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2021年04月09日(公開: 2017年08月07日)

動画編集者視点で考える、構成力の大切さ

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動画を編集する上で大切な構成力

1分間の動画の情報量は、180万言語、WEBページ3,600頁に匹敵すると言われています。その動画の強みは広く認知されており、今では毎日大量の動画がさまざまな場所でわたしたちに情報を訴えかけています。

しかし、動画が啓蒙や広告のツールとして長けているとはいえ、1本の動画で人が把握できる情報量はどうしても限られてしまいます。なので、映像制作を生業にするわたしたちには「一番伝えたい情報を漏れなく視聴者に伝える」というミッションが課せられます。

ただ動画を作るだけではなく、その動画のテーマを視聴者に理解してもらい興味を持ってもらうことが、動画コンテンツ制作の広義の目的としてあるからです。

そこで重要になってくるのが、構成力。不要な情報はできるだけ削ぎ落とし大切な情報をピックアップすることで、伝えたいことが明確にされた構成を作る力です。

伝えたいことが伝わる構成に組み立てていく

例えば、クライアントが深く愛情を込めてつくった新製品を動画でPRするとなったら、訴求したいことは山ほど出てきます。

しかし、あれもこれもとこだわりの内容を詰め込み過ぎると動画のテーマが定まらず、観終わったときに「商品の強みが結局何がだったのかわからない」「一番伝えたかったことが伝わってない」という感想に陥ってしまうことが多くあります。

内容を凝縮できるけど、情報過多に陥ると望んでいた効果に届かないという事態。そうならないために、軸をしっかり決めて、伝えたいことが伝わる構成に組み立てていく必要があります。

動画の構成を考えるための軸

動画を作る際に考える軸は3つ。

1:ターゲット:動画を誰に観て欲しいのか
2:媒体:どこで動画を観せるのか
3:目標:この動画を作ることで、どんな効果を期待するのか
この3つの軸を前もって決めておくことが肝心です。

これらが決まってから、「どんなコンセプトが良いのか」「どんなデザインテイストが良いのか」「どんなストーリーになればいいのか」などの構想を広げていくのです。

動画の内容を分かりやすく伝えるための構成

動画の構成は、演出次第で様々なアプローチが成り立つので、一概に決まったルールはありません。しかし「分かりやすい動画を作る」という観点では、英文のパラグラフ・ライティングのような構成を立てるとより分かりやすくなります。

パラグラフ・ライティングとは1つのテーマ、トピックについて記述する、下記のような構造です。

1:トピック・センテンス(主題)
段落の主題を述べる。(今からこれこれについて書きますよ、という宣言)
2:サポーティング・センテンス(支持文)
1:で挙げた主題について、例や、具体的なことを書いていく。
3:コンクルーディング・センテンス(まとめ)
結びの言葉。1:の主題の言い換えや、2:の要約的な内容がくる。

最初に言いたいことをストレートに伝える欧米的な記述の仕方で、小論文やレポートに適したフォーマットですね。

これを映像構成的にしてみます。例えば、新しい掃除機を紹介する動画の構成に置き換えてみると、

①主題:〇〇社の新しい掃除機ができました!(宣言)
②支持文:吸引力が50%向上し、本体もこんなに軽くなりました!(機能例)
③まとめ:この掃除機を使えば、お部屋がもっと楽にきれいになりますよ!(商品の成果)

という流れですね。

また、主題を述べる際に、例えば「〇〇したいのに効果が出ない」「〇〇でお悩みの皆さん!」など問題提議を付け足したりすると、ターゲットも明確に、且つ今からどんなメリットのある商品が紹介されるのかも予測しやすくなります。

そういった工夫を施しながら、情報をまとめたスリムな構成を立てることで、より分かりやすい動画になるように制作していくのです。

必要な情報が視聴者に届きやすい動画の作例

ちなみに、弊社が運用しているfacebookメディアのcoasterでも、これらの考え方を踏まえた動画がいくつか存在します。

▼例えば、こちらの動画を分解してみます。


ターゲット:大人(お酒が好きな人に)
媒体:SNS(目を留めてサクッとみてもらえるように、短い尺でデザインもポップに)
目標:認知(ホットカクテルにも色々な種類があることを知ってもらう。)

構成
①主題:今からホットカクテルの話をします!(宣言)
②支持文:こんなに種類があるんです!(具体例)
③まとめ:おうちでもできるので、皆さんもぜひお試しください!(まとめ)

簡単に書くと、このようにまとまります。導入から最後まで、「この動画はホットカクテルを紹介している動画」という認識のまま観続けられると思います。

この考え方を応用していけば、企業紹介や製品紹介、サービスプロモーション、不動産の物件紹介、キャンペーン告知動画など様々な場合でも、必要な情報が視聴者に届きやすい動画を組み立てることができると思います。

まとめ

短い時間で大量の情報を伝えることができる動画ですが、そのメリットが時には仇になることも。より分かりやすく、精度高く情報を伝えるためには、ターゲット、媒体、目標の3軸の上で、伝わりやすい動画の構成を考えるのが鍵ですね。

動画編集のやり方については、下記の記事で詳しく解説しています。

【動画編集ガイド】動画編集のやり方を7つのステップで解説

[参考]「初めての英語パラグラフ・ライティング レポートの書き方・例」, 脱中級!37歳からの英語学習
[参考]「マーケ担当者様へ!動画活用のメリット・デメリットを解説!」, コマケンby動画工場

動画制作はストーリーが一番重要! 動画制作に必要なAIBACとは?

マーケティングに動画を取り入れて、商品・サービスの購入を促進したいと思っているけど、中々成果がでないと悩んでいる方へ。

動画をバズらせれば成果が出るのではと思ってはいませんか?

実はバズらせても一過性のもので、成果に繋がらないことも多いです。

一般的な動画制作ノウハウはデザインなどの見せ方に特化していることが多いですが、動画制作で成果を出すには「言葉(ストーリー)」が最も重要です。

ストーリーを考えるにあたって、重要な要素がAIBACと呼ばれるものです。

AIBACとは、以下のとおり。

  • ・Attention(注意喚起):開始2秒で視聴者への“注意喚起”を示す

    ・Interest(興味関心):商品や特徴を端的に伝えるための“興味関心”を示す

    ・Benefit(利益):商品の訴求を欲求レベルで伝える"利益”を示す

    ・Action(行動喚起)次の行動に誘導させるための“行動喚起”を示す



  • AIBACをベースにストーリーを考えることによって、未経験者でも簡単に成果を出しやすくなる動画を制作することができます。

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