Yahoo!動画広告徹底解説

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2020年10月06日(公開: 2017年10月25日)

Yahoo!
ディスプレイ広告(YDA:旧YDN)で動画広告って配信できるの?種類3つと特徴を徹底解説

「Yahoo! ディスプレイ広告(YDA:旧 Yahoo!ディスプレイアドネットワーク:YDN)」でも動画広告を配信できることを知っているマーケターの方もたくさんいるのではないでしょうか?しかし、まだ動画広告の配信が可能になってからそんなに期間が経っていないため、どんな種類があるのかや課金形態について不安な点が多いです。

そこでこの記事では、YDAの動画広告の基礎知識から動画広告の種類をご紹介します。初心者の方にもわかりやすく事例も交えて解説していますので、記事を読んでぜひYDAの動画広告に挑戦してみてくださいね。

Yahoo動画広告(YDA)とは?

YDNの動画広告とは?

YDAは、「Yahoo!ディプレイ広告」の略称で、ヤフー株式会社が提供するディスプレイ広告です。以前は、 Yahoo!ディスプレイアドネットワークと呼ばれており、YDNという略称で広く知れ渡っていました。

YDAの広告配信先は、Yahoo!JAPAN内の各ページ、及び提携しているパートナーサイト。ただし、多くの配信は、日本一の訪問者数/PV数を誇るYahoo!JAPAN内への配信となります。

YDAでは、「過去にウェブサイトを訪れたユーザー」や「リーチしたいユーザー属性」などの条件を設定し、その条件を満たしたユーザーが閲覧しているYahoo! JAPANや提携サイトに広告を表示します。

Yahoo!ディスプレイアドネットワーク

YDAの強みは、Yahoo!ニュースやヤフオク!などのサービスに動画広告を掲載できるため、多くのユーザー数にリーチすることが可能です。

また、明確に欲求や目的が把握できるユーザーが検索した際に表示される検索連動型広告とは違い、Yahoo! JAPANのトップページなどユーザーがコンテンツを見ている際に表示されるディスプレイ広告では、潜在的なユーザーにアプローチできます。

そのため、まだサービスや商品を知らないユーザーや、自身の欲求や目的がわかっていないユーザーに興味を持ってもらうことが可能です。

アドネットワークについてもっと知りたい方はリンク先で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

https://richka.co/times/11813/

Yahoo動画広告(YDA)の種類3つ

広告 種類

参考:https://marketing.yahoo.co.jp/special/videoads/

Yahoo! JAPANは、2020年度にかけて、これまで複数に分かれていた広告プロダクトやサービスを統合する予定と発表しています。

今後、YDA動画広告は以下の3種類のカテゴリーに分類されます。

  • ディスプレイ広告 (運用型)※2020年7月頃に利用可能
  • ディスプレイ広告 (予約型)※2020年秋から順次提供開始予定
  • インストリーム広告

Yahoo!広告への名称変更

参考:https://marketing.yahoo.co.jp/service/yahooads_renewal.html

ディスプレイ広告 (運用型)

アウトストリーム広告 (運用型)

参考:https://marketing.yahoo.co.jp/special/videoads/

ディスプレイ広告 (運用型)は、Yahoo! JAPANのトップページなどのウェブページの広告枠に配信される動画広告です。

特徴としては、これまで複数の広告やサービスを利用して、認知から獲得、継続まで提供していましたが、ディスプレイ広告 (運用型)は、これらをワンストップで配信することが可能になります。

広告プロダクトの統一

参考:https://marketing.yahoo.co.jp/service/yahooads_renewal.html

ディスプレイ広告 (運用型)のメリット

  • 広告出稿までのプロセスを一本化できる
  • キャンペーン(配信)目的にあわせて、課金再生数を最大化してくれる

ディスプレイ広告 (運用型)のデメリット

  • 動画領域が50%以上表示された際に、動画の再生が自動で開始される
  • まだ提供されていないサービスがある(新機能の提供予定2020年度第2四半期~)

ディスプレイ広告 (運用型)の課金形態

キャンペーン目的によって、入札戦略や課金ポイントが異なります。

目的 入札戦略 広告タイプ 課金ポイント
サイト誘導 CPC バナー(動画)
レスポンシブ(動画)
クリック
動画再生 CPV バナー(動画)
レスポンシブ(動画)
10秒再生
※「10秒未満」の動画は視聴完了
アプリ訴求 CPA/CPC レスポンシブ(動画) クリック
コンバージョン CPA/CPC バナー(動画)
レスポンシブ(動画)
クリック
商品リスト訴求 CPA/CPC 動的ディスプレイ クリック
ブランド認知 vCPM バナー(動画) ビューアブルインプレッション

参考:https://s.yimg.jp/images/marketing/portal/paper/yahooads_displayads_auction.pdf

ディスプレイ広告 (予約型)

アウトストリーム広告 (予約型)

参考:https://marketing.yahoo.co.jp/special/videoads/

ディスプレイ広告 (予約型)は、ディスプレイ広告 (運用型)と同様に、Yahoo! JAPANのトップページなどのウェブページの広告枠に配信される動画広告です。

ディスプレイ広告 (予約型)は、運用までを一貫して行うディスプレイ広告 (運用型)と違い、ブランド認知の向上や動画再生を目的とした配信に向いています。

広告フォーマットが豊富にあるディスプレイ広告では、トップページに掲載される広告を「ブランドパネル」と呼び、広告サイズや配置によって以下の種類に分類されます。

  • Yahoo! JAPAN ブランドパネル パノラマ
  • Yahoo! JAPAN ブランドパネル クインティ
  • Yahoo! JAPAN ブランドパネル スクエア
  • Yahoo! JAPAN プライムボード
  • Yahoo! JAPAN プライムビジョン
  • Yahoo! JAPAN トップページ カスタマイズ企画

多様なフォーマットから配信目的にあった方法を選択することができます。

ディスプレイ広告 (予約型)のメリット

  • ブランド認知の向上や動画再生に向いている
  • キャンペーン(配信)目的にあわせて、課金再生数を最大化してくれる

ディスプレイ広告 (予約型)のデメリット

  • 動画領域が50%以上表示された際に、動画の再生が自動で開始される
  • 機能は段階を経て提供される可能性がある

ディスプレイ広告 (予約型)の課金形態

キャンペーン目的によって、入札戦略や課金ポイントが異なります。

目的 入札戦略 広告タイプ 課金ポイント
サイト誘導 CPC バナー(動画)
レスポンシブ(動画)
クリック
動画再生 CPV バナー(動画)
レスポンシブ(動画)
10秒再生
※「10秒未満」の動画は視聴完了
アプリ訴求 CPA/CPC レスポンシブ(動画) クリック
コンバージョン CPA/CPC バナー(動画)
レスポンシブ(動画)
クリック
商品リスト訴求 CPA/CPC 動的ディスプレイ クリック
ブランド認知 vCPM バナー(動画) ビューアブルインプレッション

参考:https://s.yimg.jp/images/marketing/portal/paper/yahooads_displayads_auction.pdf

インストリーム広告

インストリーム広告

参考:https://marketing.yahoo.co.jp/special/videoads/

インストリーム広告は、動画コンテンツの再生前や再生中に挿入される動画広告です。

Yahoo! JAPANとGYAO!の両サービスに掲載されるため、幅広いユーザーへリーチすることができます。また、表示回数を保証する「Views保証型」という配信方式です。

特徴としては、視聴完了率が高く、ユーザーに内容を伝えやすい動画広告となっています。

インストリーム広告のメリット

  • 視聴完了率が高く、ユーザーに内容を伝えやすい
  • Yahoo! JAPANとGYAO!の両サービスに掲載されるため、幅広いユーザーへリーチ可能

インストリーム広告のデメリット

  • 長尺の動画広告はパソコンのみ配信可能
  • スキップされない動画クオリティが必要

インストリーム広告の課金形態

インストリーム広告は100万円からViews保証型で配信することができます。

動画時間 価格
6秒 1.67円~/View
15秒 2.0円~/View
30秒 2.4円~/View
長尺 2.4円~/View

参考:https://s.yimg.jp/images/marketing/portal/paper/yahooads_displayads_auction.pdf

入稿可能な動画フォーマット

YDAの動画広告で利用できる動画フォーマットには、長方形と正方形の2種類があります。

正方形の動画フォーマットは、Yahoo! JAPANのトップページに表示される広告の中でも最大の表示面積なので、高い視認効果が得られます。

長方形 正方形
アスペクト比 16:9 1:1
最小ピクセルサイズ

(横×縦)

640pixel × 360pixel 600pixel x 600pixel
ファイルサイズ 最大200MB 最大200MB
動画フォーマット

(拡張子)

.mp4 .mp4
再生時間 最小5秒~最大60秒 最小5秒~最大60秒

より詳しい内容は以下のページで確認してください。

Yahoo!広告ヘルプ-レスポンシブ(動画)

Yahoo動画広告(YDA)の課金形態

課金

動画再生を目的としたキャンペーンの場合、動画広告の課金方式は「動画視聴課金」です。

課金のタイミングは以下の2つです。

  • 動画広告の再生後、10秒以上経過した場合
  • 動画が最後まで再生されたタイミング(10秒未満の動画広告の場合)

入札価格は1,000回の再生数に対して金額を設定しますが、動画1回の再生に対して課金されます。

<課金例>

1,000回の再生に対する入札価格が5,000円の場合
→1回の再生に対して最大5円が課金されます。

Yahoo動画広告(YDA)の事例

マツダ株式会社

マツダ株式会社は、「MAZDA CX-5」のプロモーションとしてYahoo! JAPANのトップページにアウトストリーム動画広告を掲載しました。

Yahoo! JAPANが提唱する「Video for Action」を活用して、テレビCMと組み合わせてリマインド効果として活用することで、プロモーション効果の最大化しています。

また、ユーザーのアクションを促す、3パターンのクリエイティブを用意し、最も効果的なクリエイティブパターンで配信することに成功しました。

3つのクリエイティブパターン

参考:https://marketing.yahoo.co.jp/case/post/20191028753071.html

パナソニック株式会社

パナソニック株式会社は、”商品認知”、”機能訴求”、”キャンペーン認知”の3つを目的とした洗濯機のプロモーションに正方形フォーマットの動画広告を活用しました。

30代から40代の女性をターゲット層として捉え、スマホファーストに設計した動画広告を配信しています。

女性はスマートフォン経由の流入が多く、購買に対して意思決定者であるケースが多いため、スマホファーストの動画広告では、20代から40代の女性に高い認知効果を生み出すことに成功しました。

成果

参考:https://marketing.yahoo.co.jp/case/post/20190329661596.html

株式会社マイナビミドルシニア

株式会社マイナビミドルシニアは、40代〜60代を対象にした求人サイト「マイナビミドルシニア」をより多くの人に活用してもらうため、アウトストリーム動画広告を活用しました。

また、動画の途中や前後に静止画で求人サイト「マイナビミドルシニア」への遷移が可能なCTAを設定し検証しています。

クリエイティブフォーマット

参考:https://marketing.yahoo.co.jp/case/post/20200526832924.html

結果、指名検索が1.2倍となりサイトの認知向上につながり、応募件数が通常の1.1倍になり、サイトを活用してくれる新規ユーザーの獲得に成功しました。

Yahoo動画広告(YDA)を成功させるポイント

ポイント

字幕をつける

動画広告では、字幕付きの動画が必須条件と言っても過言ではないくらい重要とされています。

理由は以下の3つです。

  • ミュート再生にも対応可能
  • アクセシビリティの向上
  • インバウンドに対応

特に若年層や女性ユーザーはモバイル環境で使用していることが多く、マナモードなどでミュート再生になっていることを想定して動画を作るべきと言えるでしょう。

また、字幕があれば耳が不自由な方やお年寄りでも動画の内容を理解できるため、伝えられるユーザー数が多くなります。

日本だけでなく世界に向けて宣伝したい場合は、翻訳言語を字幕として活用することで世界中の方達に楽しんでもらえる動画広告となるでしょう。

アテンションでユーザーを引きつける

アテンションとは、「注意」や「注目」という意味です。YDA動画広告を含め、他の媒体で配信する動画広告でもほとんどがスキップ可能な環境です。

そのため、視聴者の視界に入ってからすぐにアテンションを引くことができるかは動画視聴につながる重要なポイントになります。

アテンションの早期獲得には以下の3つのコツを覚えておきましょう。

  • 冒頭にインパクトのある要素を持ってくる
  • 15秒以内に伝えたいことを届ける
  • テキストのアレンジをする

動画広告作成する際は、動画の序盤・中盤までのアテンション獲得を目指して作成するようにしましょう。

冒頭は下半分に重要な情報は入れない

YDAの動画広告では、2種類の動画再生パターンがあります。

  • 自動再生の場合
  • 動画再生画面の場合

自動再生の場合、動画領域が50%以上表示された際に、動画の再生が自動で開始されます。

<自動再生のイメージ>

  1. タップすると、動画再生画面を表示し、動画の再生を開始します。
  2. タップすると、動画再生画面を表示し、動画を最初から再生します。
  3. タップすると、リンク先URLのページを表示します。

自動再生の場合

参考:https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/ydn/articledetail?lan=ja&aid=12072

そのため、冒頭に動画画面の下半分に動画の理解に関わる内容や伝えたいメッセージを入れてしまうとユーザーが気づけない場合があるので注意しましょう。

<動画再生画面のイメージ>

  1. タップすると、動画を一時停止します。
  2. タップすると、動画の再生を再開します。
  3. タップすると、動画を最初から再生します。
  4. タップすると、リンク先URLのページを表示します。
  5. タップすると、タイムライン表示に戻ります。

動画再生画面の場合

参考:https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/ydn/articledetail?lan=ja&aid=12072

まとめ

Yahoo! JAPANのYDA(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)の動画広告の種類や特徴、メリット・デメリットまで詳しく解説しました。

YDAの動画広告は、Yahoo!ニュースやヤフオク!などのサービスに動画広告を掲載できるため、多くのユーザー数にリーチできる媒体です。

動画広告を上手く活用することで、自社サービス・商品の情報を多くのユーザーに届けることができます。

本記事を参考にぜひ試してみてくださいね。

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