動画編集の「フレームレート」って何?YouTube投稿時の最適なフレームレートも知りたい

marketing

2020年11月30日(公開: 2020年10月26日)

動画編集の「フレームレート」って何?YouTube投稿時の最適なフレームレートも知りたい

「フレームレート」という言葉を聞いたことがあっても、具体的になにのことなのか、知らない人も多いと思います。
ここでは、「フレームレート」」について、その種類や、YouTubeで投稿するときの適正な「フレームレート」をご紹介します。その他の動画編集基礎用語については別記事で解説しています。

フレームレートとは?

カメラ

フレームレートはfpsという値で表し、動画1秒間に使用されている画像数を示しています。動画編集を行う際は、撮影時と編集時のフレームレートを同じにしないと動画がカクついてしまう不具合が発生してしまいます。

フレームレートの数値が高い動画は1秒間に使用される画像数が多いので、滑らかな動画になります。同じ画質の動画でもフレームレートによって視聴者が動画を見たときに感じる印象をガラッと変えることができるので、動画編集者の方は数値の種類や特徴をしっかり把握して、使い分けられるようにしておきましょう。

この記事では、動画編集者の方が最低限知っておくべき知識を解説しているので、初心者の方は必ず最後までご覧ください。

フレームフレートの種類

種類

フレームレートの種類として一般的に使用されている値をいくつか紹介します。24fpsなら23.98fpsなど多少のズレはありますが、ここではキリのいい値で、最も利用機会が多いと予想される数値を解説します。

  • 24fps
  • 25fps
  • 30fps
  • 50fps
  • 60fps

24fps

映画

24fpsは映画などフィルム映像で利用されている値で、映画のような演出をしたい映像に最適です。60fpsなどフレームレートの高い動画との違いは一目瞭然で、滑らかすぎない動画で、多少のブレが表現されるので、動きの激しいカメラワークではよりリアルで迫力のある映像を作ることができます。

実際に映画の映像を60fpsに加工した動画では、滑らかな映像すぎてかなり違和感を感じるでしょう。YouTube用の動画を制作する場合も、映画のような表現をしたい時は、24fpsで撮影と編集を行うことをおすすめします。

25fps

テレビ

25fpsは日本ではあまり利用されていない値であまり馴染みがないかもしれません。欧州やPAL県内でテレビやDVDに利用されています。動画の印象としては24fpsと同じように少ないコマ数になるので、ブレやぼかしが表現される演出になります。

動画編集を行ってYouTubeやSNSに動画を活用する場合でも、25fpsの利用頻度はあまり高くないでしょう。あえて少ないコマ数にするのであれば24fpsを利用するのが一般的です。

30fps

テレビ

30fpsは日本国内やNTSC圏内のテレビやDVDで利用されている値で、日本人には最も馴染みがあるコマ数です。テレビと同じコマ数なので、違和感のない映像表現を作ることができます。29.97fpsという値もありますが、30fpsと同様に扱うことができます。

50fps

テレビ

50fpsは欧州やPAL圏内でテレビやDVDに利用されている値で、25fpsよりも倍のコマ数で、滑らかな映像を作りたい場合に活用されます。25fpsと同様に日本ではあまり使用されていないので、あえて50fpsで動画編集を行う機会は少ないでしょう。

60fps

スポーツ

60fpsは非常に滑らかな映像表現をすることができる値で、解像度の高い動画と組み合わせることで、実際に目で見た映像と同じようなリアルな映像にすることができます。60fpsや120fpsなどコマ数の多い動画は、スローモーション映像や、スポーツ映像に最適で、臨場感溢れる動画にすることが可能です。

日本国内やNTSC圏内のテレビやDVDで利用されています。

動画のきれいさは、画面解像度×フレームレートで決まる

動画のきれいさは、画面解像度×フレームレートで決まる

動画のきれいさは解像度とフレームレートによって決まります。解像度は1コマのピクセル数を表しており、高解像度の動画はピクセル数が多く、くっきりと繊細な映像になります。そしてフレームレートは1秒間に何枚のコマ数があるかの値なので、解像度が高く、フレームレートも高い動画は非常に滑らかできれいな動画ということです。

解像度が高く、フレームレートが低い動画はきれいでないのかというとそうではない(例えば映画など)ので、必ずしも高い数値が必要ということではありません。

適正なフレームレートは?

適正

 適正なフレームレートはどのような映像表現を行いたいかによって変わってきますが、映画では24fps、テレビでは30fps、ゲームでは60fpsの使用が主流です。

ただし、撮影時と編集時の数値が同じであることが最も大切になるので、映画風な動画を制作したい方はあらかじめ撮影の段階から数値を統一するようにしてください。

一般的なフレームレートの目安

目安

一般的に言われているのは、監視カメラなどそれほど滑らかな映像が必要ではない動画であれば5fps程度で十分で、人が見て自然なごきを表現したい場合は24〜30fps程度が良いでしょう。

日常的に視聴している動画の多くはスマートフォンやパソコンのディスプレイで、最大で60fpsまでとなっています。

YouTubeに動画をアップする際の推奨フレームレート

YouTubeに動画をアップする際の推奨フレームレート

 YouTubeに投稿する動画を制作する場合は、24fpsから60fpsの範囲が推奨されています。部分的にそれ以上の大きい120fpsなどでスローモーション表現など行うことは問題ありません。

適切なフレームレートで動画を作成するには?

作成するには?

適切な値で動画を作成するには、フレームレートを適当に高める方法ではなく、動画のデータ容量や見せたい表現によって適切に設定する必要があります。また、場合によっては変換ソフトを利用して数値を変えることも可能です。 

フレームレートが高すぎるデメリット

デメリット

値が高いと滑らかな映像になるからといって、全ての動画で高くすれば良いわけではありません。フレームレートが高すぎるデメリットは以下の通りです。

  • 値の高い動画はデータ容量が大きくなる
  • 動画ファイルの容量を変えずにフレームレートを高くすると、画質が劣化してしまう。

まず、フレームレートが高ければ当然1秒間に入るコマ数が増え、データ量が大きくなります。データ量が大きくなればエンコーディングやアップロードに時間がかかることになったり、視聴者が動画をスムーズに再生できない不具合などが生じてしまいます。

 他にも、動画ファイルの容量を変えずに数値を高くすると画質が劣化してしまいます。滑らかな映像にしても画質が荒ければきれいな動画とは言えないので、ファイルの容量に応じた画質と数値を選択するようにしましょう。

フレームレートの変換が必要なケース

変換が必要なケース

変換が必要なケースは以下の通りです。

  • 動画を滑らかに見せたい時
  • デバイスの負荷が高すぎる時

撮影時に設定した数値から変更をしたい場合は、動画のカクつきを受け入れて編集するか、動画クリップの速度を変更してレートを調節します。

動画を滑らかにみせたいとき

動画

まず、レートを高めるケースは、動画をより滑らかにみせたい時です。迫力や臨場感のあるダイナミックな演出を行った方が良い場面で高い数値が推奨されます。具体的にはスポーツシーンやスローモーションシーンなどです。

撮影時のレートが低くても、動画クリップの速度を変更することで、編集時に高いレートに変えることができます。

デバイスの負荷が高すぎるとき

負荷が高すぎるとき

次にレートを低するケースとしては、動画のデータ量が大きくなりデバイスにかかる負荷が高すぎる時です。スペックの低いパソコンを利用している方は、高画質で数値も高い動画を快適に扱うことができない可能性があります。

なので、快適に編集、エンコード、アップロードを行うためにレートを低くしてデータ量を抑えると良いでしょう。

適切なフレームレートにするには

適切

適切な値にするには以下の点に注意して編集を行いましょう。

  • 高すぎる数値にしない
  • 1秒間60コマを上限に適切な数値にする

この2点に注意して編集を行っていれば、数値が高すぎてデータ量が膨大になったり、低すぎて動画の画質が劣化してしまうこともありません。

高すぎる数値にしない

高すぎる

何か目的や理由があってレートを高くするのは問題ありませんが、特に理由もなく、なんとなく設定している場合は高すぎる数値にしないようにしましょう。高すぎてもデータ容量を超えていれば画質は劣化しますし、撮影時の設定とズレていれば動画はカクついてしまいます。

動画編集する際は、その動画でどんな目的を達成したいのか、視聴者に与えたい印象は何かをよく考えてレートを設定すると良いでしょう。

1秒間60コマを上限に適切な数値にする

適切な数値にする

どうしてもレートの設定に悩んでしまう方は、1秒間に60コマ表示される60fpsを上限にして、撮影時と同様に設定するようにしましょう。撮影時のレートをテレビ業界で使用されている30fpsで設定しておけば、毎回数値に悩むことなく、30fpsで編集するだけでよくなります。

日本人が最もテレビで見慣れているレートなので、違和感が生まれることはまずないでしょう。

アプリかオンラインフリーソフトで変換する

変換する

レートを変換するには、以下のアプリかオンラインフリーソフトを使用する方法があります。これ以外にも変換ソフトはありますが、これから本格的に動画編集を行っていきたい方は以下の3つが良いでしょう。

  • MAVIS:iOS向け
  • Media Converter:Android向け
  • オンラインビデオコンバーター

MAVISはMacを利用しているiOSユーザーにおすすめの変換ソフトで、最大240fpsまで変換することができます。レートだけでなく、オーディオコントロールや解像度、色温度など動画編集に関わる様々な操作を行うことができます。

次にMedia ConverterはAndroidユーザーにおすすめの変換ソフトで、MP4やMPEGなど一般的な形式に対応しており、レート以外にもビットレートやオーディオなどを変換することができます。

最後にオンラインで利用することができる無料の変換ツールとしては、オンラインビデオコンバーターがおすすめです。かなり多くのビデオ形式に対応しており、レート以外にもコーデックやビットレートの変換も行うことができます。iPhoneやiPadで利用できる形式に変換することも可能です。

まとめ

今回は動画編集者が必ず知っておくべきフレームレートの知識について解説しました。フレームレートを効果的に使い分けることができれば、高度な編集技術がなくても視聴者の印象を変えることができます。

一般的に利用されているフレームレートの数値はそれほど多くないので、全てどんな特徴があり、どこで利用されているか覚えてしまいましょう。

プロクオリティの動画をだれでも簡単に作れる「RICHKA」

RICHKAを使えば、だれでも簡単にプロクオリティの動画を作れます!

RICHKAは「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」公式ツールに採択されており、Yahoo! JAPANや日経ビジネスなど、広告代理店や大手メディアをはじめ400社以上の企業様にご愛用いただいております。

動画制作の時間やお金などのコストでお悩みの方は、まずはお気軽に資料をダウンロードしていただけますと幸いです。

資料をダウンロードする

この記事をシェア