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2020年03月03日(公開: 2020年03月02日)
10万本の動画分析からわかったクリエイティブ力よりマーケティング力が求められる2つの理由!
その理由をRICHKAでつくられた10万本以上の動画を分析した結果をふまえて解説していきます!
目次
動画広告の制作は総合格闘技のようなもの
ポスターやWebなど、平面をデザインすることが多かった私が動画の世界に入って感じたことは、「必要となる変数の多さ」です。
デザインは当たり前の事ながら、撮影や編集、時間軸のコントロール、BGM、モーショングラフィックスなど、求められるクリエイティブスキルはかなりあります。
さらに動画広告だと、どの配信面(媒体)で誰に何を伝えるかなどのマーケティングスキルも求められます。
動画制作に必要な要素を因数分解するとかなり複雑だとわかります……。
これからは「マーケティングスキル>クリエイティブスキル」が大事
では、特に大事なものは何か。RICHKAで制作された10万本以上の動画を元に様々な分析を行いました。
その上で誤解を恐れずにいうと、動画広告において「どう伝えるか」のクリエイティブスキルよりも、「何の目的で、誰に、どのチャネルで、何のメッセージを伝えるか」を設計するマーケティングスキルがこれからの時代には必要です。
その理由は主に2つあります。
①業種や配信先によって、一定のお作法があるため
②冒頭の訴求テキストを変更するだけでCVRが倍以上かわるため
それぞれ詳しく解説していきます。
業種や配信先によって動画広告のお作法がある
様々な媒体で動画広告の制作&効果検証をした結果、デザインや見せ方には一定のパターンがあるとわかりました。
- 配信先に合わせたスピード感
- 上限となる文字数
- 最後のCTA(導線)の作り方
など、世に存在する動画広告は完全にオリジナルというものはほとんどなく、何かしらのフォーマットに則って制作が行われています。
また、業種や目的によるデザインのトーンにも法則性がありました。
例えば「スーパーのチラシをイメージして下さい」というと、ほとんど同じものをイメージされるのではないでしょうか?
私たちはこの「業種×配信先」での見せ方の研究によって、パフォーマンスに一定の法則があると発見しました。
裏を返すと、一定の見せ方以上のクリエイティブに対する費用対効果はそこまで高くないのではないかと考えています。
最初のテキスト変更だけでもCVRに倍以上の差が
動画内で「何の目的で、どのチャネルで、何を、誰に伝えるか」のマーケティングスキルの可能性は無限大。
RICHKAをご活用していただいているお客様の動画広告の配信結果をみると、一部の変更だけで大きな効果の違いがあると分かったんです!
一例ですが、
- 冒頭の訴求テキスト一文を変更するだけでCVRに倍以上の差がでた
- 同じフォーマットを活用しても、冒頭のテキストと素材を変更するだけでCTRに10倍の差がでた
というケースがありました。
このような事例がたくさんでています。
動画広告クリエイターはマーケティングスキルも身につけるべし!
動画内で「何の目的で、どのチャネルで、何を、誰に伝えるか」のマーケティングスキルの可能性は無限大。
RICHKAをご活用していただいているお客様の動画広告の配信結果をみると、一部の変更だけで大きな効果の違いがあると分かったんです!
一例ですが、
・冒頭の訴求テキスト一文を変更するだけでCVRに倍以上の差がでた
・同じフォーマットを活用しても、冒頭のテキストと素材を変更するだけでCVRに10倍の差がでた
というケースがありました。
動画広告クリエイターはマーケティングスキルも身につけるべし!
私自身、クリエイターとして動画広告に向き合う中で痛感したことは、マーケティングスキルの重要性でした。
特にクリエイターは「誰に」「何のメッセージを」「どう伝えて」「どう動いて欲しいか」という部分が抜けがちなので、マーケティングを意識することが重要。
クリエイターが動画広告をつくりたいときに、時間や予算をかけてマーケターとやりとりするのではなく、一気通貫で作れるスキルが求められる時代がそこまできています。
仮説検証を爆速でまわせるRICHKAの強み
これまでクリエイターにマーケティングスキルが求められていると述べてきました。
マーケティングスキルを細かくいえば
- 4P(Product,Price,Place,Promotion)設計
- データ分析
- UI/UX
- CRO
- SEO
- ユーザーインタビュー
などあらゆるスキルが求められます。
しかし、動画広告においては、何よりも「仮説を立てて、検証する能力」が必要ではないでしょうか。
どのターゲットに、どのチャネルで、どんなメッセージを伝えれば、ビジネス成果をあげられるかの正解はありません。
極論、どうしたらビジネス成果がでるかはケースバイケース。
となると、いかに仮説を立てて、検証できるかが勝負になってきます!
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