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2020年12月18日(公開: 2020年12月18日)
lightworksで動画をエンコードするには?特徴や基本的な使い方も紹介!
アメリカうまれで、映画の編集などにも多用される高機能な動画編集ソフトの『lightworks』。中級~上級者向けですが、無料版でも多機能で使いやすいため、大人気のソフトです。
ここでは、『lightworks』の特徴や、動画を出力、エンコードする方法などを紹介します。
lightworksとは

lightworksとは、動画のカット、結合、削除、テキスト追加、音楽追加、画像追加などプロ並みの編集ができるフリーソフトです。元々は有料ソフトでしたが、今は会員登録すれば無料で使うことができます。
アメリカうまれの中級~上級者向け動画編集ソフト

lightworksは、アメリカうまれの中級~上級者向け動画編集ソフトです。プロ仕様のため、初心者には若干扱い辛いかもしれません。しかし、慣れてしまえば無料で高機能の動画編集が出来るのが魅力的です。
無料で高機能なソフトと言えば、Aviutlがありますが、Aviutlと比べると、ビジュアル面が優れているので直感的な操作が得意です。機能面で言えば、後述しますがlightworksは無料版と有料版に分かれており、無料版は一部機能が制限されています。そのため機能面を重視したいなら、Aviutlの方を使用すると良いでしょう。
lightworksでできること

lightworksでできることは多岐に渡ります。
具体的には、
- 動画のカット・結合・削除
- テキスト・音楽・画像・テロップ追加
- 音量調節
- カラー補正・マット・ブラー・マスク
- 100種類以上のエフェクト機能が内蔵
lightworksはハリウッドなどの数多くの動画編集にも使用されており、クオリティの高い動画制作が可能です。
Windows、Linux、Macの32ビット/64ビットに対応

lightworksはWindows、Linux、Macの32bit/64bitに対応しています。
具体的に動作スペックは以下の通りです。
動作スペック |
|
---|---|
OS | 64bit / 32bit OS (Linux, Mac 10.9以降, Windows vista 7/8/10) |
CPU | Intel i7チップセットまたは同等のAMDチップセット |
RAM | 3GB |
高解像度ディスプレイ | 1920 x 1080以上 |
GPU | ビデオメモリ1GB以上、およびDirectX 9のサポート(Windowsのみ) |
HDD | インストール用に200 MBの空きスペースが必要 |
無料版と有料版がある

lightworksには、無料版と有料版があります。無料版では一部の機能が制限されており、具体的な違いの例としては以下の通りです。
- YouTube/Vimeo用の1280 x 720(解像度:720p)までの動画しか編集できない
- YouTube/Vimeo用のUHD(4K)動画をエクスポートできない
- ステレオスコピック出力(3D)ができない
- タイムラインレンダリング機能か利用できない
上記は一例ですが、一部の機能が制限されており、全ての機能を満足に使いたいという方は有料版を購入するようにしましょう。
有料版の料金は、月間ライセンス版・年間ライセンス版・完全ライセンス版(買い切りタイプ)の3プランがあり、それぞれの金額は以下の通りです。
- 月間ライセンス版 $24.99/月
- 年間ライセンス版 $174.99/年
- 完全ライセンス版(買い切りタイプ) $437.99
lightworksを利用するには

lightworksを利用したいと思っても、何から始めたら良いのかわからない方もいます。
今回は、以下の流れで進めていきます。
- インストールする
- ユーザー登録する
- 基本的な操作方法
それぞれ詳しく見ていきましょう。
インストールする

まずはインストールをしてみましょう。具体的な手順は以下の通りです。
- Lightworks公式サイトの『Downloads』ページにアクセス
- 画像青枠の『Download 64-bit』ボタンをクリック
- インストーラー実行⇒ライセンス契約書に同意⇒インストールするコンポーネント選択⇒インストール先フォルダ設定⇒スタートメニュー フォルダの選択⇒利用するPCの数を設定⇒インストール実行⇒完了

まずは、 Lightworks公式サイトの『Downloads』ページにアクセスしましょう。
32bitなら『Download 32-bit』を選択、64bitなら『Download 64-bit』を選択しましょう。

基本的には、全てデフォルトのままインストールを進めていってください。
インストールを進めていくと、上記のように、インストール時に『Enter a machine number between 1 and 2703…』画面が表示されます。 空白欄には『1』と入力してインストールするようにしましょう。元から設定されている場合は、そのまま進めて構いません。
ユーザー登録する

7日間利用する場合は、ユーザー登録が必要です。
提供元サイトの Register(登録)ページへアクセスし、 以下の必要事項を記載します。
- Name(名前)
- Username(ユーザー名)
- Email(メールアドレス)
- Confirm Email(メールアドレス確認)
- Password(パスワード)
- Verify Password(パスワード確認)
続いて、『I have read and agree to the Terms & Conditions.』にチェックを入れてcontinueをクリックします。
最後に、Personal(個人)項目、Newsletter(項目)の必要項目にチェックを入れ、『Register(登録)』ボタンをクリックします。
『Your website account has been created!(あなたのウェブサイトのアカウントが作成されました!)』と表示されれば、登録は完了です。
基本的な操作方法
基本的な操作方法としては以下の通りです。
- 『新しいプロジェクトを作成する..』(『Create a new project』)をクリック → 『New project details』ウィンドウが表示されるので、『名前』を入力
- 『フレームレート』(Frame rate:Auto/Mixed rates/24fps~60fps)をプルダウンメニューから選択して『作る』(『Create』)をクリック
- 『New project details』ウィンドウが表示されるので、『名前』を入力したら⇒編集したい動画をドラッグ&ドロップで追加
- 追加した動画のサムネイルを下部のタイムラインにドラッグ&ドロップで追加⇒動画の結合やカット、各種編集
- タイムライン上の何もない所で右クリックしてメニューを開き、『輸出』→『H.264/MP4(Free)』をクリックして動画を書き出し
一つ一つ見ていきましょう。
まずは、『Create a new project』 をクリックします。

続いて、NameとFrame rate(Auto/Mixed rates/24fps~60fps)を選択して、Createをクリックします。

『New project details』ウィンドウが表示されるので、編集したい動画をドラッグ&ドロップで追加してみましょう。

続いて、『EDIT』を選択し、タイムライン上にサムネイルを追加してみましょう。
あとは動画の結合やカット、各種編集を行ったり各自自由に編集できます。

動画を書き出したい場合は、タイムライン上の何も無い所で右クリックして、『export』から『H.264/MP4(Free)』をクリックします。
続いて、そのままスタートを押せば、書き出しが始まります。(無料版の場合は最大720pです。)

lightworksで動画をエンコードする方法

lightworksで動画をエンコードする方法をご紹介します。
具体的な手順としては以下の通りです。
- 保存する動画の範囲を指定する
- 動画を保存する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.保存する動画の範囲を指定する
まずは、保存する動画の範囲を指定しましょう。
具体的な手順としては以下の通りです。
- 画面最上部にある『EDIT』をクリックして『EDIT』編集画面に移行する
- タイムラインの赤いバーを動かして、開始したい位置に移動させる
- 画面右上のプレビューにある Add an in mark at the current position をクリックしても、開始位置を指定できる(青いバーが出現)
- 同様に、Add an out mark at the current position をクリックして、終了位置を指定する (青いバーが出現)
まずは、『EDIT』をクリックして『EDIT』編集画面に移行して、タイムラインの赤いバーを動かして開始位置を決めましょう。(Add an in mark at the current positionで開始位置を決めても良いです)

続いて、終了位置を決めましょう。
Add an out mark at the current position をクリックして、終了位置を指定します。青いバーが出現すればOKです。

2.動画を保存する
続いて、動画の保存の仕方を解説します。
具体的な手順は以下の通りです。
- 画面最上部にある『EDIT』をクリックして『EDIT』編集画面に移行する
- タイムライン上の何も無い所を右クリックして、 『Export』⇒「YouTube』とクリックします。 (Vimeoでも可)
- 動画の保存形式などを調整します。Frame rate(フレームレート)、Size(サイズ)などを指定して「publish』 を押すと動画が保存されます。
- 保存が終わると、「Tasks Log』ウィンドウが表示されるので、ファイル名をしてローカル内に保存できます。
まずは、『EDIT』をクリックして『EDIT』編集画面に移行しましょう。続いて、 タイムライン上の何も無い所を右クリックして、 『Export』⇒『YouTube』とクリックします。

続いて、 動画の保存形式などを調整します。Frame rate(フレームレート)、Size(サイズ)などを指定して『publish』 を押すと動画が保存されます。

- 保存が終わると、『Tasks Log』ウィンドウが表示されるので、ファイル名をしてローカル内に保存できます。

lightworksでできること

lightworksでできることは多岐に渡ります。
具体的な例としては、
- 動画のカット・結合・編集
- 音楽の追加・編集
- 字幕・テキストの追加・編集
- 画像の追加
- クリップとクリップの間を、視覚的エフェクトを用いて切り替えるためのトランジョン追加
上記のような機能が含まれており、基本的な操作はもちろん、どちらというと初心者向けというより、中級者以上向けのプロ御用達のソフトです。
無料版と有料版がありますが、無料版でも十分な程の機能を有しており、使いこなすことができれば、よりクオリティの高い動画編集が可能になるでしょう。
lightworksはハリウッドなどの数多くの動画編集にも使用されているのも大きな魅力の一つです。
まとめ
今回は、lightworksの特徴や基本的な使い方や動画をエンコードする方法を解説しました。lightworksは無料ながら多くの機能を搭載しているプロ用の編集ソフトです。
中級者~上級者向けのソフトであるため、初心者の方にも扱い辛いですが、慣れてしまえば lightworks一本で自由度のあるクオリティの高い動画を制作できます。そのため、初心者の方にも是非使って頂きたいソフトです。本記事をよく読んで、lightworksの特徴や基本的な使い方や動画をエンコードする方法などを詳しく理解して頂ければ幸いです。
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