお好きな位置に変更して完了です。
ピクチャインピクチャを装飾する
ピクチャインピクチャで挿入された映像は、ディゾルブや拡大/縮小、境界線の追加などの装飾が可能です。
それぞれの機能についての効果は以下の通りです。
- ディゾルブ:徐々に現れ、徐々に消える
- 拡大/縮小:徐々に大きくなり、徐々に小さくなる
- 入れ替わる:メインの映像と入れ替わる
- 境界線:追加した映像に枠線を追加
細かい調整については再生しながら確認するようにしましょう。
複数の動画を同時再生できる「スプリットスクリーン」
3つ目は「スプリットスクリーン」です。
スプリットスクリーンでは、複数の映像を同時に映し出すことができます。
やり方はこれまで通り、表示したいクリップを選択して、プレビュー画面の上にある「オーバーレイ設定」クリックし、今度はプルダウンから「スプリットスクリーン」を選択します。
スマートフォンで撮影した縦長の映像を2つ並べる時などに便利なテクニックです。
スプリットスクリーンの配置を変更
スプリットスクリーンで配置された映像は上下左右に入れ替えることができます。
また、スライドの項目から切り替える時間の調整も可能です。
映像にフィルタ効果を与える「ビデオエフェクト」
4つ目は「ビデオエフェクト」です。
ビデオエフェクトでは、映像にフィルター効果をつけ、モノトーン調にしたり、セピア調にしたりして映像の雰囲気を変えることができます。
ビデオエフェクトを使うには、フィルター効果をつけたいクリップを選択して、プレビュー画面の上にある「クリップフィルター」を選択することで、クリップフィルターが別タブで一覧が表示されます。
適用したいフィルターにカーソルを合わせるだけで、フィルター効果が適用された映像がプレビュー画面で確認できます。
適用したいフィルターが決まった後、クリックすると適用完了です。
字幕や吹き出し画像を映像に合成する「ブルースクリーンエフェクト」
最後は「グリーン/ブルースクリーン」です。
グリーン/ブルースクリーンは、画像の背景がブルーまたはグリーンの画像を透過することができます。
まずは、背景がブルーまたはグリーンの画像を用意します。画像を表示させたい映像の上に挿入し、プレビュー画面の上にある「オーバーレイ設定」から「グリーン/ブルースクリーン」を選択すると背景が消えます。
画像は、Keynoteなどで簡単に作れる
グリーン/ブルースクリーンに使用する画像は、JPG画像など特殊な形式にする必要はありません。また、Keynoteなどでお好きなデザインで作成することもできます。
まとめ
以上、iMovieで動画をカットする方法や便利な機能を解説しました。
カットでは、クリップを分割して必要なところだけを利用したり、前後の不要な部分を削除したりすることができます。
また、iMovieに備わっている機能を活用することで、凝った動画作成も可能です。
ぜひ一度、試してみてください。
iMovieについては、下記の記事で詳しく解説しています。
これだけでiMovieの全てがわかる!その特徴や機能を一挙紹介!
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