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2021年03月23日(公開: 2020年10月26日)
Yahoo!広告の審査とは?審査状況の確認や再審査の方法を解説
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Yahoo!広告では、広告の品質を保つために審査があります。広告を掲載するためには、広告掲載ガイドラインに準拠した広告を作り審査を通過する必要があります。この記事では、Yahoo!広告の審査期間や審査状況を確認する方法、審査で承認されなかった場合の対処法(再審査の依頼方法)など、審査にかかわる情報をまとめて解説していきます。
目次
Yahoo!広告の審査とは
Yahoo!広告とは、Yahoo! JAPANや主要提携サイトに広告を掲載し、 検索ユーザーや関連コンテンツを見ている方に効果的にアプローチできる広告のことです。検索連動型広告の一種であり、Yahoo! JAPANで検索をした際に検索キーワードに応じて検索結果ページに表示されるYahoo!検索広告や、Yahoo!ポータルサイト上に動画や画像とともに表示されるYahoo!ディスプレイ広告が利用できます。
Yahoo!広告については、下記の記事で詳しく解説しています。
Yahoo!広告まとめ|特徴や種類、料金、代理店などを徹底解説!
Yahoo!広告に出稿された内容は全て、システムと目視で審査を行った後に配信されます。広告の内容がガイドラインから逸脱してはいないか?広告の品質は低くないか?をチェックして、Yahoo!を利用しているユーザーの利便性を損ねないようにしています。
広告の審査はYahoo!広告だけでなくGoogleリスティング広告や各SNS広告でも必ず行うことなので、広告出稿の前にはガイドラインの確認と広告の品質を高める改善をすることをおすすめします。
Yahoo!広告における広告品質向上の取り組み
品質の高い広告のみを配信し、ユーザーの利便性を損ねないように、Yahoo!広告では以下の3つの取り組みを行なっています。
- 広告品質のダイヤモンド
- ガイドライン
- 審査体制
広告品質を検査する項目に従って、質の低い広告を除外し、人間による目視での品質チェックも合わせて行います。
広告品質のダイヤモンド
「出稿:https://marketing.yahoo.co.jp/strength/quality/diamond/」
広告品質のダイヤモンドとは「3つの価値」と「6つの対策」項目によって視聴者が知りたい最低限の情報だけを広告として表示させています。
- ビューアビリティ(視認性)
- アドフラウド対策
- ブランドセーフティ(適切な配信面)
- プライバシーへの配慮
- 最適な広告フォーマット
- アドクラッター対策
広告の視認性といった見た目の部分から広告フォーマットの最適化、プライバシーへの配慮、広告の画面占有率の最適化などを行うことで、Yahoo!を利用するユーザーにとってベストな位置にベストな内容で広告を掲載することができています。
ガイドライン
広告の品質を保つためにYahoo!広告では、広告配信ガイドラインと広告実装ガイドライン、広告トラフィッククオリティーガイドラインを設定しています。
広告の見た目部分や、広告配信先に関するガイドラインまで揃っているので、ユーザーが広告に対して感じる嫌悪感を抑えて、結果の出る広告運用を行うことができています。Googleリスティング広告の方が利用者ユーザーは多いですが、広告の運用効果の面ではYahoo!広告を利用するのも効果的でしょう。
審査体制
「出稿:https://marketing.yahoo.co.jp/strength/quality/adreview/」
Yahoo!広告の審査体勢はシステムによる審査と、人の目による目視の審査を両方行なっており、システムだけでは気づかない問題にも対応することができています。
また、審査は広告掲載開始前だけでなく、開始後もパトロール審査や第三者指摘に基づく審査を行なっています。徹底的な審査体制は、広告出稿が難しいのではないかと考えてしまう方が多いですが、審査に通過できない広告は必然的にユーザーにとって相応しくないと判断された内容ということなので、配信されても成果を上げることはできないでしょう。
Yahoo!広告の審査期間
Yahoo!広告の審査にかかる期間はおよそ『3営業日』です。『3営業日』ほど審査に時間がかかる理由としては、システムでの審査だけでなく目視での確認も行なって全てのページに目を通しているからです。
なるべく速く審査を承認されたい方は、正しくガイドラインに沿った内容で広告を制作するようにしておくことがおすすめです。
Yahoo!広告の審査状況の確認方法
現在の審査状況を確認するには広告管理ツールから「検索広告」→「キャンペーン管理」 →「表示内容選択」→「表示項目の編集」で「審査状況」を選択することで状況を確認することができます。
審査状況の結果は現時点の状況によって以下のステータスが表示されます。
- 承認済み
- 審査中
- 編集内容審査中
- 掲載不可
- 掲載停止
既に審査に承認されて登録済みのキーワードでも内容を編集した場合は再度審査が行われたり、場合によっては掲載停止になる可能性もあります。広告内容の編集を行なった際は審査状況のステータスを必ず確認するようにしましょう。
Yahoo!広告の審査で承認されなかった場合の対処法
ガイドラインを確認して正しく広告の審査を依頼した場合でも、承認されない可能性はあります。承認されなかった場合は、以下の手順で対処して再審査を依頼しましょう。
- 否認理由を確認する
- 抵触箇所を修正する
- 再審査を依頼する
否認理由を確認する
まずは、審査に承認されなかった理由を確認します。理由の詳細は広告管理ツールから確認することができます。確認方法については以下のページを参考にしてください。
抵触箇所を修正する
次は否認理由の箇所を修正します。どう修正すれば良いかイメージできる場合は問題ありませんが、不安な方は広告内容別に以下のページを参考にしてください。
- 画像広告(ディスプレイ広告(YDN))
【ラーニングポータル】<YDN画像広告>ガイドラインに抵触しない広告表現とは - 医療機関に関する内容の場合
【ラーニングポータル】<医療機関広告>出稿に必要な4つのポイントと広告掲載可否の事例 - 化粧品/健康食品/薬用化粧品に関する内容の場合
【ラーニングポータル】広告作成のための薬機法ポータル - 比較広告、情報商材、比較サイトに関する内容の場合
【ラーニングポータル】「比較広告」「情報商材」「比較サイト」の掲載基準、ご存じですか?
再審査を依頼する
修正が完了したら広告の再審査を依頼します。審査には同じく3営業日ほど日数がかかるので、確実に修正が完了してから依頼しましょう。再審査の依頼方法は否認理由によって変わるので、以下のページを参考にしてください。
検索広告の場合
検索広告の場合の再審査依頼は以下の手順で行います。
- 広告管理ツールから「検索広告」を選択
- 「キャンペーン管理」を選択
- 「表示内容選択」から「広告」を選択
- 「表示」ボタンから「表示項目の編集」を選択
- 「審査状況」にチェックを入れる
- 「審査状況」の吹き出しアイコンを選択
- 「審査状況詳細」を選択
- 画面下部から「申請画面を開く」を選択
- 審査否認理由に応じて修正を行い「申請」を選択する
ディスプレイ広告の場合
ディスプレイ広告の再審査依頼は以下の手順で行います。
- 広告管理ツールから「ディスプレイ広告」を選択
- 「アカウント一覧」から該当アカウント名を選択
- 「広告グループ一覧」から該当の広告グループを選択
- 「審査状況」を確認
- 審査状況欄にある吹き出しを選択
- 「広告の再審査依頼」を選択
まとめ
今回はYahoo!広告の広告審査依頼方法や審査状況の確認方法を解説しました。Yahoo!広告を初めて利用した方で、Yahoo!広告の審査の仕組みなど詳しく知りたいという方はこの記事を参考にしてください。ガイドラインに従って審査を依頼すれば問題なく承認されるでしょう。
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