FilmoraProで動画に音声を入れるには？効果的な使い方を一挙紹介！

プロ並みの動画を簡単に作ることができると評判の「FilmoraPro」は、どのような機能や特徴があるのでしょうか。

ここでは、「FilmoraPro」で動画に音声を入れる方法を詳しく説明します。

FilmoraProでBGMを挿入するには？

FilmoraProでは、全トラック編集やクリップ別の個別編集などさまざまなレベルで音声編集が可能です。

他の動画編集ソフトと同様に、動画にBGMを追加したい場合もFilmoraProであれば簡単に挿入することができます。

BGMを効果的に挿入する方法

では、BGMを追加したい場合の手順を見てみましょう。

まず挿入したい音声ファイルをアップロードします。続いて、アップロードした音声ファイルをタイムライン上にドラッグ&ドロップするだけで追加完了です。

既に挿入している動画素材にBGMとして追加したい場合は、動画素材の下に挿入することで同時に再生されるようになります。

FilmoraProで音声自動シンクロ機能を使うには？

FilmoraProでは、別々で記録した動画素材と音声素材をメディアパネル上で統合する「音声自動シンクロ機能」も備わっています。

1. ビデオとオーディオファイルを結合する
2. ビデオとオーディオファイルを同期する

上記2つのやり方について詳しく解説していきます。

1.ビデオとオーディオファイルを結合するには

始めに、ビデオとオーディオファイルを結合する方法についてご紹介します。

この方法は、例えば「カメラで撮影した映像・音声と音声だけを別撮りしたファイルを統合したい」なんて時に便利な機能です。

①【オーディオと動画の結合】オプションを選択

ビデオとオーディオファイルを結合する方法は、統合したい動画ファイルと音声ファイルを選択し、右クリック→「オーディオとビデオを統合」を選択します。

②同期開始

オーディオとビデオの結合が開始され、同期されたファイルは動画ファイルと同じ名前になり、メディアパネルに追加されます。

また、同期した両方のファイルも元の状態のままメディアパネルに表示されます。

2.ビデオとオーディオファイルを同期するには

複数のビデオとオーディオファイルをまとめて同期することも可能です。

同期したいクリップをすべて選択し、選択したクリップのいずれかを右クリックして「オーディオと動画の同期」を選択します。

すると、FilmoraProが自動的にファイルの組合せを探し、動画ファイル内の既存のオーディオを置き換え、選択した動画の各組合せの新しい同期ファイルを作成します。

FilmoraProで音声の雑音やノイズを除去する方法

撮影した動画のオーディオファイルに、雑音が入っていることがありますが、これはバックグラウンドノイズと呼ばれています。

FilmoraProの音声編集において、便利な機能の一つに「ノイズ除去機能」があります。

これは、撮影した動画ファイルや音声ファイルに雑音が入ってしまった際に使える便利な機能です。

「オーディオ」のエフェクトを使ってノイズを除去

FilmoraProでは、「オーディオ」のエフェクトを使用して、バックグラウンドノイズを除去することができます。

ファイルに「ノイズ減少」エフェクトを適用することで、動画ファイルのノイズを素早く簡単に取り除き、映像のクオリティーを上げることができます。

ノイズを除去する方法

使い方としては、エフェクトパネルから「オーディオ」→「ノイズ減少」のエフェクトをクリップに適用することでノイズを除去することができます。

FilmoraProで音量を調整する方法

音声を挿入した後は、動画全体の音量調整やBGMや効果音などの個別音声の最終調整をする必要があります。

FilmoraProの音声調整では、コントロールパネルからボリュームやピッチをスライダーで調整したり、フェードイン/フェードアウト エフェクトの適用や再生時間の長さの調整を行うことができます。

オーディオミキサーを利用する

FilmoraProには、高度な音響調整のオーディオミキサー機能が付いています。

オーディオミキサーとは、音量や音質を調整し、左右のスピーカーのボリュームをコントロールしたり、音割れやノイズを軽減したりする機能です。

オーディオミキサーを使いこなすことによって、複数のオーディオトラックの音声やBGM、効果音などをレイヤー上で個別に管理しながら効率良く作業を進めることができるようになります。

オーディオミキサーでできる調整

オーディミキサーを活用して調整できる基本的な項目を4つご紹介します。

1. レベル
2. バランス
3. ミュートとソロ
4. マスター

それぞれの調整方法について詳しく見ていきましょう。

①レベル

タイムライン上にあるクリップの白い線はオーディオのレベル（音量）を表しています。

この白い線を上下にドラッグして動かすことでレベルを調整したり、各クリップで異なる値を設定することができます。

また、オーディオミキサーも同様に白い点を上下に動かすことで調整が可能です。

②バランス

オーディオミキサーには、枠内にある点を左右に動かすことでオーディオのバランス調整ができます。

③ミュートとソロ

オーディオミキサーにある「消音」を選択することで適用されたクリップをミュートにしたり、「ソロ」を選択することでソロオプションを有効にしたりできます。

④マスター

複数のオーディオクリップが挿入されている場合、オーディオミキサーの「マスター」上にあるオーディオモニターを調整することで全てのクリップを調整することができます。

まとめ

以上、FilmoraProで動画に音声を入れる方法をご紹介しました。

FilmoraProは、Wondershare社が提供している編集、モーショングラフィック、エフェクト、色調補正ツールなど、高度なツールを搭載した本格的ビデオ編集ソフトです。

同社が提供しているシリーズに「Filmora X」という完全初心者向けに設計され動画編集ソフトがありますが、FilmoraProでは、映像プロ向けに設計されて作られた動画編集ソフトです。

Filmora Xよりも高度なエフェクト機能やタイトル、詳細コントロール、スコープ機能、レイアウト、オーディオミキサー、出力詳細設定などの機能が使えるため、細かいカスタマイズやこだわりを的確に実現させるためにデザインすることができます。

無料版も提供されているため、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

FilmoraProについては、下記の記事で詳しく解説しています。
FilmoraProの特徴は？人気の秘密や使い方を紹介！

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