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2021年01月12日(公開: 2021年01月12日)
shotcutで字幕を編集するには?特徴や基本的な使い方も紹介!
完全無料ながら高性能な動画編集ソフト「shotcut」は、4K動画の編集ができ、複数ファイルの連結・合成やエフェクトなど、多彩な機能が人気の秘訣です。
ここでは、「shotcut」の特徴や、字幕を入れて編集する方法などを紹介します。
shotcutとは
「出典:https://shotcut.org」
shotcutは海外の動画クリエイターに人気の動画編集ソフトで、無料で利用することができます。無料で利用できる編集ソフトはshotcut以外にもiMovieやAviUtlなど色々なソフトがありますが、shotcutは有料ソフトと変わらないレベルで質の高いソフトです。
無料かつ機能の制限は一切なく、編集した動画にロゴが掲載されてしまうことも一切ありません。現在有料ソフトに毎月高い費用を支払っている方もshotcutの機能を知れば乗り換えたくなることでしょう。
完全無料の高性能動画編集ソフト
完全無料の動画編集ソフトでありながら、shotcutは有料ソフトに負けないくらい高性能です。基本的な編集はもちろん、デフォルトで搭載されたテンプレートを利用すれば数秒で高度なエフェクト編集を適用させることができます。テキストアニメーションや場面転換に使用されるトランジションエフェクトなど豊富な素材が多数揃っています。
また、使い方に関してもYouTubeやネット記事で多くまとめられているので、編集方法が分からなくても簡単に調べることができます。
パソコンのOS全てに対応可能
shotcutは全てのOSに対応しており、使用するパソコンが制限されません。MacやWindows、Linux全てのパソコンで使用でき、編集ソフトの為にパソコンを買い直す必要はありません。shotcutの利用者が多い理由のひとつでもあります。動画プロジェクトを複数人で管理したい場合でも、OSに制限されないので非常に便利です。
shotcutでできること
shotcutで行えることは以下の通りです。基本的な編集から高度な編集まで非常に簡単な操作で実装することが可能です。
- 複数の動画・画像・音声ファイルを連結合成
- フェードイン・アウト
- トランジション
- テキスト合成
- 明るさ調整
- 彩度調整
- 透明度調整
- クロマキー合成
- モザイク合成
- 映像の回転・反転
- クロッピング
- 音声ノーマライズ
- 音量ゲイン
無料ソフトでは難しい映像のカラーグレーディングや高度なエフェクト編集にも対応しているので、痒いところに手がとどくソフトと言えるでしょう。
shotcutで字幕・テキストを追加する方法
shotcutで字幕やテキストを追加する方法は以下の手順で行います。
- タイムラインに字幕やテキストを編集したい動画を追加
- 画面上部のツールバーからフィルタをクリック
- フィルタの「+」をクリック
- フォントや表示位置などを調節
字幕やテキストを追加する編集は非常に使用頻度の多い作業なので、なるべく効率よく行えるようにしておきましょう。
1.タイムラインに字幕やテキストを編集したい動画を追加
まずはタイムライン上に字幕やテキストを追加したい動画を配置します。shotcutに読み込んだだけではテキスト編集は行えないので、必ず読み込んだ後にタイムラインにドラック&ドロップを行ってください。素材の読み込みは単独ファイルの場合は「ファイルを開く」から、複数ファイルの場合は「プレイリスト」から行ってください。
2.画面上部のツールバーから フィルタ をクリック
字幕やテキストはフィルタから追加するので、追加したいクリップを選択して赤いラインが表示された状態で、画面上部から「フィルタ」を選択します。
3.フィルタの「+」をクリック
「フィルタ」を選択すると画面左側にフィルタリストが表示されるので、その画面下部にある「+」をクリックします。その他のフィルタを追加する際もこの手順で行うので覚えておきましょう。
4.フォントや表示位置などを調整
「+」を選択して「映像」から「テキスト(シンプル)」または「テキスト(リッチテキスト)」を追加します。すると画像のようにテキスト入力欄とフォントやサイズ、表示位置を調節できるようになります。
shotcutそのほかの便利な機能
shotcutには字幕やテキストを追加するだけでなく、以下のような便利な機能があります。
- 複数動画を結合する
- 動画にフィルタをかける
どちらも非常に使用頻度の多い編集で、使い方を覚えておくと編集にかかる時間を大幅に短縮できるはずです。特に動画にフィルタをかける編集は、場面転換やカラーグレーディングなど動画の印象を大きく変えることができる重要な編集です。
複数動画を結合する
複数動画を結合する方法は以下の手順で行います。
- 複数動画の読み込み
- タイムラインへの追加
複数動画の結合は、撮影した映像素材が複数ファイルに分割されている際に使用します。以下の方法で素材を読み込むと、連続する映像素材を結合された状態でタイムラインに追加できるので、素材をひとつずつ並べる必要がありません。
1.複数動画の読み込み
まずは複数動画の読み込みを行います。画面上部の「プレイリスト」を選択して、複数ファイルを一度に選択します。通常の「ファイルを開く」ではひとつのファイルしか読み込むことができないので、注意してください。複数ファイルを選択する方法は、クリックした状態でカーソルを動かしてまとめて選択するか、Macなら「⌘」Windowsなら「Ctrl」を押しながら選択することで、複数ファイルを選択した状態になります。選択できたらドラック&ドロップで追加してください。
2.タイムラインへの追加
次に同じ方法で読み込んだ複数ファイルを選択して、タイムラインにドラック&ドロップを行います。この時に全てのファイルを選択できていないと結合された状態で追加することができないので、覚えておきましょう。
動画にフィルタをかける
動画にフィルタをかける方法は以下の手順で行います。
- タイムライン上で、フィルタをかけたいクリップを選択
- ツールバー上の「フィルタ」ボタンをクリック
- フィルタリストの左下にある+をクリック
- パラメーターを調整
動画にフィルタを適用させることで、映像や音声の印象を大きく変えることができます。shotcutではデフォルトで多くのクオリティの高いフィルタを使用できるので、積極的に使用してください。
1.タイムライン上で、フィルタをかけたいクリップを選択
まずはフィルタを適用させたいクリップをタイムライン上で選択します。フィルタは選択したクリップにしか適用されません。クリップが正しく選択されている状態では、クリップの周りに赤いラインが表示されるはずです。
2.ツールバー上の「フィルタ」ボタンをクリック
クリップを正しく選択している状態で、画面上部の「フィルタ」を選択します。
3.フィルタリストの左下にある + をクリック
「フィルタ」を選択すると画面左側にフィルタリストが表示されます。この時点では何も適用していないので、フィルタリストには何も表示されていないはずです。フィルタリストの左下から「+」をクリックして追加したフィルタを選択します。shotcutで適用できるフィルタは以下の通りです。
- ぼかし
- 色温度の調整
- ホワイトバランス
- セピア調
- レトロ(ほこり、傷、映写機、粒子)
- クロマキー
- フェードイン/フェードアウト
4.パラメータを調整
最後に追加したフィルタの強さや各種設定をパラメーターで調整します。パラメーターはフィルタリストに表示されています。クリックした状態でカーソルを左右にスライドさせることで調整できます。フィルタはひとつのクリップに複数追加することも可能なので、色々と追加して試してみてください。
まとめ
今回は無料で利用できる高性能動画編集ソフトshotcutで、字幕やテキストを追加する方法について解説しました。shotcutを使えば簡単な操作でテキストを追加することができ、テキストアニメーションも数秒で適用させられます。この記事を参考にして字幕やテキストの追加を行ってみてください。
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