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2020年10月10日(公開: 2020年10月10日)
Twitter広告の期待する効果
Twitterで広告を配信することで、どういった効果が期待できるのでしょうか?Twitter広告では期待する効果に合わせて広告を選ぶことができます。この記事では、Twitter広告の種類や期待される効果、費用対効果を高くする方法を紹介しています。
目次
Twitter広告の種類
Twitter広告として配信することができる広告の種類について紹介していきます。Twitter広告はあなたの商品やサービスに合わせて、最適な配信形式を選ぶことができ、様々なバリエーションでユーザーにアプローチすることができます。
商材によって適した配信形式は異なるので、Twitter広告を活用する際は、どの広告が最もユーザーに刺さる内容で作成することができるのかをよく考えて運用していきましょう。
プロモツイート
「出典:https://business.twitter.com/ja/help/campaign-setup/advertiser-card-specifications.html」
プロモツイートは投稿のタイムライン上に配信することができる広告で、最大で140字のテキストや画像、動画を組み合わせて表示させることができます。タイムライン上に表示されるので、ユーザーに広告感を与えずに情報を伝えられることや、情報が拡散されやすいメリットがあります。
デメリットとしてはタイムラインを流し見しているユーザーが多いので、インパクトのある広告内容でなければ、しっかりと見てもらうことができず、スキップされてしまうことです。プロモツイートを活用する時は、少しでもユーザーの注目を集める為に、Twitterカードというリッチコンテンツを利用するのがポイントです。
Twitterカードは通常の投稿では利用できない広告専用の機能で、WEBサイトやスマホアプリなどを紹介する際に利用し、ユーザーが広告に反応すると全画面でWEBサイトを表示させることができたり、アプリをすぐにインストールすることができる機能です。
プロモトレンド
「出典:https://business.twitter.com/ja/help/campaign-setup/advertiser-card-specifications.html」
プロモトレンドは検索タブのトレンドリストに24時間掲載することができる広告で、短時間で多くのリーチを獲得したい時に効果的な方法です。プロモトレンドに掲載するには広告費用が多くかかりますが、商品やサービスの認知度向上に最適なので、予算が豊富にある方はターゲティングを行わずに広く配信するのがおすすめです。
新商品や新サービスの発表告知などに活用すると良いでしょう。
プロモアカウント
「出典:https://business.twitter.com/ja/help/campaign-setup/advertiser-card-specifications.html」
プロモアカウントはアカウントのフォローを促すことができる広告で、投稿のタイムラインやおすすめのユーザーなど様々な場所に掲載することができます。
アカウントのフォローを集めることができれば、長期的に集客が行えるようになるので、短期的には成果を上げることは難しいですが、結果的に費用対効果が高くなる可能性が高いです。プロモアカウントを活用する際はアカウント情報を魅力的にしたり、アカウントに興味関心があるユーザーに絞って配信することが大切です。
Twitter広告ではユーザーの行動履歴から精度の高いターゲティングを行うことができるので、ターゲットユーザーの分析をしっかりと行い、フォローする可能性の高い見込み客にアプローチしましょう。
Twitter広告に期待する効果とは
Twitter広告を利用して得ることができる効果は以下の通りです。
- フォロワー数の増加
- 情報の拡散
- 商品やサービスの認知・利用
Twitter広告を利用すればフォロワー数を増やし、情報を拡散しやすくなります。広告を活用しなくても時間をかけてフォロワーを増やすことは可能ですが、広告を配信することによって短期間でかなりの成果を上げることができる可能性があります。
どんな商品やサービスでもTwitter広告の精度の高いターゲティング機能を使えば、情報を拡散させて認知度向上を狙うことができるでしょう。
フォロワー数の増加
Twitter広告を活用すればフォロワー数を急激に増やすことができます。これはプロモアカウントを使って配信した場合は当然ですが、プロモツイートやプロモトレンドを使ったとしてもフォロワーを増やすことは可能です。
単純に広告を配信すると、通常ではありえない数のユーザーと接触することになり、商品やサービス、アカウントの認知度が高まります。ユーザーにとって魅力的な内容の広告を配信していれば、自然に商品やサービスは売れていきますし、アカウントをフォローするユーザーも増えていきます。
プロモツイートで商材の販促を行うと同時に、アカウントをフォローするメリットをユーザーに伝えることができれば、更にフォロワーを増やしやすくなるでしょう。フォロワー数を増やすことによって、いずれは広告を利用しなくても情報を拡散することができるようになるので、コストを一切かけない集客が可能になります。
情報の拡散
先ほども軽く解説した通り、Twitter広告ではユーザーを詳細にターゲティングして絞り込むことができるので、商品やサービスに興味があるユーザーにだけ広告を配信することが可能です。
ターゲティングを正確に行うことができていれば当然情報は拡散されやすくなります。Twitterは匿名で利用しているユーザーが多く、リツイートという機能によって拡散されやすい仕組みが整っています。
更にTwitter広告は2次拡散では費用が発生しないというメリットがあるので、積極的に拡散される施策を行っていくことが、費用対効果を高めて成果を出す為に重要です。
Twitter広告のターゲティングでは年齢や性別、エリアなどといった基本的な情報だけでなく、フォローしているアカウント、投稿内容、検索したワード、過去に反応したユーザーなど多くの項目で絞り込むことができます。
広告を何度か利用している場合は、以前に広告に反応があったユーザーにのみ配信することができたり、反対に除外することもできるので、リツイートする可能性の高いユーザーに絞って配信することが可能です。
Twitter広告ほど情報の拡散を行えるSNS広告はないので、ターゲティングと広告内容に注力して拡散を狙ってみてください。
商品やサービスの認知・利用
Twitterを利用しているユーザー数は世界で4億人を超えて、日本国内では3700万人と世界で2番目に利用者が多い特徴があります。詳細なターゲティングを行うことができるTwitter広告ですが、あえてターゲットを絞り込まずに配信することで、商品やサービスの認知度向上を狙うことができます。
その場合に効果的な方法がプロモトレンドで、24時間という短期間ながら多くのリーチを獲得することが可能です。ユーザー間で話題になるような内容の広告を作成することができれば、更に多くの方に認知してもらえるでしょう。
Twitterのアクティブユーザーは若年層が多いので、若者をターゲットにした商材などは高い成果を上げることができるはずです。年齢のみ設定した配信することで、見込み客だけでなく潜在層にまでアプローチすることが可能になります。
Twitter広告の費用対効果を高める方法
Twitter広告の費用対効果を高める方法についていくつか解説していきます。
- キャンペーンに設定する目的を適切に行う
- 情報の鮮度を意識する
- 拡散されやすさを考慮する
Twitter広告も広告なので予算を注ぎ込めばそれなりに成果を出すことは可能です。しかしTwitter広告を運用するのであれば、少しでも少ない費用で、より高い成果を出したいはずです。
費用対効果の高い広告運用を行う為にも、以下で解説する内容を意識して運用していきましょう。
キャンペーンに設定する目的を適切に行う
Twitter広告では複数の広告キャンペーンを設定することができ、設定する際に広告の目的を選択するのですが、この目的が間違っていると課金方式が異なるので、正しい結果を得ることができなくなります。
例えばWEBサイトへの集客を目的にする場合はリンクのクリックにより課金が発生することになりますが、違う目的を選択している場合は、配信方法や課金形式が目的とは違うものになってしまいます。
費用対効果を高く運用したい場合は、基本的なことになりますが、目的の設定を間違えないように気をつけてください。もし間違って設定してしまっても、やり直すことは可能です。
情報の鮮度を意識する
Twitter広告で費用対効果を高める1番の方法は、広告を拡散させることになりますが、拡散させるには情報の鮮度が非常に重要になります。Twitterのタイムラインでは次から次へと新しい情報が更新されているので、常に鮮度の高い情報を配信して行かないと、情報の渦に飲まれてしまいます。
1度広告運用を開始したからと言って終わりではなく、適時情報の更新を行い、常に最新の情報を提供するようにしましょう。広告内容を変更するのは簡単なので、広告グループを複数用意して使い分けるようにすると良いでしょう。
拡散されやすさを考慮する
広告内容が拡散されやすいかどうかをチェックするようにしましょう。拡散されやすい広告や投稿にはある程度傾向があるので、過去に拡散された事例を分析して取り入れるようにすると良いです。
ユーザーの興味関心とマッチしており、シェアしたくなるような面白い情報、人々の役に立つ情報、知らないとまずい情報など、ユーザーの行動を促す方法を試行錯誤していきましょう。簡単に拡散させることはできませんが、ターゲットユーザーをしっかりと分析して、定期的に広告内容を改善していけば、拡散されやすい内容にしていけるはずです。
先ほども書いた通り、Twitter広告で最も費用対効果を高めることができるのは情報を拡散させることなので、拡散させられるように注力しましょう。
入札方法と費用対効果
最後にTwitter広告の入札方法と費用対効果について解説していきます。Twitter広告では広告キャンペーンを設定する際に、入札方法を以下の3種類の中から選択することができます。
- 自動入札
- 上限入札単価
- 目標入札単価
自動入札単価を選択した場合は入札額を設定しなくても自動で行ってもらえますが、上限入札単価と目標入札単価では自分で入札額を設定する必要があります。
広告運用経験がある方はそこまで難しくありませんが、これから初めてTwitter広告を利用する方は、入札単価の相場を把握して設定しなければならないので、難しく感じるかもしれません。設定方法によって広告費用が変わるので、費用対効果の費用に直結する大切な内容です。
自動入札
自動入札では設定した運用目的やターゲティングから、最適な入札金額をTwitter広告側で自動で決めてくれる機能で、初めてTwitter広告を利用する方は、入札単価を調べる必要がないのでおすすめです。
ただし自動で入札する代わりに、応用を効かすことができないので、思っていたよりも広告費用が高くなってしまう可能性があります。自動入札を利用する場合は、1日の広告予算と総予算額を確実に設定しておくようにしましょう。
上限入札単価
上限入札単価とは名前の通り、入札単価の上限を設定しておくことによって、予算の範囲で広告運用を行うことができます。最適な入札額を自ら設定しなければならないので、初めてTwitter広告を活用する方には少しハードルが高いかもしれません。
入札額が低すぎると、配信することができるユーザー数が少なくなってしまうので、適時入札額の調節を行う必要があります。
目標入札単価
目標入札単価とは、設定した目標入札額によって1日のエンゲージメント量を自動で調節することができる機能で、費用対効果を事前に設定しておくことができるので、上限入札単価よりも費用対効果を直接高めることができます。
必ず設定した目標金額になるとは限りませんが、費用対効果を高く運用したい方に最もおすすめの入札方法です。エンゲージメント獲得にいくらまで出せるかを考えて、その金額でどのくらいのボリュームで配信することができるのかを確認していきましょう。
まとめ
今回はTwitter広告の種類と効果について解説し、費用対効果を高める方法について紹介しました。Twitter広告は運用する目的によって配信方法を選択することができ、情報を拡散しやすい特徴があります。
Twitter広告の活用を検討している方は、当メディアでTwitter広告の運用方法について解説しているので、参考にしてください。
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