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2021年02月10日(公開: 2021年02月09日)
OpenShot
Video
Editorで動画をカットするには?そのほかの使い方も一挙紹介!
OpenShot Video Editorは、初心者向けながら機能が豊富で、完全無料なのが魅力の動画編集ソフトです。
ここでは、OpenShot Video Editorで動画をカットする方法のほか、特徴や機能について詳しく解説します。
OpenShot Video Editorとは
OpenShot Video Editorは動画編集初心者の方でも直感的に操作することができるソフトで、費用をかけることなく無料で使用することができます。元々Linux用として制作した編集ソフトだったのですが、2020年現在はWindowsやMacにも対応しているので、利用者が増加しています。
無料の編集ソフトの中では機能も豊富で、多彩な編集を行うことが可能です。また、ソフトのバージョンアップも頻繁に行われており、ソフトの不具合の解消やより操作しやすいように改善されています。
タイムライン編集で初心者でも簡単に動画編集が可能
OpenShot Video Editorはタイムラインと呼ばれる編集画面に素材を配置して、直感的に編集を行いやすい特徴があります。タイムラインは左側から右側に行くに連れて動画が進行していき、レイヤーと呼ばれる箇所に素材を配置すれば自然と画面構成を理解することができます。
色々なエフェクトやクロマキー合成、スロー再生など動画を高いクオリティにできる編集を行うことが可能です。動画編集を行ったことがない方でもタイムライン編集では簡単に編集の流れを理解できるようになるはずです。
多彩な編集機能
OpenShot Video Editorは多くの映像ファイル、音声ファイルの読み込みに対応しており、素材のファイル形式を変換することなく撮影した素材のままソフトに読み込むことができます。また、無料の編集ソフトながら400種類以上のトランジションを無料で利用でき、タイトルテンプレートを使えば、ドラック&ドロップを行うだけでテキストに特殊効果を適用させることが可能です。
作成した動画はあらゆるプラットフォームに最適化されたフォーマットで書き出すことができ、編集した動画はすぐに活用することができます。
無料で利用できる
OpenShot Video Editorは現在Linux、Windows、Mac全てのOSで利用することができ、使用上の機能制限や追加費用が発生することは一切ありません。他にも無料で利用できる編集ソフトはありますが、OS関係なく使えるソフトは限られてくるので、動画編集を始めるためだけに対応したOSのパソコンを購入する必要はありません。
また、動画編集を複数人で進行していく場合でも無料でダウンロードできるので管理しやすい特徴があります。
OpenShot Video Editorをダウンロードするには?
「出典:https://www.openshot.org/ja/」
動画編集ソフトを利用するには、まずソフトをダウンロードしてからパソコンにインストールする必要があります。もちろん無料でダウンロードできるので、以下を参考に進めてみてください。
1.ダウンロード
まずは以下の公式サイトからダウンロードを行います。
公式サイトにアクセスして「v2.5.1をダウンロード」という青いリンクをクリックします。ダウンロード自体はリンクをクリックするだけで行われますが、OSに対応したリンクを表示させる必要があるので、画面下部のOS名をクリックしてからダウンロードしてください。
2.インストール
「出典:https://kb.seeck.jp/archives/17247」
インストール時には使用する言語を設定できるので、「日本語」を選択して「OK」をクリックします。以降は使用許諾契約書に同意をして、インストール先のフォルダを指定します。最終的にインストール準備完了の画面が表示されるので、「インストール」を選択します。
インストール後は追加したフォルダからクリックすることでソフトを立ち上げることが可能です。
OpenShot Video Editorの基本的な使い方
OpenShot Video Editorの基本的な使い方を解説します。動画編集を行った方は分かるかと思いますが、素材をソフトに読み込んでから編集を行って書き出しを行うまで、以下の流れで編集していきます。
-
- ファイルの追加
- 「プロジェクトファイル」に追加
- エフェクトの追加
- 動画の書き出し
1.ファイルの追加
「出典:https://freesoft-100.com/review/openshot-video-editor.html」
動画編集はまず最初に素材をソフトに読み込むことから始まります。ソフトを起動したら画面上部から「+」マークをクリックして素材ファイルの追加を行います。
2.「プロジェクトファイル」に追加
ファイルをソフトに読み込むと自動的にプロジェクトファイルに素材が追加されます。そして編集を行うには画面下部のタイムラインに追加する必要があるので、素材をドラック&ドロップを行います。
3.エフェクトの追加
「出典:https://freesoft-100.com/review/openshot-video-editor.html」
映像や音声素材に特殊加工を加えたい場合は、画面左側にある「トランジション」や「エフェクト」をクリックしてタイムラインの素材へドラック&ドロップを行うことで適用させることができます。特殊効果を適用させた場合は画面右側からプレビュー動画の再生ボタンをクリックして、確認しておきましょう。
4.動画の書き出し
「出典:https://freesoft-100.com/review/openshot-video-editor.html」
全ての編集作業が終了したら動画の書き出しを行って、1本の動画として保存します。OpenShot Video Editorの書き出しでは保存先のフォルダと以下のプロファイルを設定することができます。
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- Blu-ray/AVC-HD(AVCHDディスク)
- DVD(DVD-NTSC/DVD-PAL)
- Web(Flickr-HD/Metacafe/Picasa/Vimeo/Vimeo-HD/YouTube/YouTube-HD/ウィキペディア)
- デバイス(Apple TV/Nokia nHD/Xbox 360)
- その他の形式・AVI(h.264) / AVI(mpeg2) / AVI(mpeg4) / FLV(h.264) / MOV(h.264) / MOV(mpeg4) / MP4(Xvid) / MP4(mpeg4) / MPEG(mpeg2) / OGG(theora/flac) / OGG(theora/vorbis) / WEBM(vpx)
ここで設定したプロファイルによって動画の活用先が変わってくるので、正しい設定で書き出すようにしてください。
OpenShot Video Editorで動画をカットするには?
動画をカット編集するには以下の手順で行います。
-
- 編集したいクリップを選択
- 編集したいクリップを選択
- 動画をトリミング
- 動画をトリミング
- プロジェクトファイルに追加
- プロジェクトファイルに追加
- タイムライン上にクリップを編集する
- タイムライン上にクリップを編集する
カット編集は素材を任意の箇所で分割する作業で、必要な部分だけを残したり、不要な部分を取り除いたりして編集します。タイムライン上でルーラーを使用する方法とカミソリツールを使用する方法の2種類があります。最大で800秒まで調節することができます。
1.編集したいクリップを選択
「出典:https://eizone.info/openshot-video-editor/」
まずは編集したいクリップを選択します。プロジェクトファイルからクリップを選択してコンテキストメニューから「クリップを分割」をクリックします。編集画面が立ち上がるので始点と終点を調節してください。
2.動画をトリミング
「出典:https://eizone.info/openshot-video-editor/」
クリップを選択して編集画面を開いたらシーケンスバーの始点と終点をカーソルでスライドさせて、作成ボタンをクリックします。トリミングする箇所を正確に調節したい場合はマウスで操作するのではなく、キーボードの左右カーソルで1ミリ秒単位で動かすと良いでしょう。トリミングした素材の名前は任意でファイル名を設定することが可能です。
3.プロジェクトファイルに追加
「出典:https://eizone.info/openshot-video-editor/」
トリミングした素材は画面左上のプロジェクトファイルに追加されます。再度トリミングを行いたい場合は、クリップを選択した状態でコンテキストメニューから「ファイルをプレビュー」を選択します。
4.タイムライン上でクリップを編集する
「出典:https://eizone.info/openshot-video-editor/」
タイムライン上に配置した素材をカット編集するには、画像の赤い縦のライン、再生ヘッドを分割したい箇所に移動させて、右クリックから「スライス」を選択します。すると分割後の左右の素材を保持するか選択できるので、クリックします。「スライス」以外にも「カミソリツール」を選択してからカーソルを動かして分割したい箇所でクリックを行います。
OpenShot Video Editorで動画をつなぐには?
カットした動画を繋ぎ合わせて編集するには以下の手順で行います。
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- はさみアイコンの左の磁石アイコンをクリック
- はさみアイコンの左の磁石アイコンをクリック
- トラジションの長さの変更
- トラジションの長さの変更
動画を上手く繋げ合わせるにはトランジションと呼ばれる特殊効果を適用させるのですが、OpenShot Video Editorではデフォルトで使用できるトランジションが豊富なので、積極的に活用してみてください。
1.はさみアイコンの左の磁石アイコンをクリック
はさみアイコンの左側にある磁石アイコンを選択した状態で、素材を重ねると自動的にトランジション効果が適用されます。トランジションは素材のつなぎ目にドラック&ドロップを行うと反映されます。
2.トランジョンの長さの変更
「出典:https://eizone.info/openshot-video-editor/」
OpenShot Video Editorはトランジションを事前に指定しておくことで、素材を重ねるだけで自動的に適用させることができます。トランジションタブを選択してから効果を選択して、素材を移動させるだけです。
OpenShot Video Editorでエフェクトをかけるには?
OpenShot Video Editorでエフェクトを適用させる方法は非常に簡単です。使用できるエフェクトには以下のような特殊効果があります。
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- ぼかし
- 輝度とコントラスト
- インターレス解除
- クロマキーなど
1.エフェクトを選択
「出典:https://eizone.info/openshot-video-editor/」
使用方法は簡単です。エフェクトパネルを開いた状態で適用させたい素材へドラック&ドロップを行います。エフェクトは一つの素材に複数適用させることが可能です。
2.エフェクトを削除するには
「出典:https://eizone.info/openshot-video-editor/」
適用させたエフェクトを削除するには、カーソルを削除したいエフェクトに合わせて右クリックでコンテキストメニューを開き、「エフェクトを削除」を選択します。
まとめ
今回は無料で利用できるOpenShot Video Editorのダウンロード方法やカット編集など基本的な使い方について解説しました。シンプルな画面構成で簡単に編集を行えるソフトなので、この記事を参考にして試してみてください。
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