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2020年11月30日(公開: 2020年10月27日)

動画編集の「ビットレート」って何?YouTube投稿時の最適な「ビットレート」も知りたい

「ビットレート」という言葉を聞いたことがあっても、具体的になにのことなのか、知らない人も多いと思います。
ここでは、「ビットレート」について、その種類や、YouTubeで投稿するときの適正な「ビットレート」をご紹介します。その他の動画編集基礎用語についても別記事で解説しています。

ビットレートとは?

ビットレートとは?

ビットレートは動画1秒間あたりのデータ量を表しており、bpsと表記します。bpsはbits per secondの略で、1Mbpsは1分間で7.5MBのデータ量になります。この値によって動画データ量や、動画の画質などが決まるので、動画編集を行う方は、適切な設定方法などを知っておく必要があります。

ビットレートの数値が高い動画はそれだけデータ量が大きくなり、アップロードやダウンロードの際に時間がかかる重たい動画になります。高ビットレートの動画は高画質で繊細な映像表現を行うことができる特徴があります。

動画編集を行う方は、アスペクト比や解像度と言った動画サイズだけでなく、動画データ量を表すビットレートについても最低限の知識を身につけておきましょう。

ビットレートは2種ある

2種ある

ビットレートは2種類あり、音声と映像の2つに分けることができます。一般的に動画編集の際に確認するのは、この2種類を合計したオーバルビットレートになります。動画は音声と映像が組み合わさって1本の完成された作品になるので、合計で考えれば問題ありません。

動画のきれいさは、画面解像度×フレームレートで決まる

動画のきれいさは、画面解像度×フレームレートで決まる

編集した動画のきれいさは、解像度とフレームレートで決まり、それに対応するビットレートを設定することで、視聴者は最大限のクオリティで動画を見ることができます。まず解像度は動画の画素数を表し、撮影の段階で画質の上限値は決まっています。

次にフレームレートは動画が1秒間に何枚の画像で出来ているかを表しており、動画の滑らかさに関係します。高画質で撮影した動画を、撮影時と同じフレームレートで動画を編集することで、滑らかかつ高画質の動画を制作することが出来ます。

そして最も大切なのがビットレートで、最終的にこの値が低ければいくら素材が良くても高画質動画として保存することは出来ません。きれいな動画を制作したければそれに応じた高ビットでデータ量を確保できる状態で設定する必要があります。

適正なビットレートは?

適正な

適切な値は動画クオリティによって変わってきますが、どんな動画でもクオリティを下げない為に高ビットレートで制作すれば良いわけではありません。値はデータ量なので、値が高ければそれだけデータ量が膨大になり、スペックの低いパソコンでは処理できない問題などが発生します。

解像度とフレームレートによって一般的に推奨されている目安があるので、以下を参考に設定すると良いでしょう。もちろん高スペックのパソコンをお使いで、より高画質できれいな動画を制作したい場合は推奨されている値よりも高ビットで制作しても問題はありません。

一般的なビットレートの目安

目安

一般的な目安を紹介します。回線速度やパソコンのスペックによってもスムーズに再生できる値は変わってきますが、以下を目安として覚えておいてください。

  • 映像:850kbps
  • 音声:128kbps
  • 動画:700〜1500Kbps(映像と音声を合計)

YouTubeに動画をアップする際の推奨ビットレート

動画をアップする

YouTubeに使用する動画の推奨されているビットレートを紹介します。SDR動画とHDR動画によって数値が異なるので、それぞれ参考にしてください。撮影した解像度とフレームレートごとに紹介するので、YouTubeにアップする動画は以下の値で設定してください。

SDR動画をアップする場合

SDR動画をアップする場合の値は以下の通りです。

タイプ 映像ビットレート・標準フレームレート(24・25・30) 映像ビットレート・高フレームレート(48・50・60)
4K  35〜45Mbps 53〜68Mbps
2K 16Mbps 24Mbps
1080p 8Mbps 12Mbps
720p 5Mbps 7.5Mbps
480p 2.5Mbps 4Mbps
360p 1Mbps 1.5Mbps

HDR 動画をアップする場合

HDR動画をアップする場合の値は以下の通りです。

タイプ 映像ビットレート・標準フレームレート(24・25・30) 映像ビットレート・高フレームレート(48・50・60)
4K  44〜56Mbps 66〜85Mbps
2K 20Mbps 30Mbps
1080p 10Mbps 15Mbps
720p 6.5Mbps 9.5Mbps
480p サポート対象外 サポート対象外
360p サポート対象外 サポート対象外

アップロードする動画の推奨音声ビットレート

音声の推奨値は以下の通りです。

タイプ 音声ビットレート
モノラル 128Kbps
ステレオ 384Kbps
5.1 512Kbps

適切なビットレートで動画を作成するには?

作成するには?

動画編集を行う際に適切なビットレートで動画を作成するにはどうすれば良いのかを解説します。解像度やフレームレート、パソコンのスペック、活用先のメディアなど色々な要素が関係して適切な数値が決まるので、毎回動画を編集するたびに考えるのが面倒臭く、適当に決めてしまっている方も多いかと思います。

先ほど紹介したビットレートの目安や、以下で解説している「適切なビットレートにする方法」を参考にすれば全く難しい設定ではないので、全て試してみてください。

ビットレートが高すぎるデメリット

デメリット

適当に設定している方で、その値が高すぎるともちろん高画質にはなりますが、データ量が膨大になり視聴者にとって見辛い動画になってしまう可能性があります。動画の再生時に止まってしまったり、カクついてしまうなどの不具合が発生します。

動画に問題があるわけではないのですが、データ量が大きすぎるため、視聴者側に負担がかかりすぎている状態です。他にも高スペックパソコンでないとそもそも編集も満足にできなかったり、ストレージを大きく占有してしまうデメリットがあります。 

適切なビットレートにする方法

適切

適切な値にする簡単な方法は以下の通りです。

  • フレームレートを上げすぎない
  • コーデックの種類を変える
  • 解像度をチェックする

高ビットの動画でパソコンのCPUを占有しすぎている方は、以下を試してみてください。

フレームレートを上げすぎない

上げすぎない

フレームレートは基本的に動画撮影時のフレームレートと同じ設定で編集を行うので、撮影の段階でフレームレートをあまり大きくしないようにすれば自然とビットレートも低く抑えることができ、データ量を小さくできます。解像度が多少高くてもフレームレートが24fpsなど低ければ、値が低くても問題ありません。

コーデックの種類を変える

種類を変える

映像データと音声データを圧縮して変換するコーデックというプログラムの種類を変更することで、低い値でも高画質の動画で保存できる可能性があります。コーデックの種類はエンコード時に設定することができ、動画を活用するメディアによって推奨されているコーデックが決まっているので、推奨されている範囲で、性能の良いコーデックに切り替えてエンコードしてみてください。

解像度をチェックする

チェックする

特に目的がなければ無理に4K動画など高画質で編集しない方法が最も手っ取り早くビットレートを低くできる方法です。解像度の高い動画はそれだけ情報量も大きくなるので、高ビットレートになってしまうのは当然です。

なので解像度を低くしても視聴者の利便性を下げない場合は、少し解像度を抑えてみましょう。

まとめ

今回は動画編集を行う方なら必ず知っておきたい用語、ビットレートについて解説しました。フレームレートや解像度と比べると少し難しい印象があり、適当に設定していたビットレートも、この記事を参考にすることで適切な設定を行えるはずです。

適切なビットレートを設定することで、動画のクオリティを最大限発揮しつつデータ量を抑えた扱いやすい動画にすることができます。ぜひ試してみてください。

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