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2020年10月24日(公開: 2017年10月09日)
アウトストリーム広告って何?動画広告の種類を覚えよう
動画広告ってひとくちに言うけど、いったいどれだけ種類があるの、、、WEBで広告を検討したら、必ず一度は思うことじゃないでしょうか。YoutubeやFacebook、Twitterなどはもちろん、最近は普通のサイトでも動画広告を目にする機会が増えてきましたよね。
動画広告には大きく分けると2つの種類があります。インストリーム広告とアウトストリーム広告です。アウトストリーム広告とは、サイトやSNS、アプリの広告枠に配信される広告です。youtubeなどの動画サイトユーザー以外にもアプローチが可能になります。
この記事では、アウトストリーム広告とはなにか、どのような特徴があるのかを解説します。
アウトストリーム広告とは
“イン”ストリーム広告が動画の“中”で配信する動画広告だとすれば、“アウト”ストリーム広告は動画の“外”、つまりサイトやSNS、アプリの広告枠に配信される広告で、youtubeなどの動画サイトユーザー以外にもアプローチが可能になります。
さらに、アウトストリームは大きく3種類に分類できます。
3つの広告とその特長
アウトストリーム広告が3つに分類されるポイントは、「どこで配信するか」です。
ひとくにアウトストリームと言っても、その配信方法は大きくことなるので、それぞれ詳しくご紹介していきます。
インバナー広告
その名の通り、WEBサイトやアプリの「バナー枠」に配信する動画広告です。サイトのメインコンテンツの外側に設置された広告枠で、動画を配信できます。
もともと画像バナー広告を設置していた多くのWEBサイトが配信先になるので、動画広告もはば広いユーザー層に配信が可能です。
トップページやページの一番上のスペースなど、特にユーザーの目に止まりやすい場所に枠が設置されているため、配信先によっては多くの視聴者に動画を見てもらうことができます。
ただ、ひと目見て「広告」と判断されやすいため、配信する動画にはユーザーに受け入れられるための工夫が必要です。
音声はデフォルトでOFFです。最近は「動画にマウスを載せると自然に音声が流れはじめる」など、新しい配信方法が次々に登場しています。
インリード広告
スマートフォンの普及により生まれた動画広告の配信方法です。
広告は、「コンテンツとコンテンツの間」や「コンテンツの下」など、メインコンテンツの中で配信されます。ユーザーがコンテンツを楽しむ流れの中に動画を入れられるので、動画に気付いてもらえる確率は高いでしょう。
最もイメージしやすいのは、FacebookやTwitterのフィードで流れてくる動画広告ではないでしょうか。
インバナー広告の場合、画面に広告が表示されていなくても動画再生が始まってしまうのですが、インリード広告では画面に表示されて初めて再生が始まります。冒頭からしっかりと内容を見せたいストーリー性のある動画の配信は相性が良さそうです。
さらに、限られたバナー枠ではなくメインコンテンツの枠で配信できるので、PC/スマホ画面内で動画を大きく表示できるのも特長です。
さてここで、インリード広告とよく混同されがちな「インフィード広告/インスクロール広告/ネイティブアド」についても簡単に整理しておきます。
インフィード広告/インスクロール広告との違い
インリード広告と似た言葉に、「インフィード広告」と「インスクロール広告」があります。インリード広告を理解できれば、この二つの理解はそこまで難しくありません。
・インフィード広告:インリード動画と配信される場所は一緒ですが、配信するものが“画像“の場合インフィード、“動画“の場合インリードと呼ぶこと多いです。
・インスクロール広告:インリード/インフィード広告が“メインコンテンツの中”で配信される広告なのに対し、インスクロール広告は単純にスクロールすると表示される広告を指します(メインコンテンツの外にある広告も含まれる)。
ネイティブアドとインリード広告
よく質問されるのが、「ネイティブアド」と「インリード(インフィードも)広告」の違い。「どちらもメインコンテンツの中にあるんだか、一緒じゃないの?」混乱しがちですよね。こちらも折角なので、簡単に整理したいと思います。
ネイティブアドをとても簡単に説明すると、「サイトのメインコンテンツに合わせたフォーマットで広告を配信することで、ユーザーに広告配信によるストレスや警戒心を与えないようにすること」。
つまり、この考え方に当てはまる広告は全てネイティブアドであり、ネイティブアド自体は特定の方法を示してはいません。
そして、「インリード(インフィード)広告」は、あくまで広告配信の”方法”です。メインコンテンツの中に広告を配信する、という方法をとっていても、ユーザーに対して明らかにストレスを与える広告になっていれば、それは「インリード(インフィード)広告」ではあっても、「ネイティブアド」とは呼べません。
インタースティシャル広告
もともとは、画面やページの切り替え時に、目的の画面/ページを表示する前に配信される広告です。広告は、画面いっぱいに表示され、「スキップする」などをクリックすると目的のページに切り替わります。
この広告は、視認性は非常に高いものの、ユーザーにとってはストレスも高いとも言われています。そのため、2016年からGoogleではインタースティシャル広告を配信するサイトの評価を下げています。
一方で、新しいカタチのインタースティシャル広告も登場し始めています。Googleが評価を下げたとは言え、あくまでユーザーのストレスを排除するのが目的なので、よりストレスフリーな広告配信方法が登場する可能性も十分にある領域です。
まとめ-多様化する動画広告の選択肢
アウトストリーム広告は、いろいろなWEBサイトのユーザーに対して配信出来るという意味で、インターネットならではの動画広告です。
一方で、サイトによってユーザー層やユーザー数は異なるという難しさもあります。そのため、複数のサイトへ広告を配信したい時にはアドネットワークやDSPを使って、自社のターゲット層に十分な配信ができるように運用する企業も増えています。
アウトストリーム広告以外の動画広告について知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
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