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2021年04月09日(公開: 2020年10月27日)
動画編集の「エフェクト」って何?「エフェクト」の方法や、お勧め素材を紹介
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動画のクオリティを高めるための編集として、エフェクトを活用する方法があります。エフェクトを活用すれば、簡単にプロが制作した映画のような演出効果を表現することができたり、視聴者に与える印象を大きく変えることができます。この記事では動画編集で活用するエフェクトの種類や効果的な使用方法について解説します。
目次
エフェクトとは?
エフェクトとは撮影素材にプラスする特殊効果のことで、タイトルやシーンの切り替え、音声や映像などに活用されます。エフェクト素材はデータ量が大きいので、スペックの低いパソコンを使用している方や、高度な編集を行うことができる動画編集ソフトを使用していない方は活用できない可能性もあります。
エフェクトは動画編集を行う方であれば必ず種類を把握して、積極的に活用するべき編集技術です。エフェクトを使いこなせる動画編集者は他の編集者より1歩先に進めるでしょう。
YouTubeの動画編集でも簡単なエフェクトがたくさん使用されているので、動画を視聴する際は、どんなエフェクトが使用されているかに注目すると使い方を学ぶことができるのでおすすめです。
エフェクトを使いこなせれば動画のクオリティを格段に高めることができるので、ぜひ以下のエフェクト素材の種類を参考にして、編集の際活用してみてください。
おもなエフェクト素材の種類
動画編集で使用されている主なエフェクト素材は以下の通りです。
- サウンドエフェクト素材
- レンズフレア素材
- アクション素材
- モーショングラフィック素材
この4種類のエフェクト素材の使い方を知っておくと良いでしょう。
サウンドエフェクト素材
サウンドエフェクト素材は名前の通り、音に関係するエフェクトで、自然音や機械音、人物音など、撮影時に録音されるサウンドにプラスして挿入する素材のことを言います。自然には中々録音できない環境音をサウンドエフェクトとして挿入することで、より映画のようなリアリティ、臨場感のある演出をすることができます。
レンズフレア素材
レンズフレア素材は、カメラを太陽に向けた時に映る白い帯状の反射をあえて素材として利用できるものです。レンズフレア素材を活用すると動画の雰囲気を変えることができ、エモいと言われる動画を作ることができます。特に外で撮影した素材にナチョラルにレンズフレアが入る場合もありますが、カメラによっては撮影できないので、素材として活用してみましょう。
アクション素材
アクション素材は爆発や雷、雨や雪など映像に環境的な特殊効果を加えることができます。YouTubeに公開されている動画でエフェクトのアクション素材を活用している動画はまだまだ少ないので、視聴者の注目を集めることができるかもしれません。雨が降っていない映像素材にも雨を降らせることができるので、編集の幅が大きく広がると思います。
モーショングラフィック素材
最も利用頻度の多いエフェクトがモーショングラフィック素材です。ロゴやテキストなどをアニメーションさせて表示させる演出で、単調に表示させるよりも、視聴者の注目を集めることができます。
YouTubeの編集でもモーショングラフィック素材の利用機会は多いので、活用方法や編集スキルなどを身につけておくことをおすすめします。
エフェクト素材の効果的な使用方法
エフェクト素材の効果的な使用方法は以下のような演出を行いたい時です。
- ドキドキ感・壮大感を演出したい時
- 感情を表現したい時
- 場面転換をしたい時
他にも動画全体的に使用することもできますが、あえて決まったシーンにのみエフェクトを活用することで、動画に抑揚を付けることができるので、視聴者を飽きさせずに最後まで動画を見てもらえることができます。
ドキドキ感、壮大感を演出する
サウンドエフェクトで普通なら録音することができない心臓の音を追加したり、風の音を追加したり、映像に爆発や雷など非日常感を演出することができる素材を使用すると、ドキドキ感や壮大感を表現することができます。
このシーンはどんな演出をしたいかを常日頃考えて編集することで、ドキドキ感や壮大感を演出するべき、シーンを直感的に理解できるようになるはずです。
感情を表現する
キラキラした背景素材や雷などのエフェクトは感情の喜怒哀楽を表現するのに適しています。背景にこういったエフェクトを挿入するだけで漫画のように感情を表現できるので、ポップな雰囲気の動画では積極的に活用すると面白いでしょう。
場面転換に利用する
トランジション用のエフェクト素材を活用すれば、パッと画面をただ切り替えるよりも、スムーズに場面転換を行うことができ、視聴者にとっても場面がここで切り替わったという認識をしやすい利点があります。YouTubeの動画編集を行っている方にとっては場面転換に利用する機会は多いはずなので、色々なトランジションエフェクトを利用してみて研究してみると良いでしょう。
エフェクト素材を手に入れるには?
エフェクト素材を手に入れるには、以下の2通りの方法があります。
- 素材サイトを利用する
- 3Dソフトなどで自分で作る
動画編集初心者の方が3Dソフトの使い方を覚えて、自分で作成するのは難しいと思うので、まずは素材サイトを利用することをおすすめします。
素材サイトを利用する
多数のエフェクトを無料で配布している素材サイトや、かなりクオリティの高い素材を配布している有料サイトまで、多くのサイトがあるので、自作するのが現実的ではない方は、素材をダウンロードして利用しましょう。
おすすめのエフェクト素材ダウンロードサイトは記事後半で解説しているので、そちらをご覧ください。
3Dソフトなどで自分で作る
3Dソフトを使える方は、必要な素材を自ら制作する方法もあります。この方法のメリットは自由に作りたい素材を作ることができ、素材の利用規約など気にする必要なく自由に使えることです。ただしかなりエフェクト素材の作成は動画編集よりもスキルが必要になるので、既にスキルのある方のみ行ってみてください。
お勧めのエフェクト素材サイトや編集ソフト
おすすめのエフェクト素材サイトや編集ソフトは以下の通りです。
- Filmstocks
- Life in Material
- BORISFX
- Kizoa
上記の素材サイトでエフェクト素材をダウンロードして、素材を活用しやすい編集ソフトを活用してクオリティの高い動画を作成してみましょう。
Filmstocks
「出典:https://filmstock.wondershare.jp/effects.html」
Filmstocksは多くのエフェクト素材をダウンロードすることができるサイトで、素材パックとして、まとめてダウンロードも可能です。映像のエフェクトだけでなく、サウンドやトランジション素材がたくさん揃っています。無料素材もあるので、まずは無料から利用してみて、必要であれば有料素材をダウンロードしてみてください。
Life in Material
「出典:http://lifeinmovie.main.jp/material/?s=%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88&submit=」
完全に無料で利用できる素材サイトで、感情表現に利用できる背景エフェクトなど様々な場面で活用できる素材が多く揃っています。100点ほどの素材が15のカテゴリーでまとめられており、必要な素材をすぐに調べることができます。
無料なのでまずは利用してみてください。
BORISFX
「出典:https://flashbackj.com/vendor/borisfx」
BORISFXはエフェクト効果を利用しやすい特徴がある動画編集ソフトで、ソフトに搭載されているチュートリアルを活用することで、動画編集初心者の方でもクオリティの高い動画を制作することができます。海外の動画クリエイターの方に多く利用されているソフトなので、使い方や機能などを調べる際は、英語で調べると多くの情報にアクセスできるでしょう。
Kizoa
kizoaは直感的で使いやすい操作性が魅力の動画編集ソフトで、編集スキルの低い方でも簡単に使い方をマスターすることができます。画面が揺れるような演出や自動ズームインなど色々なエフェクト効果を素材なしで利用することができます。無料でソフトをダウンロードすることができ、WindowsでもMacでも利用できるので、動画編集ソフトにコストをかけたくない方は利用してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は動画のクオリティを高めることができるエフェクト素材の種類や効果的な使い方を解説しました。エフェクト素材は無料でダウンロードすることができるので、まずは色々な素材を利用してみてください。
動画編集のやり方については、下記の記事で詳しく解説しています。
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